遠い蒼空

末期ガン患者入院記録

ジョン・ファウルズ

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ジョン・ファウルズ ケータイ投稿記事

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学生の頃から30代くらいまで、よく読んだイギリスの作家。
なぜ読み始めたか。
当時、白水社から新しい世界の文学シリーズが出始め、それで、「コレクター」が訳されて読み、好きになった。
「コレクター」はその後、映画化され、なかなかいい出来だった。これで、ファウルズを知った人が多いのじゃないかな。
テレンス・スタンプという俳優が主人公を演じて好演。
小説では、監禁されるヒロインの手記に重点が置かれていて、そこが素晴らしい。「コレクター」は何度か読んだ。

他の作品では「魔術師」が面白く、わくわくしながら読んだ記憶がある。
「フランス軍将校の女」もいい。これも映画になっている。
もっと書くことがあるが、面倒になったので、終わり。
ファウルズは去年、死去。

勘違いしていたので加筆。
「コレクター」は1963年の作品。1965年に映画化された。
翻訳は1966年。私は先に翻訳を読み、その後、映画を観たので間違えた。
小笠原豊樹の訳はなかなかいい。監禁された女性の手記のほんの一部。

「音楽が流れた。
ゴールドベルク変奏曲。
一つの変奏は終りのほうでひどくゆっくりになり、ひどく簡潔に、ひどく悲しくなる。でもたいそう美しい。ことばでも絵でも現わせぬ、ただ音楽だけの美しさ。その美しい音楽が月光のなかを流れた。月の光と音楽のまじりあい。銀色の、遠い、貴い音楽。
(略)すべてが終らねばならぬという感じ。音楽も、私たちも、月も、すべてが。物事の核心に触れるならば、そこにはいつも悲しみがあるという感じ。キリストの顔のように美しい、銀色の悲しみ。」

さらに追加。
翻訳でざっと読んでみた。
すごい力業!圧倒される作品だ。

閉じる コメント(6)

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「コレクター」は見たように思ったのですが、原作の違うアメリカ映画でした。(^^;)

2006/11/12(日) 午後 5:40 低人

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古い映画ですね、60年代の。ワイラー監督。テレビでも観ました。淀川さんが「こわいですねー」って解説してましたね。

2006/11/12(日) 午後 5:45 [ 遠い蒼空 ]

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何故か晶文社かと思っていました。英語の発音の違いが階級差別を露骨に表現するという設定だったでしょうか。

2006/11/12(日) 午後 10:34 [ rrr*x9*8 ]

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階級の問題が底流にありますね。ちょっと読んでみたら、それがかなり大きい感じです。

2006/11/13(月) 午後 6:00 [ 遠い蒼空 ]

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この映画、コレクトするのは蝶々(てふてふ)ですね。女性の性器もバタフライでしたね。あ、それは前張りか。“プッシー・キャッツ”でしたか?

2007/12/21(金) 午後 10:23 瀧野川日録

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あ、そうか!それは気づかなかったです。
蝶のコレクター、女性のコレクター、同じなのですね。これは凄い指摘です。

2007/12/21(金) 午後 10:37 [ 遠い蒼空 ]


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