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太宰治の「桜桃」の感想コーナー、これに吉行淳之介の「大きい荷物」を加え、ニ作並行して感想コメントを書いていただく欄です。 論点は一人称「私」で書かれた小説、ということになるかと予想します。 字数、形式はご自由にどうぞ。 これまでの感想は書庫の感想欄を見ていただきたいと思います。
私はまだ「小説入門」の(15)までしか読んでいませんので、少々遅れますが、試しにいつか書いてみましょう。 しかし、感想文というのは書くの、難しいですね。
2008/10/4(土) 午後 2:11 [ afuro_tomato ]
私は書けません。たくさんの感想文を読みましたが、纏めようとすると駄目ですね。素直に面白いと書いては話はそこで終わってしまいますし・・・
2008/10/4(土) 午後 2:17 [ 遠い蒼空 ]
太宰の「桜桃」は巧すぎるのが玉に瑕というほどの見事な短編小説の傑作でした。 吉行も短編の名手ですが、「大きな荷物」は晩年のエッセイ風短編です。これを読んだ方の感想はぜひとも聞きたいものです。
2008/10/5(日) 午後 10:15 [ 遠い蒼空 ]
これまで四人の方の感想を読ませてもらいました。なお引き続き感想を書いて下さるのを期待しております。 私、を語り手にした小説について具体的に話をしたいのです。
2008/10/9(木) 午後 5:18 [ 遠い蒼空 ]
「大きい荷物」を読みました。コメントいただけたら嬉しいなと思います。
2008/10/20(月) 午前 11:53 [ reona678 ]
読みました。 よい感想文です。 小説入門でこの作品についてのポイントを書く予定です。
2008/10/20(月) 午後 0:40 [ 遠い蒼空 ]
桜桃の方の感想が書きづらくて遅れているのですが、 感想を書く順番が先に「大きい荷物」になってもかまいませんか? 太宰に先入観があるためか、距離を感じてすっと入っていけないのです。
2008/10/20(月) 午後 4:07 [ MoranAoki ]
順番は構いません。 太宰は飛ばして下さってもいいです。
2008/10/20(月) 午後 5:05 [ 遠い蒼空 ]
「大きい荷物」の筆写(ただしPCでですが)を終えての感想です。 自分で書いてみたいという欲があるので、読書感想というより分析みたいになっちゃって、我ながら小賢しいと思ってしまいますけど・・・読者が「私」の思考をなぞるかたちになっているのは、他の一人称の小説でも同じだとは思いますが、この作品の場合、ドラマチックで特異な体験を述べているわけではない。「日常の思考」とでも言えばいいでしょうか。この作品を読むたび、ドキュメンタリーの映像を思い浮かべるのですが、描かれる事が大げさでない日常の小さな出来事の連想であるため、主人公の視線と思考に自然とシンクロするように作中の世界に入ってゆく。そのためか、読んでいて鎮静作用がある気がします。静かで疲れない。 例えると、五月蝿い生徒を怒鳴って静かにさせようとする先生よりも、静かな声で淡々と授業を進める先生のクラスの方が静かだ、というような。 ひとつひとつの言葉をおおげさに強調しなくてもイメージを確実に読者に届けられる。主人公に同化するようなリアルな感覚があります。
2009/4/8(水) 午後 0:51 [ MoranAoki ]
平常心の小説ですね。 言葉は簡潔、的確です。
2009/4/8(水) 午後 0:56 [ 遠い蒼空 ]
じゃあこの小説のテーマは何だ、と言われると非常に分かりづらい。コンセプチュアルではないんですよね。看板のように強烈に表に出てくるかたちではない代わりに、イメージがはっきりと脳裏にこびりつく。本を置いた後でも作中の印象が記憶として長く残ります。おそらく先に書いたように、読者と感覚を共有するような文体の作用だと思うのですが。 しまった・・・思ったより、長い感想になりそうです。なるべくまとめて書くつもりですが、こちらのコメント欄に書くと、ご迷惑になりますか?
