遠い蒼空

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夏目漱石

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漱石の現代性 ケータイ投稿記事

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漱石の「三四郎」が好きだということは前にも書いた。何度となく再読していることも。
読むたびに驚嘆するのはその文章の斬新さである。少しも古びない。まるで今、書かれた作品かと見紛う程にモダンである。
漱石の他の作品についてもそれは言えるが、「三四郎」を読む時、とりわけそれを強く意識する。
明治の終わり、西欧型近代小説が日本人によって見事に書かれたことを「三四郎」という作品は立証してもいる。
結末近く、三四郎と美禰子との別れの場面をほんのちょっと引用。
「・・・女は紙包みを懐へ入れた。その手を吾妻コートから出した時、白いハンケチを持っていた。鼻のところへあてて、三四郎を見ている。ハンケチをかぐ様子でもある。やがてその手を不意に延ばした。ハンケチが三四郎の顔の前へ来た。鋭い香がぷんとする。
「ヘリオトロープ」と女が静かに言った。三四郎は思わず顔をあとへ引いた。ヘリオトロープの壜。四丁目の夕暮。迷羊、迷羊。空には高い日が明らかにかかる。」

大学入学前に、漱石の主な作品を読みました。
それまでにも読んだことはあるのですが、ある作家を纏めて読むのは漱石が初めてです。
文庫本や、その頃、古本屋でよく並んでいた新書判の全集で読みました。
どの作品も面白かったのですが、その後も何回も読んだのは「三四郎」「夢十夜」「こころ」あたりでしょうか。主な作品は最低 2回は読んでいると思います。
「三四郎」が好きなのは、女性に疎い三四郎が、おたおたするのが身にしみるからだろうと思います。

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