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久しぶりの更新となります。

毎日暑くて大変ですが、ハンダごてを握り、妄想していたエフェクターを製作しました。

Marshall 1959SLP の Linked(リンク接続)と、
1959RR(ランディ・ローズモデル) の Cascade(カスケード接続)の切替や、
エディ・ヴァン・ヘイレン仕様の、まるで真空管を増設したような改造Marshallサウンドみたいに、
ゲインUP機能を追加した、アンプ・エミュレーター(オーバードライブ〜ディストーション)となります。
ブルースから、ロック、ハードロック、メタルまでを1台でカバー出来たかと思います。

筐体サイズ
 TAKACHI TD10-15-4N 幅:150mm 奥行き:100mm 高さ:40mm

イメージ 1


INPUTジャック、OUTPUTジャック、DCジャックは筐体上面へ設置。
イメージ 2

右側基板
 電圧コンバータICを使用した+9Vと18Vの電源用の基板、
 スライド・スイッチはBUFFERの電圧選択 左側:18V、右側:9V。
左側基板
 BUFFER用の基板、Pete Cornish の LD-1(Fairchild BC549C NPN Siliconを使用)を参考として製作。
真ん中のメイン基板
 Fairchild J201(Nch-JFET)を使った1959アンプ・エミュレータ回路を大幅改造。
イメージ 3

操作面
 7つのノブ、5つのトグル・スイッチ、2つのフット・スイッチと設定箇所が沢山有ります。
イメージ 4

フット・スイッチ
 右側 BYPASSスイッチ : エフェクターのON/OFF LED:赤色。
 左側 GAINスイッチ : ゲインUPの選択(FETで更に1弾増幅) LED:青色。

ノブ(左側から)
 上段
  MASTER : エフェクター全体のマスター・ボリューム。
  PRESENCE : 高周波(歯切れの良いサウンドや存在感)の信号量を調整。
  BRIGHT : 1959アンプのLOUDNESS1(HIGH TREBLE)ボリューム ドライブ量の調整。
  NORMAL : 1959アンプのLOUDNESS2(NORMAL)ボリューム ドライブ量の調整。
 下段
  BASS : 低音域を調整。
  MIDDLE : 中音域を調整。
  TREBLE : 高音域を調整。

トグル・スイッチ(左側から)
 上段
  LO : BRIGHT(LOUDNESS1)側回路の結合コンデンサ選択(低音の歪み選択)
      左 : 10n 低音歪み増 ハード・ロック向き
      中 : 2n2 Marshall 1959の標準値 低音が締まっているイメージ ブルース・ロック向き
      右 : 22n Marshall 1959RRの標準値 低音歪み激増 メタル向き。
  HI : BRIGHT(LOUDNESS1)側ボリュームのハイ・パス・コンデンサ選択(BRIGHTスイッチ)
      左 : 4n7 + 100pF Marshall 1959の後期仕様 ミッド・ハイを強調
      中 : 100pF Marshall JTM45タイプ ボリュームを上げると素直なドライブ感
      右 : 1n + 100pF Marshall JCM800タイプ ハイを強調。
  LINKED / CASCADE : リンク・カスケード接続の切替
      左 : LINKED接続 BRIGHT・NORMALボリュームの並列接続
         NORMALをゼロにすれば、BRIGHT側だけで稼動。また、逆も可能。
      右 : CASCADE 1959RRのカスケード接続
         NORMAL側からBRIGHT側への信号の流れとなりゲインUPする。
 下段
  9V/18V : M-1959のメイン基板への電圧選択
      左 : 9V 歪みの粒が細かくなり、歪み量は多くなる
      右 : 18V 歪みの粒が大きくなり、高域・音量も大きくなる。
  BUFFER : バッファ LD-1 のON/OFF
      左 : ON 、 右 : OFF 前段にファズ使用時など好みで選択。
      例えば、ONにするとファズがディストーションよりのサウンドへ変化する。

設定例
 ① JTM-45 Hi INPUT モード
     LINKED側、NORMALボリューム:ゼロ、LO:右、HI:中、GAINスイッチ:OFF。
 ② JTM-45 LINKED モード
     LINKED側、LO:右、HI:中、GAINスイッチ:OFF。
 ③ 1959SLP Hi INPUT モード
     LINKED側、NORMALボリューム:ゼロ、LO:中、HI:左、GAINスイッチ:OFF。
 ④ 1959SLP LINKED モード
     LINKED側、LO:中、HI:左、GAINスイッチ:OFF。
 ⑤ JCM800 モード
     LINKED側、NORMALボリューム:ゼロ、LO:右、HI:右、GAINスイッチ:ON。
 ⑥ 1959RR モード
     CASCADE側、NORMAL・BRIGHTボリュームで歪み量を調整、LO:右、HI:左、GAINスイッチ:OFF。
     NORMAL側で歪み量を調整し、BRIGHT側で低音の飽和感を操作する。
 ⑦ 改造MARSHALL モード
     CASCADE側、NORMAL・BRIGHTボリュームで歪み量を調整、LO:中、HI:左、GAINスイッチ:ON。
     NORMAL側で歪み量を調整し、BRIGHT側で低音の飽和感を操作する。
     エディのような歪みを求めるなら、TREBLEは上げ目、PRESENCEは耳に痛く感じないよう上げ目。

