遠い蒼空

末期ガン患者入院記録

太宰治

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太宰治の遺書 ケータイ投稿記事

「新潮」平成十年七月号に公開された正式な遺書の一部。(「文藝春秋」平成二十一年一月号の特集・昭和の遺書より)

 子供は皆 あまり出来ないやうですけど 陽気に育ててやつて下さい たのみます
 ずゐぶん御世話になりました 小説を書くのがいやになつたから死ぬのです
 いつもお前たちのことを考へ さうしてメソメソ泣きます
                          津島修治
 美知様
                  お前を誰よりも愛してゐました

太宰治の名言 ケータイ投稿記事

家庭の幸福は諸悪の本(もと)。
「家庭の幸福」の末尾。

家系図マニアという著者による近代日本の政治、経済、文学など各界の姻戚関係の本。 

太宰治の長兄、津島文治は知事や代議士を勤めた人である。現在、代議士の津島雄二はその血筋かと思っていたが、太宰の長女園子と結婚し、津島家の養子になり、政治家としてあとを継いだと知った。

     *

考えてみると、太宰治は私の父より二つ年上なのだ。
太宰の遺児のうち、次女津島佑子は今やベテラン作家、大田治子は以前よくテレビで見た。長女園子さんは私と同年くらいで、どうされているかと思っていたら、何と政治家夫人。男児がいるかどうか知らないが、あとを継いで政治家になるようなことがあったら面白い。

太宰治の短編より ケータイ投稿記事

桜桃忌は過ぎたが、太宰の短編「美男子と煙草」の冒頭を引用。
この短編、好きなのです。

「私は、独りで、けふまでたたかつて来たつもりですが、何だかどうにも負けさうで、心細くてたまらなくなりました。けれども、まさか、いままで軽蔑しつづけて来た者たちに、どうか仲間にいれて下さい、私が悪うございました、と今さら頼む事も出来ません。私は、やつぱり独りで、下等な酒など飲みながら、私のたたかひを、たたかひ続けるよりほか無いんです。
私のたたかひ。それは、一言で言へば、古いものとのたたかひでした。ありきたりの気取りに対するたたかひです。見えすいたお体裁に対するたたかひです。ケチくさい事、ケチくさい者へのたたかひです。」

読点は少なめか。

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再び、読点について ケータイ投稿記事

佐藤正午「小説の読み書き」より引用。
「太宰治は無頼派の代表であると同時に、常に読点の打ち所を考え、探し続けた作家である。「人間失格」にはこういう一文がある。
 忘れも、しません。むし暑い夏の夜でした。
ひとめでわかる。これが太宰治だ。こんな文は他のどんな作家にも書けない。「忘れも」と「しません」とのあいだに、読点を打つすきまを見つけ出せる日本語の書き手は太宰治以外にいない。」

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