2009/4/8(水) 午後 1:02 [ MoranAoki ]
長くても構いません 。 小説にテーマが必須ではないことが分かります。 小説とは畢竟するに文章だと。
2009/4/8(水) 午後 1:09 [ 遠い蒼空 ]
ありがとうございます。 >小説とは畢竟するに文章だと。 そうですね。「大きい荷物」の場合は、声、におい、視覚、記憶、などの「私」の体感を批評なしに語る事で、人が何かの体験を追憶する際の、生理的な感触を文章によって読み手に再現させている・・・擬似的な記憶を読み手に届けている、と感じられるほどです。 あえてテーマというなら「身体」でしょうか?
2009/4/8(水) 午後 4:31 [ MoranAoki ]
身体も意識させない感じですね。 感覚、外界への対応、のようなものが読後残りますね。
2009/4/8(水) 午後 4:41 [ 遠い蒼空 ]
感覚の描写で、身体性を浮き立たせているのかな?と思ったのですが、考えすぎですか。 身体はむしろ空白で、外界と交流する意識の殻だけがある。。。今の時代にも凄く合ってますね。バーチャルリアリティのような。普遍性を感じます。
2009/4/8(水) 午後 10:28 [ MoranAoki ]
身体性に拘っているようにも見えますね。 が、病気で通院していて、その途時の心理には触れますが、それだけでもない。中心がないかのように話は逸れていきます。 ある一日の外界との接触が書かれているだけに終始しています。それでいて、語り手の存在はくっきり表されている。これ以上書く必要はない。完結しています。終わっているのという意味ではありません。 中途で目が覚めたので、頭が働きません。意味不明の文章になりました。
2009/4/9(木) 午前 1:25 [ 遠い蒼空 ]
何となく分かります。過不足がなく洗練されているけれど、素っ気ないのではない。安定感もあり・・・ときどき吉行作品を男尊女卑的だと評する人もいますが、過剰なマッチョイズムのようなものは私は感じないです。むしろ性別を超越している気がする。。。やはり吉行淳之介は好きです。 現代的な小説の書き方のベーシックのようにおもえるので、今後も筆写したいと思います。
2009/4/10(金) 午後 1:56 [ MoranAoki ]
そうですね。 女性蔑視を長いこと批判されてきましたが、全く誤読でしたね。今もまだ、そういう目で見る人が多いと感じます。
2009/4/10(金) 午後 2:35 [ 遠い蒼空 ]
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私はまだ「小説入門」の(15)までしか読んでいませんので、少々遅れますが、試しにいつか書いてみましょう。
しかし、感想文というのは書くの、難しいですね。
2008/10/4(土) 午後 2:11 [ afuro_tomato ]
私は書けません。たくさんの感想文を読みましたが、纏めようとすると駄目ですね。素直に面白いと書いては話はそこで終わってしまいますし・・・
2008/10/4(土) 午後 2:17 [ 遠い蒼空 ]
太宰の「桜桃」は巧すぎるのが玉に瑕というほどの見事な短編小説の傑作でした。
吉行も短編の名手ですが、「大きな荷物」は晩年のエッセイ風短編です。これを読んだ方の感想はぜひとも聞きたいものです。
2008/10/5(日) 午後 10:15 [ 遠い蒼空 ]
これまで四人の方の感想を読ませてもらいました。なお引き続き感想を書いて下さるのを期待しております。
私、を語り手にした小説について具体的に話をしたいのです。
2008/10/9(木) 午後 5:18 [ 遠い蒼空 ]
「大きい荷物」を読みました。コメントいただけたら嬉しいなと思います。
2008/10/20(月) 午前 11:53 [ reona678 ]
読みました。
よい感想文です。
小説入門でこの作品についてのポイントを書く予定です。
2008/10/20(月) 午後 0:40 [ 遠い蒼空 ]
桜桃の方の感想が書きづらくて遅れているのですが、
感想を書く順番が先に「大きい荷物」になってもかまいませんか?
