遠い蒼空

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小説入門「遠い蒼空」教室

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誰でもいいから好きな作家を読む、と言いましたが、これは実は誰でもいいわけではないのです。
好きではあってもあまりにマイナーな作家であると、あなたの書くことになる小説はなおマイナーなものになります。ある程度有名な作家である必要があります。
それから、複数の作家が望ましいとも申しました。一人の作家にしか興味が湧かないという方には二人目として夏目漱石を読まれることをお薦めしたい。
漱石は作品の数もちょうど適当で、その作品群はさまざまな形をしておりますから、飽きません。技巧についてよく考えて書いた作家ですのでそういう面からも参考になります。
但し、漱石を書き写すには現代表記の方を選ぶのがよいかと思います。
えー、質問がしにくいかと思いますが、継続するためになにとぞいろいろな疑問をぶつけて下さるとありがたいです。

本日は夕刻からナゴヤドームへまいりますが、携帯でコメントにレス可能ですので書き込み、コメント、いずれも致します。

えー、おはようございます。
言い忘れたりすることが多いので、分かりにくい展開になっております。
第一のポイントとしてとにかく誰のでもいいから小説を読むように、と申しました。
何ごとでもそうですが、小説においても、小説を全く知らなければ小説は書けないからであります。これは何でも同じで、野球を知らなければ野球はできない。俳句を知らなければ俳句はできない。常に先行する手本があって初めてそれを模倣し、更にはそれをなすことができるわけであります。
そういうわけで小説とはどんなものかを知らなければ小説を書くなどと考えることはあり得ない、当然のことを言っているようですが、全く何もないところに全く新しいものを作ることはないのであります。

どうもけさもずいぶん寒く、まだ10月ではないのに、次は11月かと思うような陽気でありますから、頭も働きません。

本日はナゴヤドームへ出かけることにしておりまして、野球のことが気になっているためでもあるのであります。
ペナントレースの結果を予想しました。その時はドラゴンズは 4位だろうと書きましたが、意外に粘っておりまして、そうなるとできれば 3位に食い込んでもらいたいとやはり思うわけであります。ただ私が熱くなると、昔の 10.8のような結果になりますので、冷静を保つように、はやる気を押さえている次第です。
あ、これはすっかり話が逸れてしまいました。また一休みしたいと存じます。

えー、順不同で思いついたことを書きます。
自伝、ということを言いましたから、それに関連したことです。
自伝を書かなかった人物について伝記が書かれることがあります。もちろん、自伝も伝記もあるという例はたくさんあります。
小説は語り方として一人称、三人称のいずれかが普通です。
例外はあり、二人称の小説、または書簡小説(「危険な関係」という傑作があります)などもあります。
自伝が一人称の小説、伝記が三人称の小説と考えることもできます。
ただ、一人称の小説は私小説とは限りません。例えば、「吾輩は猫である」を猫の私小説とは誰も考えないでしょう。
これは極端な例ですが、一人称の私は信用できない。そう考えて下さい。
書く場合、一人称を選ぶのはかなり考えた文章が必要です。

普通、文章は個性的である必要はありません。きちんと意味が通じればいいのです。それはけっこう大事なことです。分かりにくい文章を書く作家もいます。難解な文章は読みづらいだけです。小説で難解な文章が必要な場合は少ないのです。

余計なことですが、分かりにくい小説を書き続けるとノーベル賞が転がり込んでくるかもしれませんが、これは例外です。

追加的なことをちょっとだけ。
最初に好きな作家を作る、と言いましたが、これは一人だけ、というのはマズいです。少なくとも複数、あまり似ていない作家にして下さい。
一人で、強い個性を持った作家だと、あとで抜け出せません。
太宰だけ、という場合は必ず失敗します。

自分の経験を少し話します。
小説を書き出した時、影響を受けていたのは、太宰、井伏、川端でした。
それをミックスしてチェーホフのような小説を書きたいと思っていました。
みな強烈過ぎて、まとまりがつかなくなった。吉行をその頃からよく読んでいればよかったと今になって思います。吉行は影響を受けるより方法を教えてくれただろうと思うのです。

難しい話は嫌いですし、理論を述べるのも面白くない。
実践的小説ゼミを目的としております。

道草の多い講義しかできなかった教員ですので、順を追って整然と、ということはできません。

雑談をしてお茶を濁すことに致します。
小説と言っても長編短編ではずいぶん違う。
長く書く、短く書く、テクニックは全く違ってきます。

それはまた改めて話すことになると思いますが、ここでは長く書く手本、短く書く手本を挙げるに留めます。

やたら長く書きたい場合は村上春樹の「ノルウェーの森」を手本にして下さい。長く書くテクニックが分かります。
短く書く手本としては吉行淳之介の「夕暮まで」がテクニックを教えてくれます。
どちらも普通に書けば、同じくらいの分量になる作品ですが、ずいぶん分量が違います。テクニック次第なのです。

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