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末期ガン患者入院記録

私立吉行淳之介研究会

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吉行「娼婦の部屋」 ケータイ投稿記事

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初出の「中央公論」。昭和三十三年十月号。
わずか十頁だった。単行本で読むともって長く感じるが。

1978年5月号。

「佐々は杉子と一週間に一度、曜日をきめて会っていた。
その約束の日の昼過ぎ、祐子から電話がかかった。」

単行本。

「杉子との次の約束の日、昼過ぎに祐子から電話がかかってきた。」

本として纏めるわけだから、この異動は当然だ。

以前に書くことを予告したのだが、吉行死後、スキャンダル的に話題になったことにはあまり興味がない。
当時、発表された本は一応読んだ。結論は初めから決まっている。作家の私生活は直接には作品に関係しない。それによって評価が左右されることはない。
だから、読み返すのはやめ、私の記憶を辿り、判断したところを書いておくに留める。
作品に現れる女性がモデルがあるかどうかはどうでもいいことだが、敢えて吉行作品のなかからそれを探せば、「闇の中の祝祭」であろう。かなり客観的な距離をおいているが、吉行自身、自分の体験から書いたことを認めている。
主人公をめぐる二人の女性は明らかな差を感じられるように書かれている。そしてそれは意図的であるが、事実を推測できるような書き方である。
これをモデル小説として読めば、スキャンダルと取られても仕方ないが、不倫小説として読めば、ごく冷静な小説である。吉行特有の作中人物からの距離の取り方も正確で、佳作と言っていい。
ここから無理に実生活を読み取ってみる。吉行死後の二人の女性の書いたものから判断する。
恋愛感情があるなしがはっきりする。恋愛は長く続くものではないというのが吉行の考えである。離婚、というのも一つの解決策だが、それができないジレンマが吉行の以後の行動を決めてゆく。

わけの分からない文になった。続く。


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