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昭和11年の作品。 「 曇天 ある朝 僕は 空の 中に、 黒い 旗が はためくを 見た。 はたはた、それは はためいて ゐたが、 音は きこえぬ 高きが ゆゑに。(略) かかる 朝(あした)を 少年の 日も、 屡しば 見たりと 僕は 憶ふ。 かの時は そを 野原の 上に、 今はた 都会の 甍の 上に。 かの時 この時 時は 隔つれ、 此処と 彼処と 所は 異れ、 はたはた はたはた み空にはとり、 いまも 変らぬ かの 黒旗よ。」
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中原中也
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はじめまして。いくつか(も)コメントを寄せたい書庫や記事があるのですが(「風と木の詩」や筒井康隆様の若き日の写真など)、ここにトラックバックさせていただきました。
2007/12/16(日) 午後 1:26
はじめまして。いい加減な書き散らしばかりですが、そうぞよろしくお願いします。
トラックバック、ありがとうございます。中也は好きです。
2007/12/16(日) 午後 1:40 [ 遠い蒼空 ]
「旗が はためく」という表現は、面白いなあと思います。
“旗なんだから、旗めいて見えるのは、当り前じゃん”と思って。
解釈間違ってるかもしんないですけど。
2009/1/1(木) 午後 10:02 [ おんくん ]
はためくものは旗だけじゃないからでしょうね。他に何があるのかな。
2009/1/1(木) 午後 10:13 [ 遠い蒼空 ]
うーん… 「洗濯物がはためく」。「ハンカチーフがはためく」。
「スーパーの袋がはためく」…袋は、“はためく”とは、言わないのかな。
よく、台風の日とか、“ばさばさ”飛ばされてるけど…
飛ばされてるのは、“はためく”とは、言わないか。
あ、でも、何かに引っかかってばさばさいってる時は、
“はためく”なのかな。一瞬ですけど、そんな状態。一瞬のはためき。
2009/1/1(木) 午後 10:23 [ おんくん ]
めくって言葉が、ようになる、といった意味だから、旗が元になってできた表現であるらしいですけどね。
2009/1/1(木) 午後 10:47 [ 遠い蒼空 ]