遠い蒼空

末期ガン患者入院記録

思い出の本

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高校時代に「楢山節孝」が映画化されて、観て感動した。
当然、原作も読んでいるはずだが、その記憶はない。
大学へ入ってからも、暫くは深沢七郎を読むことはなかった。
何かの文学全集に入ったのを読んだ。「笛吹川」であった。
ひどく感銘を受けて、それから深沢七郎は好きな作家になった。
「笛吹川」を読んで間もなく、M駅近くの古本屋に、さあ買いなさい、というかのように初版本が並んでいた。この古本屋にはしょっちゅう出入りしていたので、新しく入った本はすぐ分かるのである。
「言わなければよかったのに日記」もそのすぐあとに買った。
「楢山節孝」と「東京のプリンスたち」は少しあと。
「風流夢譚」は初出の雑誌で読んだ。
以後、再び作品を発表し始めてからも読者であり続けた。晩年の作品もいい。
「楢山節孝」は読むたびにそのよさが分かる。名作である。

エリ・ヴィーゼルの「夜」を読んだのがいつ頃かはっきりしない。
そのあと、ヴィーゼルの翻訳が続いて出た。「夜明け」「昼」など。翻訳を追いかけて読んだ。
同時に、「夜」のフランス語原書も読んだ。易しいフランス語で読みやすい。「夜」と「昼」は何度も読んだ。
翻訳を追いかけることはしなくなったが、「夜」は今、読んでも新鮮な感動を受ける。

これは映画を先に観た。映画も何度も観て好きだった。
そのすぐあとに?翻訳された。エルサ・モランテという作家は知らなかった。アルベルト・モラヴィアは知っていたが、その夫人とのことだった。
最初の翻訳は抄訳で、河出版世界文学全集で全訳が出た。
このイタリア語版原書を買って読んだ。原題は「アルトゥーロの島」。フランス語を学んでいたので、辞書片手になんとか読めた。

マルグリット・オドゥーの作品。「孤児マリー」の題名で訳され、以前はよく読まれていた。
新潮文庫にも続編二冊とともに入っていた。易しいフランス語で、好きな作品だった。

イメージ 1

イメージ 2

これは以前に書いたが、神田神保町へ古本を探しにゆき、「ボヴァリー夫人」の革装のものを見つけたが、懐具合を考えてためらい、帰宅後に古書店に頼んで送ってもらった。そんなに高くはなかった。
ガルニエ版で読んでいたが、革装のコナール版はとても気に入った。
「感情教育」も似たような革装がほしかったが、見つからず、革ではないが、装丁したものを見つけた。
かなりきれいだったのだが、今やボロボロである。

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