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大仏のような地蔵

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船橋市は飯山満(はざま)に、「ゆるぎ地蔵」というお地蔵さんがある。

これは、地蔵というより、大仏に近く、1.7m以上の高さがある。しかも、坐像なので、もし人間なら、立ったら2mを越す巨漢である。

この地蔵は、江戸時代に当地にあった「揺ぎの松」という松の大木が枯れたため、その松の材木を使って、この「ゆるぎ地蔵」ともうひとつ「木っぱ地蔵」を木食僧に彫らせて祀ったというもの。1723年(享保8年)建立だそうだ。その「木っぱ地蔵」のほうは、薬円台の高幡庵という寺にある。

そもそも「揺ぎの松」というのは、根が立ち上がり、人が通ると梢まで揺るいだことから、その名前をつけられたという。そんな大きな松だからこそ、この立派な地蔵もできたというもの。

付近は、純農村地帯であったが、最近は新しい住宅もたくさん建っている。東葉高速線の飯山満駅も、割合近い。地蔵のある場所は、ちょうど谷間のようになっていて、近くには弁天の池もあり、水田をかつては作っていたと思う。台地の下に大きな家があるが、かつての名主か何かかもしれない。

この飯山満は、鎌倉時代くらいからある集落だそうだ。南北朝時代の板碑も存在している。「ゆるぎ地蔵」を見た後、板碑を見に行ったが、あらためて見るとそれほど大きくない。それでも、船橋市最大級らしい。

なお、千葉日報によれば、以下のようにお堂修復の募金活動中とあった。そういえば、現地にも看板が建っていた。

「『ゆるぎ地蔵』の通称で知られる船橋市飯山満二の市指定文化財『木造地蔵菩薩坐像』を祀(まつ)る地蔵堂の老朽化が進み、地元住民が再建しようと広く寄付を募っている。

 飯山満町二丁目住民ら約五十人で構成する『ゆるぎ地蔵保存会』(三橋栄会長)の計画では、寄付の目標額は四百万円で、来年春ごろの完成を目指す。」(千葉日報、県西エリア:2008年09月28日)

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