遠い蒼空

末期ガン患者入院記録

小説入門教室課題図書感想欄

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えー、課題図書を早々と出してしまったので、課題図書感想コーナーを作らなければならなくなりました。
太宰治の「桜桃」を読んだ感想をコメント欄に書いて下さい。
字数、形式、ご自由にどうぞ。

どうもまだ参加者がいないのに先走っている気配が濃厚ですが、気長に待ちます。
なお、そのコメント欄への私のレスは暫くは致しません。ある程度感想が溜まったら何か述べたいと思っております。
どうぞご参加下さい。

閉じる コメント(19)

「桜桃」の感想ですね・・・しばらくお時間をください。

2008/9/30(火) 午前 8:50 mayu

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ゆっくりとみなさんのご反応をみていきます。

2008/9/30(火) 午前 8:54 [ 遠い蒼空 ]

読みました。
確か二度目ですが、細かい部分はあまり覚えてませんでした。「涙の谷」という言葉でぴんときましたが。太宰が長男の障害を苦にしていたということについて、わたしは長い間、苦にしています。というのは、障害があって気の毒、ということではなく、障害のある子供を持ったことを、ただ苦にすることしかしていなかった太宰が悲しいからです。「桜桃」という小説の存在自体が、そのことを象徴しているようで、悲しいのです。長男が大人になって、もしこの小説を理解したら、どんな気持ちになるか。それを考えると、悲しくてたまりません。だから、太宰が憎くなります。これは以前からどう自分のなかで消化しようか悩んでいた感情だったのを、思い出しました。(忘れていたくらいだから大袈裟なことではないのですが)
もう一度読みます。また新たな感想が浮かんだら書きます。

2008/9/30(火) 午後 1:20 肉まん

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肉まんさんが早くも感想をアップして下さいました。詳しいコメントは避けますが、もう一度お読みになるならば、この主人公の「私」がとてもいい夫であり親である、という気持ちをもって読み返してみて下さい。悪ぶっているのではないか、ということです。

2008/9/30(火) 午後 1:44 [ 遠い蒼空 ]

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初めまして。こういう企画は大好きですね。是非参加させて下さい。
今週末に借りるか入手して、読むことにします。素直なつもりですが、きっと言い訳にしか過ぎなくて、けっこう偏向する傾向なきにしもあらずですが。ご指摘を。
申し遅れましたが、お気に入りに登録させていただきました。
幅広い視野を自分で持つために?宜しくお願いします。

2008/10/1(水) 午前 3:09 [ hiroaki_noji ]

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参加は全くの自由です。ぜひご参加下さい。
読み方は人それぞれ、偏向するのが当然です。

お気に入り登録、ありがとうございます。

2008/10/1(水) 午前 6:36 [ 遠い蒼空 ]

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私のブログに書き込みました。機会をみて読んでみて下さい。

2008/10/1(水) 午後 11:29 [ hiroaki_noji ]

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とてもいい点に触れていらっしゃいます。詳しくはまたのちに・・
写真は長女の園子さんだろうと思います。今、代議士夫人です。

2008/10/2(木) 午前 7:04 [ 遠い蒼空 ]

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hiroaki_nojiさんの感想文はとても大切なところに触れています。
この小説は「桜桃」という題名です。しかし、桜桃はおしまいのところに少し出てくるだけです。「涙の谷」という題名でもいいのになぜ「桜桃」なのか。主人公は桜桃で娘に首飾りを作ることを想像します。そして、桜桃のことを忘れないでくれ、という意味か、桜桃を「食べては種を吐き」というフレーズを三度も繰り返しています。これは繰り返しのテクニックにより、言いたいことを鮮明にしているのです。

2008/10/2(木) 午後 8:19 [ 遠い蒼空 ]

その後、何度か読み直して、少し違った視点から見られるようになりました。新しく感想を書きました。わたしのところにアップしましたので、ご一読お願いいたします。

2008/10/3(金) 午後 2:50 肉まん

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読みました。いい感想文だと思います。
虚勢を張ってでなくては生きていけなくて、すぐ自殺のことを考えてしまう主人公の心情をよく読んでおられると思います。

