遠い蒼空

末期ガン患者入院記録

山口瞳

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全1ページ

[1]

山口瞳の言葉 ケータイ投稿記事

美しく見えることが正しいことなのである。ミットモナイことは悪である。

山口瞳「血族」 ケータイ投稿記事

山口瞳はある程度は読んでいる。再読している作品もある。本がどこかに纏めてあるが、見つからない。
「血族」は単行本で読んだ。再読しようと思いながらできなかった。文庫本が見つかった。以前に再読しようとして買ったのらしい。二十数年ぶりに、二日かかって読んだ。
重い感慨をもたらす小説である。印象が強かったから再読しなくてもその感慨は心に残っていた。うまく作った小説ではない。書かざるをえなくして書かれた小説である。読後、あとをひく小説である。

ここに「男性自身」最終巻「江分利満氏の優雅なサヨナラ」の文庫版がある。
吉行死去に際し「男性自身」に山口瞳は七回にわたり追悼の文「涙のごはむ」を書いた。
その冒頭を引用する。
「第一報があったのは、七月二十六日火曜日午後九時十五分、文藝春秋編集長中井勝さんからだった。私は阪神・巨人戦ナイトゲームの中継を見ていた。「よく野球なんか見ていられるわねぇ」と言って妻はテーブルに顔を伏せて泣いた。「あんなに可愛がっていただいたのに」。一方の私は「俺の歔欷は長く続くぞ、こりゃタマラン」とぼんやりと考えていた。「世田谷区上野毛の毛虫の旦那がこの世にいないなんて、とうてい信ずることが出来ない」。」

山口瞳は二十八日、吉行出棺の日にに前立腺肥大の手術を控えていた。

再び、山口瞳 ケータイ投稿記事

小説でじっくり読みたいなら、「江分利満氏の優雅な生活」、「人殺し」(これは知られざる傑作)、「血族」。
「居酒屋兆治」は気楽に読める。短編集も。
エッセイは「男性自身」の一冊でも適当に読んでみればいい。
生きる作法を知りたい方は「礼儀作法入門」、「山口瞳の人生作法」など。 
酒、野球、将棋、競馬に興味のある方はそういう本を。

山口瞳 ケータイ投稿記事

直木賞の「江分利満氏の優雅な生活」は感動して泣いた。
以後、けっこう読んでいる。これまで書かなかったのが不思議。
エッセイ「男性自身」、小説は「人殺し」「血族」が傑作だろう。
吉行との対談「老いてますます耄碌」は面白い。
吉行が死去すると、「男性自身」に何回か続けて吉行追悼の文を書いた。
山口自身も吉行の一年後に死去している。

全1ページ

[1]


.
遠い蒼空
遠い蒼空
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
検索 検索

標準グループ

過去の記事一覧

Yahoo!からのお知らせ

[PR]お得情報

CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事