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暑いので、納涼効果があるか?と「雪国」を読みかけた。 |
川端康成
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小説のエロティシズムはエロいことが書かれていれば、という単純なものではない。 |
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去年の春頃に書き、その後、吉行の川端論も引用した。 繰り返しになるが、また書いてみる。 大学へ入って、あれやこれや本を濫読した。太宰に入れ込んで、その繋がりで井伏鱒二が好きになり、チ ェーホフにも夢中になった。その他にもいろいろ読んでいるが、川端康成の「みづうみ」に出会ったこと は忘れがたい。川端は他の作品もいくつか読んでいた。ある文学全集に「みづうみ」が収録されていて、 一読、その異様なまでの哀しみに心を打たれた。初恋の人に会えなくなって間もない時期で、主人公の女 性への切ない憧憬が身にしみたのである。以後、文庫本で読み、単行本で読み、繰り返し読んだ。 川端が「山の音」を出版したのが1954年、「みづうみ」はその翌年に出版されている。 それまでの作風とは変わった作品で、のちの「眠れる美女」「片腕」につらなるものである。 三島由紀夫がそれまでの川端美学と異なるため評価せず、あとで知ったのだが、吉行が評価している。 その頃、小説まがいのものを書いていたが、「みづうみ」に大きく影響されている。こういう哀しみを 表現したいものだと思った。
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平成11年6月特大号。 明治32年大阪に生まれ、15歳で、孤児となる。 18歳で一校文科、21歳で東京帝大文学部英文学科入学。 20代で新感覚派の旗手として「感情装飾」を出版。第二作品集は「伊豆の踊子」。 30代で「末後の眼」「禽獣」。「雪国」連作を書き始めている。昭和12年刊行。 昭和43年、日本人初のノーべル文学賞受賞。 昭和47年、ガス自殺。享年72。 特集記事は他に、「「幻の小説」草稿一挙6編初公開」、荷風との往復書簡、井上義夫の川端論「記憶の 歩み」、秋山駿の「傷から咲いた花」、座談会など。 7人の作家らによる川端康成・私の一編では、吉田知子が「片腕」をあげているのが目を引いた。 読みごたえのある150頁の特集である。 でも、もう33回忌も過ぎたのだね。三島の50回忌が近い。 写真は川端と川端の残した手帳。日記として使用され、綿密な書き込みがあるとのこと。
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川端康成は高校の頃、少し読んでいましたが、大学 1年の春、その当時、出回っていた新潮社の日本文学全集(赤い箱のもの)で、読んでいるうち、「みづうみ」を読みました。 |

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