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「やぶらこうじのぶらこうじ」 訳の分からない呪文のような言葉。落語「寿限無」のなかに出てくる、とんでもない長い名前の一部である。 じゅげむ じゅげむ ごこうのすりきれ かいじゃりすいぎょの すいぎょうまつ うんらいまつ ふうらいまつ くうねるところに すむところ やぶらこうじのぶらこうじ ぱいぽぱいぽ ぱいぽのしゅーりんがんしゅ・・・ この「やぶらこうじ」とは藪柑子(ヤブコウジ)のこと。「ぶらこうじ」はブラブラぶら下がった柑子というか、語呂合わせであろう。「やぶらこうじのやぶこうじ」という場合もあるそうだ。 この藪柑子は、縁起のよい植物である。柑子はミカンのことであるが、その実はなるほどミカンに見えないこともない。しかし、どちらかと言えばリンゴのほうに良く似ているように思う。 それはともかくとして、この植物は藪や雑木林に生えているが、昔は盆栽にすることが流行ったそうだ。千両、万両と同じように、冬でも赤い実を付けているので、正月の縁起物として珍重される。センリョウ科の千両とは、別の仲間であるが、万両、あるいは百両とは、おなじヤブコウジ科の仲間であり、十両とも呼ばれる。 つまり、冬に赤い実を付けている植物は十両、百両、千両、万両とあるわけだ。同じく、赤い実をつけるのは、南天。これはのど飴などに使われるように、のどの風邪に効く生薬である。「南天舎利別」という薬もあった。今は「南天のど飴」か。 藪柑子も紫金牛という生薬になり、のどの腫瘍、せきなどに効くほか、利尿・解毒作用があるらしい。 見た目でも、なんとなく、赤い玉は薬を連想させる。
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科学もの
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蛸は、暗いところを好む性質があり、よく穴に隠れる習性がある。海底の岩穴に隠れたり、砂地の場所では、蛸は自分で穴を掘って潜り、外敵から身を隠している。 浅い場所なら、蛸はモリで刺したり、引鈎ぎで引っ掛けるなどして捕まえられる。 より深いところでは、底曳き網のようなものでもできるだろうが、それでは大規模すぎ、労力もかかる。また、海底のものをごっそり持ってきては、効率も悪い。そこであみだされた方法として、蛸が穴に隠れる習性を利用して、蛸壺を使うやり方が出てきた。そうすれば、ピンポイントで効率的に蛸を捕まえることができる。というより、底曳き網がない時代に、すでに方法が確立されていたようで、この方法を考え出したのは、ずっと昔のことである。 古代の漁撈といえば、縄文時代からというイメージがある。では、縄文土器で蛸壺があるかといえば、縄文土器で蛸壺は全く出土しない。弥生式土器からは、イイダコ漁で使ったような蛸壺があるという。 それにしても、蛸は見るからに変な生き物である。八本足はウネウネと動き、頭と一般に思われているのは胴体である。水中をすいすい泳ぎ、カレイなどに擬態をするやつまでいる。 しかし、蛸壺で思い出すのは、タコツボという名の戦時中の防空壕。粗末な防空壕に逃げ込んで、多くの人がなくなった。だから、小生には、ユーモラスな蛸とは、正反対の印象がある。最近、ある田舎町で、山の中に歩兵の一個中隊が戦時中駐屯し、タコツボも掘ってあった話を聞き、ふと思い出した。
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大昔、人はチンパンジーと共通の先祖から進化をとげ、二足歩行をし、火を扱えるようになった。 男も女も、最初は素っ裸であったが、そのうち下着程度はつけるようになった。そして、今はブランド物に身を固めた男女が街を闊歩しているが、もともとお宅ら、フリチン(女の場合はフリマンか?)だったのよ。 人間が猿人から原人、旧人、新人となると、だんだん進化というのか、退化なのか、毛がなくなり、現代人は頭と陰部しかまとまった毛はないのが現状である。なんで、毛が薄くなっていったのかよく分からん。すると、ハゲおやじはその分進化しているのだろうか。 一方、霊長類といえども、チンパンジーやオラウータン、ゴリラといった連中は毛むくじゃらである。毛が生えていないのは、顔と手の平、足の裏くらいなもんで、その他はびっしり体毛で覆われている。おけつも毛が生えてなかったかな?すくなくとも、ニホンザルは。 人間も原人ではやはり体毛が濃い。その前の猿人では、いったい猿とどう違うの?と思うくらいに、猿そっくりである。まあ、道具は使っていたから、その点違うかな(厳密にはチンパンジーも簡単な道具は使うらしい)。 もし、人間が進化せず、ずっとジャングルで暮らしていたら、猛獣や毒蛇などの脅威にいつもさらされていたはずである。果物などが採れないときは、飢えていたかもしれない。 今はどんな田舎でも、電気は通っているし、買い物する場所もある。飢えて死ぬことも、ぜんぜんないわけではないが、滅多にない。だから文明の恩恵っていいなあ。平和で、暮らしやすい世の中が一番いい。