太宰に先入観があるためか、距離を感じてすっと入っていけないのです。
2008/10/20(月) 午後 4:07 [ MoranAoki ]
順番は構いません。
太宰は飛ばして下さってもいいです。
2008/10/20(月) 午後 5:05 [ 遠い蒼空 ]
「大きい荷物」の筆写(ただしPCでですが)を終えての感想です。
自分で書いてみたいという欲があるので、読書感想というより分析みたいになっちゃって、我ながら小賢しいと思ってしまいますけど・・・読者が「私」の思考をなぞるかたちになっているのは、他の一人称の小説でも同じだとは思いますが、この作品の場合、ドラマチックで特異な体験を述べているわけではない。「日常の思考」とでも言えばいいでしょうか。この作品を読むたび、ドキュメンタリーの映像を思い浮かべるのですが、描かれる事が大げさでない日常の小さな出来事の連想であるため、主人公の視線と思考に自然とシンクロするように作中の世界に入ってゆく。そのためか、読んでいて鎮静作用がある気がします。静かで疲れない。
例えると、五月蝿い生徒を怒鳴って静かにさせようとする先生よりも、静かな声で淡々と授業を進める先生のクラスの方が静かだ、というような。
ひとつひとつの言葉をおおげさに強調しなくてもイメージを確実に読者に届けられる。主人公に同化するようなリアルな感覚があります。
2009/4/8(水) 午後 0:51 [ MoranAoki ]
平常心の小説ですね。
言葉は簡潔、的確です。
2009/4/8(水) 午後 0:56 [ 遠い蒼空 ]
じゃあこの小説のテーマは何だ、と言われると非常に分かりづらい。コンセプチュアルではないんですよね。看板のように強烈に表に出てくるかたちではない代わりに、イメージがはっきりと脳裏にこびりつく。本を置いた後でも作中の印象が記憶として長く残ります。おそらく先に書いたように、読者と感覚を共有するような文体の作用だと思うのですが。
しまった・・・思ったより、長い感想になりそうです。なるべくまとめて書くつもりですが、こちらのコメント欄に書くと、ご迷惑になりますか?
2009/4/8(水) 午後 1:02 [ MoranAoki ]
長くても構いません 。
小説にテーマが必須ではないことが分かります。
小説とは畢竟するに文章だと。
2009/4/8(水) 午後 1:09 [ 遠い蒼空 ]
ありがとうございます。
>小説とは畢竟するに文章だと。
そうですね。「大きい荷物」の場合は、声、におい、視覚、記憶、などの「私」の体感を批評なしに語る事で、人が何かの体験を追憶する際の、生理的な感触を文章によって読み手に再現させている・・・擬似的な記憶を読み手に届けている、と感じられるほどです。
あえてテーマというなら「身体」でしょうか?
2009/4/8(水) 午後 4:31 [ MoranAoki ]
身体も意識させない感じですね。
感覚、外界への対応、のようなものが読後残りますね。
2009/4/8(水) 午後 4:41 [ 遠い蒼空 ]
感覚の描写で、身体性を浮き立たせているのかな?と思ったのですが、考えすぎですか。
身体はむしろ空白で、外界と交流する意識の殻だけがある。。。今の時代にも凄く合ってますね。バーチャルリアリティのような。普遍性を感じます。
2009/4/8(水) 午後 10:28 [ MoranAoki ]
身体性に拘っているようにも見えますね。
が、病気で通院していて、その途時の心理には触れますが、それだけでもない。中心がないかのように話は逸れていきます。
ある一日の外界との接触が書かれているだけに終始しています。それでいて、語り手の存在はくっきり表されている。これ以上書く必要はない。完結しています。終わっているのという意味ではありません。
中途で目が覚めたので、頭が働きません。意味不明の文章になりました。
2009/4/9(木) 午前 1:25 [ 遠い蒼空 ]
何となく分かります。過不足がなく洗練されているけれど、素っ気ないのではない。安定感もあり・・・ときどき吉行作品を男尊女卑的だと評する人もいますが、過剰なマッチョイズムのようなものは私は感じないです。むしろ性別を超越している気がする。。。やはり吉行淳之介は好きです。
現代的な小説の書き方のベーシックのようにおもえるので、今後も筆写したいと思います。
2009/4/10(金) 午後 1:56 [ MoranAoki ]
そうですね。
女性蔑視を長いこと批判されてきましたが、全く誤読でしたね。今もまだ、そういう目で見る人が多いと感じます。
2009/4/10(金) 午後 2:35 [ 遠い蒼空 ]