配線が多くて、組み立てに手間取り。FETの電圧調整・サウンド調整・雑音対策と修正の連続でしたが、
狙ったサウンドとなりました(自己満足?)。

Marshallアンプのデモ動画
    マーシャルアンプ1959 解説 中野重夫 (前編)

    マーシャルアンプ1959 解説 中野重夫 (前編)

    Marshall 1959RR Randy Rhoads Signature Head and Cabinet



閉じる コメント(14)

お久しぶりです!
スゴイ大作ですね✧ \\(°∀°)// ✧
コレ1台でほかの歪みはいらなそうです☆
ピートのバッファーはどうですか?俺は部品買ってありますがまだ作っていません(笑)

2015/8/7(金) 午前 10:13 NAO

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NAO さん ご無沙汰をしてます。
妄想していた物がやっと出来上がりました。
設定は面倒ですが、色々なアンプ回路の実験が出来て面白いです。
ピートのものと思われるLD-1の回路は、シールドの長さによるハイ落ち対策かと思いますが、3mのケーブルだと少し高域が強調される感じです。

2015/8/7(金) 午後 5:08 jynry401

お久しぶりです
大作ですね、満を持してといった感じでしょうか
Marshall 1959SLPのエミュレータとのことで憧れの音ですね
私は最近ブラウンサウンドライクな自作のwampler pinnacleを愛用していますが、系統としては同じ方向なのかな?と想像しなから記事を拝見しておりました
サウンドメイクの幅はもの凄く広そうですよね
万能マシンといった印象を受けました

2015/8/7(金) 午後 5:48 BOOSKA

そうなんですね〜俺もピートの作って試してみます^_^

2015/8/7(金) 午後 7:35 NAO

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ブ〜スカ さん ご無沙汰をしています。
Marshallアンプの回路図を比較した結果の、妄想エフェクターです。
私も、FETを使用した多段増幅回路が好きです、Wampler Pinnacleは部品の用意は出来ていますが、涼しくなってから製作しようと思っています。
次回、BSIAB2のメンテ記事をアップします。

2015/8/7(金) 午後 7:57 jynry401

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NAO さん BUFFERは、癖の無いものや、高域を若干強調したもの等、メーカーによる味付け加減・設計思想が出る回路だと思います。
私は、ノイズ対策も含めてIN直後に220pFでGroundに接続しています。

2015/8/7(金) 午後 8:15 jynry401

なるほど…奥が深そうですね✧ \\(°∀°)// ✧
参考にさせていただいていろいろ試してみたいと思います🎵

2015/8/7(金) 午後 8:43 NAO

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NAO さん BUFFERを気に入るかは個人嗜好が強く影響すると考えます。
私も、色々なBUFFERを試して見たいと思います。

2015/8/7(金) 午後 9:19 jynry401

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おかえりなさい!!
心配してました
再開ですね

2015/8/7(金) 午後 10:38 よこわうまい

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よこわうまい さん コメント有難う御座います。
1年以上もブログ更新をしていませんでした。
年甲斐も無く、BABYMETALに嵌ってしまい、Metallica、Megadethのアルバムも良く聞いている状況です。

2015/8/7(金) 午後 11:51 jynry401

ご無沙汰しております。ブログの更新を心待ちにしておりました!
もう凄すぎてどんな回路なのか想像もつきませんが、1959のエミュ
レータなんて素敵すぎです!

2015/8/10(月) 午後 9:23 うし

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うし さん コメント有難う御座います。
視力が悪化しまして、エフェクター製作やプライベートでのパソコン使用を控えておりました(BABYMETALに嵌った事もありますが・・・)。
このエフェクターの製作動機は、Marshall 1959SEの国内限定販売で試奏したからです、真剣に購入しようと思いましたが止めました。

2015/8/11(火) 午前 0:48 jynry401

こんにちは、コメント遅れましてすいません。完成おめでとうございます〜
自分の投稿より配線がたくさんで御苦労されたのではと思います。表面のカラーがかっこいいですが塗装されたのでしょうか?

2015/8/21(金) 午後 0:40 [ M.I ]

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M.I さん コメント有難う御座います。
配線が多く大変でしたが、ノイズも無く・レスポンスも良いほうだと思います。
まるで真空管アンプをポイント・トゥ・ポイントで製作しているようでした。
塗装は黒色の上に銀色でラップ塗装し、その後にクリヤーの青と緑を塗っています。

2015/8/21(金) 午後 8:55 jynry401


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