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肉食恐竜の王者である、ティラノサウルスは、頭が大きく、後足も大きい。体長は約11〜13mで、その体重は概ね5〜6tと推測されている。完全な化石は少なく三体のみで、今までは尻尾を引きずって歩いていたと思われていたが、最近では長い尾を地面に水平にして前傾姿勢で歩いていたことが分かってきた。 その大きなアゴに並ぶ鋭い歯で噛み砕かれると、一たまりもなさそうである。餌食となったとみられる恐竜の骨の多くが噛み砕かれていたことから、驚異的な顎の力を持っていたといわれる。 <ティラノサウルス> [[attached(1)]] ただし前足も、かなり大きな力を出せたことがわかってきている。それで狩猟をしたときに、とどめをさしたのだろうか。逆に頭部は非常に大きく、それを前足の代わりに上手く活かしていたのではないかと考えられている。また、進化の過程で体の前方が重くなったため、前足を短く軽くすることでバランスを取ったとする見解もある。 ティラノサウルスは鎖骨のところにV字型の骨がある。その骨は鳥にもある。また、ティラノサウルスの子供には羽毛がはえていたそうだ。 実は鳥の先祖は恐竜である。その恐竜とは小型の肉食恐竜で、羽毛恐竜と分類されるものである。羽毛恐竜のなかには、ディロング、中華竜鳥(シノサウロプテリクス)、デイノニクス、メイ・ロング、ミクロラプトルなどがある。ティラノサウルスはディロングに近く、コエルロサウルス類に属する。 ただ、ティラノサウルスが鳥の先祖の仲間というのは、その獰猛さ、巨大さから、ちょっと結びつかない。 もし、ティラノサウルスが鳥の先祖の一種であれば、前足は翼に進化することになるが、どうなのか。 羽毛恐竜で、メイ・ロングはもっと鳥に近いが、やはり前足が小さい。メイになると、鳥をはだかにしたような格好だし、いかにも鳥らしい。前足に翼らしき羽毛がついているが、これでは飛べたとはおもえない。せいぜい、羽ばたいて走るときに勢いをつける程度だろうか。 <メイ・ロング> [[attached(2)]] しかし、鳥が恐竜の子孫であったとは。われわれもそうとも知らずに、焼き鳥で一杯とかやっていたのである。世が世であれば、恐竜のネギマとか姫カワとかを酒のアテにしなくてはならなかった?
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インドネシアのフロレス島という島で、2004年にホモ・フロレシエンシスという小さな人類の化石が発見された。これは身長が1mほどというから、随分と小さい。 これは現代の人間がホモ・サピエンスで新人であるのに対し、ネンデルタール人のような旧人どころか、ジャワ原人の子孫というのだから驚く。なぜなら、そのホモ・フロレシエンシスは1万年前まで生存していた可能性が高いというからである。 このフロレス島は、ジャワ島から海をわたってしばらくいったところにある島である。だから、その島には海を何キロか越えていかねばならず、ホモ・サピエンス以前には人類はいなかったと考えられていた。しかし、フロレス島の島の洞窟のなかの約2万年前の地層から、原始的でかつ身長約1mと、いちじるしく小型な人類化石が発見された。これについては、病気のため成長できなかったホモ・サピエンスという説もあったが、違うらしい。研究の結果、海をこえて島へたどりついたジャワ原人のある集団が、食資源のとぼしい環境下で小型化したのが、ホモ・フロレシエンシスであるらしいのである。 まさか、そんな小さい原人と現代人は混血していないだろうが、アイヌ神話にでてくる「コロボックル人」とは、こういう島嶼効果で小さくなった人類ではないだろうか。 今やネアンデルタール人すらいない世の中であるが、2万年もさかのぼれば、新人以外の人類がいたなんて、少し驚きである。
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