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教養過程というものが戦後の新制大学につくられた。 それがなくなってゆくのを大学に勤めていた後半、自身の目で見ることになった。 教養学部という2年間の専門過程へ進む前段階が次第に崩壊していった。 縦割りのカリキュラムと言って、専門過程が教養過程と混じりあう。それが初めだった。 教養科目は普通、人文科目、社会科目、自然科目、それに語学、体育があった。 90年代あたりからか。教養科目を削減する流れが急速になってきたのは。 語学は昔は短大でも第二外国語を履修することになっていた。 私の退職時には英語さえ履修すればすむようになっていた。 文学が一年間4単位ではなく、半年間2単位にされた。 私は経済学部の所属であったが、カリキュラムは経済専門学校のようになっていた。 一部には教養の必要が問われ始めてはいたが、大学は効率主義に汚染され、生き残りになりふり構わぬ 姿勢を押しとおした。 大学は実学の場所ではなかった。語学、それも読むための勉強をメインにするのが正常であった。 教養軽視の結果はもう表れているように思う。
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2007年02月10日
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「文芸春秋」3月号で芥川賞受賞の青山七恵「ひとり日和」を読む。 なんという退屈な、取り柄のない小説! 受賞した青山氏にはラッキーだったね、おめでとう、と言うしかないが、どこまで落ちる芥川賞という感 は否めない。 いつもは反対ばかりしている石原慎太郎がなぜか積極的に推している。 反対は池澤夏樹ひとり。山田詠美が「日常に疲れた殿方にお勧め。私には、いささか退屈」との評価。当 然だ。 選評を読んだ感じでは受賞作なし、が妥当と思われた。芥川賞の受賞作なし、っていつからなくなったの か。無理やり受賞作をつくっている気がする。 この号には、石原慎太郎、村上龍、綿矢りさの鼎談も載っており、気色が悪い。
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「東山動物園
・・・初代園長の北王英一は、動物たちを愛する心が人一倍強く、太平洋戦争下で全国の動物園の動物たちが殺処分される中、「おとなしい象だけは」と体を張って軍部や警察の処分命令に対抗した人物である。 その甲斐あって、戦後生き残った象の見学に、東京や大阪、埼玉、石川、福井などから、実に1万人以上の子どもたちが特別列車に乗って東山動物園を訪れた。それは「象列車」と呼ばれて一躍有名になったと言う。 また、同動物園の重吉・福子と名づけられたカバの夫婦は人間にたとえればどちらも100歳以上まで長生きし、日本全国の動物園にいるカバ54頭のうち6割が彼らの子孫と言われる。・・・ この動物園をデートコースに選んだカップルは絶対ゴールインできないとのウワサもある。」 |
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やっとDVDを入手。これから観るつもり。 ドストエフスキーの原作を、ヴィスコンティが映画化。1957年製作。 主演はマルチェロ・マストロヤンニとマリア・シェル。 半世紀ぶりに観るが、そんなに面白かった記憶はない。 マリア・シェルが観たいだけ。
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