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初代のMarshall Blues Breaker 後期型の回路図 (  http://www.generalguitargadgets.com/effects-projects/distortion/bluesbreaker/ ) より 1590A サイズで製作してみました。
Analogman Prince of Tone のクリッピング切替や、LOW-MIDの帯域の切替、GAINアップ、PRESENCEの機能を追加、また、JHS Pedals Morning Glory のように、音量アップの為にFETによる増幅機能を追加しています。

製作の目標
 a. 初代のMarshall Blues Breaker 後期型の明るいクランチ・サウンドで音量を上げる事。
 b. 上記の機能追加をトグル・スイッチやミニチュア・ポットで操作面に配置し積極的にコントロール出来る事。
 c. ブースター・モード時には、トレブル・ブースター(PRESENCEとTONEで調整)としても使用出来る事。
 d. 機能追加のトグル・スイッチをON/ONではなく、ON/OFF/ONを使用する事で3通りにする事。
 e. BB(Blues Breaker)の音の他に、OCDやTSのような音になるようLOW-MIDを操作出切る事。
 f. ディストーション・モード時に増幅率を上げられるようにする事(ストラトでハード・ロック)。

イメージ 1

イメージ 2
  ケースなどは、あまり使用していないエフェクターを再利用しています。

操作説明
 VOLUMEノブ : 音量の調整、 GAINノブ : 歪み量の調整、 TONEノブ : 音色の調整
 TONE左側のミニチュア・ポット : PRESENCE帯域のブースト(左側に最小でBlues Breakerの標準値)
 上部トグルSW : クリッピング切替 左側でオーバードライブ、中央でブースター、右側でディストーション
 右側トグルSW : GAINアップ 下側が標準値、中央で2倍、上側で1.5倍
 左側トグルSW : 帯域の切替 
            左側でミッドを強調したTSモード、中央でBBモード、右側でミッド・ローを強調したOCDモード
 FETによる音量アップは、 VOLUME、GAIN、TONEが中央で、PRESENCEが左側で最小、クリッピング切替が左側(オーバードライブ)、GAINアップは下側、帯域切替は中央(BBモード)で、バイパス時の音量と同一になるように調整しています、具体的にはBlues Breakerより2倍ほど音量アップしています。

基板の写真
イメージ 3
基板の右上のスライド・スイッチ : 上側が標準、下側がGAINの可変ボリューム2・3番を接続
 スライド・スイッチを下側にする事で、標準時(上側)にはGAINノブを動かすと音量も極端に増減しますが、それが緩和し、最低歪み量が多く感じるようになります、GAIN最大時の歪み量は変わりません。

技術的にはGAINの可変ボリューム(100kΩ Bカーブ)2・3番の値と10kΩ (G・G・Gの回路図ではR7(4k7)+R8(4k7))でオペアンプ後段(220kΩ)の増幅量を決定していますが、GAINの可変ボリューム2・3番を接続する事により『220kΩ÷10kΩ=22倍』の増幅率で固定するようになります。スライド・スイッチはGAIN 1番側のピンをニッパーで切断しています。

メイン基板+サブ基板の写真
イメージ 4
 
技術的な説明
 使用部品はオペアンプ:TL072CP、ダイオード:1N4148、FET:2SK30ATM-GR、CRは汎用品。
 主な変更点(以下の回路記号はG・G・Gの回路図より)
  結合コンデンサ C1 : 10n → 22n。
  帯域の切替 トグル・スイッチ : 3P SPDTミニトグルスイッチ ON/OFF/ON
          R2 : 4k7Ω、R3 : 3k3Ω、C3の10nと並列し33nと100nをトグル・スイッチで切替。
  GAINアップ トグル・スイッチ : 3P SPDTミニトグルスイッチ ON/OFF/ON
          GAIN可変抵抗の1番とオペアンプ2番端子との間へ100kΩを接続、
          並列に5k6Ωと100kΩをトグル・スイッチで切替
          下側:100kΩと5k6Ωの並列抵抗値=5k3Ωが最低歪み抵抗
          中央:100kΩが最低歪み抵抗
          上側:100kΩと100kΩの並列抵抗値=50kΩが最低歪み抵抗。
  クリッピング切替 トグル・スイッチ : 6P DPDTミニトグルスイッチ ON/OFF/ON
          左側:オーバードライブ・モード R11(6k8Ω)とD2〜D5(1N4148)をオペアンプ7番端子へ接続
          右側:ディストーション・モード R9(1kΩ)とTONEの間へD6・D7(1N4148)をBIASへ接続
          中央;接続無し。
  PRESENCEミニチュア・ポッド(50kΩ Bカーブ)
          R12(6k8Ω)とC9(10n)の間へ上記ポットを接続
          R17の100kΩ Aカーブの可変抵抗を100kΩの固定抵抗へ変更
          C10(100n)をKing of Toneのように1uFのフィルム及び電解コンデンサへ変更
          R13(1M5Ω)を省略。
  音量アップ 『ひよこのページ』さんのミニブースターをご参照
          http://www8.plala.or.jp/KandR/sub_minibooster.html
          結合コンデンサのC1:10nは省略し、33kΩの保護抵抗を増設
          C2 : 1uFを2.2uFへ変更
          50kΩの可変抵抗を固定抵抗にしソケット化(現状では47kΩ)
          R4(100kΩ)を可変抵抗にしボリュームとする。


閉じる コメント(4)

凄い!全乗せですね^ ^
gainポットは私も2と3を繋げちゃいます。2段目のゲインが変わると音色変化も激し過ぎて使える所が少ない感じがしちゃいます。

2015/9/12(土) 午後 1:10 com2

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com2. さん コメント有難うございます。
Blues Breaker の本来の音と、それを発展させたオーバードライブ、ブースター、ディストーションとして活躍しそうです。
GAINの2・3番を接続は、GAIN量によって音量増減が激しいので、最後に取り付けました。

2015/9/12(土) 午後 6:28 jynry401

さすがのレイアウトですね〜さすがです✧ \\(°∀°)// ✧
MODもスゴイ!
俺はいまモーニンググローリー作ってます。

2015/9/12(土) 午後 8:32 NAO

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NAO さん コメント有難うございます。
Blues Breaker、Analogman Prince of Tone、JHS Pedals Morning Gloryの内、どれを作ろうか迷ったのですが、最終的には全ての機能も取り込んでしまえと思い製作しました。

2015/9/12(土) 午後 9:41 jynry401


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