2008/10/3(金) 午後 3:33 [ 遠い蒼空 ]

子供より親が大事、と思いたい。
この「思いたい」に太宰の最大の思いが込められていると思う。
現実の日常と心の中は暗澹たるものでありながら、涙の谷、桜桃など美しさをにおわせる言葉を使うことによって、ぎりぎりのところで自分を救っている。主人公が「私」ではじまりそして「父」になり「夫」と変わるのも心の動揺をうまく伝えていると思う。弱い自分を肯定することによって許しを乞うているのであろう。
これを小説と読むかエッセイと読むか、私には難しい。
しかし、これが玉川心中につながっていくとしたら、残される者はたまったものではない。

遠い蒼空さん、↑これ教室(26)を読まずに書いたものです。

2008/10/3(金) 午後 8:39 mayu

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まず、最後のエッセイか小説かについては明らかにエッセイではなく優れた小説だと言えると思います。「私」は弱い自分を曝け出して苦しい生活を述べますが、そういう自分を決して否定してはいない。これが心中する人間が書いていたというのはあとから読むものがそう繋げるだけであって、「私」は「父」「夫」と揺れながら距離をとり、「生きるという事は、たいへんな事だ」というしっかりした認識を持ち、虚勢ながら、桜桃を食べては吐き出しストレスを発散している。ラストの一文に冒頭の「思いたい」がないことにも注目したいです。一見悲観的に見えるこの小説が実は根のところで強い自己肯定に支えられているから名作として読み継がれるように私は感じます。

2008/10/3(金) 午後 9:03 [ 遠い蒼空 ]

あ〜!読み落としていました。最後、<子供よりも親が大事。>で終わっているんですね。ありがとうございました。そうですね。エッセイではなく小説でした。

2008/10/3(金) 午後 9:13 mayu

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(26)にも少し追記しました。あわせて読んで下されば私が太宰を強い作家だと考えていることが分かっていただけるかと思います。多くの読者に生きる勇気を与え続けているのだと思うのです。

2008/10/3(金) 午後 9:24 [ 遠い蒼空 ]

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「私は自分の脆弱さをさらして生きるひとは嫌いだ」と書いた高名な批評家がいました。炯眼をもって評価の高かった方ですが、人生の最後は、よくいえば憐憫の情を抱かざるを得ず、悪く言えば言行が一致したとは全く思えませんでした。ゆめゆめ大言壮語を語るなかれ、と肝に銘じたものですが。こういう仕事の結果と生き方をみるとき、
「太宰の生き方に必ずしも共鳴できない」と書いた私ですが、実は弱さをよく知っている、あるいは凝視できていて、妙に隠すのでなく、大人として、矛盾する言い方ですが、一種子供のように生きていたと感じます。
にもかかわらず裃を着るまでにはならずとも、虚栄心をもったこの身は、当面そのかたちでいきたいと思います。今回の短篇は私にとって反面教師でありました。

2008/10/3(金) 午後 11:37 [ hiroaki_noji ]

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太宰は実は健康な頑健な人間ではなかったか、弱さを売り物にしていたのではないか、そういう気持ちが私にはあります。読者にこれだけの影響力を与え続けているのはそんなところから来ているのではないでしょうか。

2008/10/4(土) 午前 8:19 [ 遠い蒼空 ]

はじめてコメントさせていただきます。
弱さを売りものにしていた…。私もそんな気がずっとしているのですが、久々いざ小説を読むと、彼の声が聞こえる気がして作者その人のように思えてしまいます。そこがやっぱり魅力的だなと思います。

2008/10/4(土) 午後 7:40 [ reona678 ]

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はじめまして。
桜桃についての文章を読ませていただきました。
いい感想だと思います。

2008/10/4(土) 午後 7:48 [ 遠い蒼空 ]


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