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戦後再開された芥川賞の選考委員に安吾がなっている。
由紀しげ子、小谷剛が受賞した戦後第一回の時から昭和28年までの選評が残っている。
五味康祐、松本清張が受賞した時の選評に以下の文章がある。
「以上当選ニ作のほか、安岡章太郎「愛玩」は独特の佳品、近藤敬太郎「黒南風」は構成力描写力ともに抜群の作品、吉行淳之介「ある脱出」は大人のマネもしてみたいと思って書いてみても、それでちゃんと成功している立派な作品。
以上三点も、芥川賞をもらってよい実力をそなえた作品であると思った。前回と同じく多士セイセイの感であった。」
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安吾が名前を挙げている3人はどれも「第三の新人」世代。時代の息吹きを感じさせますね。また、安吾の見識の確かなこと、これでよく分かります。
2008/2/12(火) 午後 5:21 [ 吉田ツグオミa.k.a.伊丹甚左 ]
「多士セイセイ」まさにその通りですね。名前見てるだけで
震えが走る・・・・・。
2008/2/12(火) 午後 6:36 [ すいす ]
ちょうど安岡を筆頭に第三の新人が連続して芥川賞をとった頃ですね。安吾は他の選評でも納得のゆく文を書いていますね。安吾の推す作品が受賞しています。
2008/2/12(火) 午後 6:42 [ 遠い蒼空 ]
この頃は後に大成する作家が続々と出てきた時代ですね。
2008/2/12(火) 午後 6:49 [ 遠い蒼空 ]