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一ノ関圭

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恋愛の物語 ケータイ投稿記事

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あまたある恋愛小説、恋愛映画、またはマンガ、そんななかで、ふと思い出すのは一ノ関圭の「茶箱広重」。
初代広重の若い妻とニ代目広重との切ない忍ぶ恋。
わずかのシーンでそれを見事に描ききっている。
傑作である。

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「ビッグコミック」昭和56年3月25日号。
第六回、最終話。
ラストの台詞が単行本では変えられている。
一ノ関圭もテキストクリティックが必要なマンガ家だとは。
完璧主義なんだろう。

一ノ関圭 ケータイ投稿記事

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もねさんのブログに一ノ関圭の紹介があった。
一応、全作品(といっても僅かだが)を読んで好きなので、書庫を作ろうかと思います。
「茶箱広重」はもねさんの仰るとおり絶品です。他も傑作揃い。

あ、これは前にも書いたっけ。

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時代物です。
以前、8月にも書きましたが、寡作で今は描いてないマンガ家、一ノ関圭の紹介です。
70年代半ばから10年、彗星の如くマンガ界を走り抜けた天才女性。
ビッグコミックというメジャーな雑誌に殆どの作品を発表していますから、知る人ぞ知るマンガ家です。
元単行本3冊だったのが、今は文庫本2冊で全作品が収録されています。
内容は江戸、明治のものが多い。そのなかでも大傑作は「茶箱広重」でしょう。
二代目広重の苦悩に満ちた生涯をきっちりと描ききっています。時代考証の確かさも見事。
初代広重の若い妻の切ない恋心には泣かせられます。
解説で、高橋克彦に「嫉妬を禁じ得なかった」と唸らせています。「小説の存在理由がなくなる」とも。
現代ものの短編「ほっぺたの時間」を読んで泣いた、と言う。
小学館文庫で、「らんぷの下」「茶箱広重」の題名です。
ぜひぜひ一読をお勧めいたします。

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