遠い蒼空

末期ガン患者入院記録

思い出の本

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メーテルリンクの原本である。
古本屋で手に入れた。古くて汚れた本だった。
易しいフランス語なので、面白く読んだ。
絵本か何かで読んで知っていた。
ベルギーの文学は詳しくは知らない。メーテルリンクの作品も他に二つ読んだが、あまり興味が持てなかった。

これは以前、フォークナーのことを書いた時に触れた。
最初に「八月の光」を読み、面白かったので、代表作とされる「響きと怒り」を探した。翻訳があるのだが、それがなかなか手に入らないという噂を聞いていた。何かの文学全集に収録されていた。
そのうちに仏訳のポケット版を見つけた。で、それで読んだ。とてもいい翻訳で、クエンティンの章は感動した。
以後、翻訳も原書も手に入れたが、仏訳で一番よく読んだ。
翻訳は講談社文芸文庫と岩波文庫に入っている。

谷崎潤一郎はかなり読んだ。
最初が何だったかははっきりしない。
古本屋で何冊か買い、その装丁が多様なのも気に入った。
古い高価なものは買えなかった。
「盲目物語」は戦前版ではなく、戦後の再版である。
他には「武州公秘話」なども面白かった。
戦後の「鍵」その他、棟方志功の装丁のものもいい。

大学二年の頃に手に入れたと思う。
チェーホフの原書である。ナウカ書店で見つけて買った。
辞書を引き引き、長いことかけて読んだ。
ほんの100頁足らずの中編である。
ロシア語の文学書はなかなか手に入らなかった。文学書はできるだけ買った。
チェーホフはその後、三巻の作品集を買って、そのなかの好きな作品をいくつか読んだ。
チェーホフの他には、プーシキンの「ドブローフスキー」、レールモントフの「現代の英雄」の一部、それにトルストイの「コーカサスの虜」など。ドストエフスキーの「罪と罰」は読みかけたが挫折した。

三島由紀夫は文芸雑誌でよく読んでいた。
長編は「仮面の告白」を読んだのが最初だと思う。
妹が買ってきた文学全集に「金閣寺」が入っていて、それを借りて読んだ。
面白く読み、以後、単行本を探して(初版ではないので安かった)それで読んだ。
うまい作家だと思った。
けっこう三島のいい読者であったが、再読したものは少ない。「金閣寺」は大学でゼミの時に使ったりしたので何回か読んでいる。

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