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「ダカーポ」2005年、565号。 |
名古屋弁
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「東山動物園
・・・初代園長の北王英一は、動物たちを愛する心が人一倍強く、太平洋戦争下で全国の動物園の動物たちが殺処分される中、「おとなしい象だけは」と体を張って軍部や警察の処分命令に対抗した人物である。 その甲斐あって、戦後生き残った象の見学に、東京や大阪、埼玉、石川、福井などから、実に1万人以上の子どもたちが特別列車に乗って東山動物園を訪れた。それは「象列車」と呼ばれて一躍有名になったと言う。 また、同動物園の重吉・福子と名づけられたカバの夫婦は人間にたとえればどちらも100歳以上まで長生きし、日本全国の動物園にいるカバ54頭のうち6割が彼らの子孫と言われる。・・・ この動物園をデートコースに選んだカップルは絶対ゴールインできないとのウワサもある。」 |
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「なんだしゃん 「なんだしゃん、どえりゃあ、腹立つでかんわ!」(さしたる理由もないけどぉー、ちょー、むかつく ー!) 「なんだしゃん」は、「何だか知らないけれど、何だか知らんが」の「知らん」が「しゃん」になるとい う、変わった名古屋弁です。この「なんだしゃん」は、相手の非を責めたところ、相手からの反論にあ い、それがあまりにも正論であるため、「言葉を失った名古屋人がよく発する常套句」としても知られて おり、いやいやながら仕方なく引き下がる際の「枕詞」として多く用いられます。」 なんだしゃん、ブログを始めてから、本の整頓整理という面倒で手がつかなかったことを少しずつするよ うになってきたがや(笑)。
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またまた続きます。 「あらすか 「「こんなにアラスカみてゃに、さっびいとこ、あらすか」 「あらすか」は、「あるはずがない」を意味する名古屋弁です。 「古語の名古屋弁」では「行く」ことを「行かーず」、「やる」ことを「やらーず」と表現したと言われ ていますが、このセオリーで行けば、「ある」ことは「あらーず」と表現され、それに「か」(「かい」 の省略形と見られ、「かい」とすれば「きゃあ」となって「あるきゃあ」という言い方にも通じる)がプ ラスされたものと見なすことができます。すなわち、「あらすか」(「あらーずか」から変化)は「ある かい?」という疑問形であり、それは反語となって、その後に来る「いやいや、あるはずがない」という 意味のほうを強めることになります。だから、これも一つの省エネ型名古屋弁である、と言えます。 ほかにも、「やらすか」、「行かすか」、「取れすか」、「ねぶれすか」(「ねぶる=なめる、しゃぶる の意)など、「すか」のつく名古屋弁はどれくらいあるのか?「そんなもん、わからすか」、というぐら いあります。
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またもや。 「ちょーらかす 名古屋には「嫁らかす」という言葉があります。「嫁に出す」という意味ですが、名古屋では「三人嫁ら かすと財産が吹っ飛ぶ」と言われるほど、「嫁らかす」ことは大変なエネルギーを要する行事なのです。 それでは「ちょーらかす」とは?これはあくまでも私見ですが、漢字では「長らかす」とかくのではない か、と私は推察しております。(略)「おだてる」とか「いい気にさせる」との意味に通じ、それが転じ て「冗談を言う」、「ごまかす」といったニュアンスまでをカバーする言葉となっています。 ほかにも、「しっからかす」、「ぬりからかす」などの言葉がありますが、この場合には「らかす」に「 か(過)を付けて強調した「からかす」が意味を持つところとなり、「そればかりを盛んに続けている様 子」を表現することになります。 したがって、もし生涯にわたって連続的に「嫁らかす」ことが続くならば、「嫁らかしからかす」という 表現になるものと思われます。」
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