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谷崎をよく読んでいた時期があります。大学 1年か 2年の頃以降。
古本屋で谷崎の本を見つけては買っていました。最初に何を読んだのかがはっきりしません。当時、新書版全集が出ていましたから、それがきっかけかもしれません。
「吉野葛」「盲目物語」「葦刈」などを読んだ時には既にかなりハマっていましたから、それ以前に初期のものや「痴人の愛」は読んでいたと思います。昭和初期の作品が好きで、「武州公秘話」も好きです。随筆「陰翳礼讃」も面白く読みました。
戦後の「鍵」「瘋癲老人日記」も好きです。
谷崎と同時代の永井荷風は「墨東奇潭」は何度か読みましたが、あとは「つゆのあとさき」他、いくつかの作品を読んでいるだけです。
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こうして書いてみると、いかに乱読だったかが分かります。それとともに、20歳前後の一日の時間の長さが、今の時間の過ぎる速さからは想像できないということも思われます。
2006/6/4(日) 午後 10:04 [ 遠い蒼空 ]