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必欲生彼国土者 ・・・ 具三心必得往生
何等為三 一者至誠心 ・・・
二者深心 即是真実信心
信知 自身是具足煩悩凡夫 善根薄少 流転三界 不出火宅
今 信知 弥陀本弘誓願 及称名号 下至十声一声等 定得往生
乃至一念 無有疑心 故名深心
必ずかの国土に生ぜんと欲(おも)わば・・・ 三心を具して 必ず往生を得(う)。
何らをか三と為す。 一者 至誠心(しじょうしん)・・・
二者深心(じんしん)、すなわち これ 真実信心なり。
自身は これ 煩悩を具足せる凡夫、善根薄少にして 三界に流転して 火宅を出でず
と信知す。 今 弥陀の本弘誓願は、名号を称すること 下 十声一声等に及ぶまで、
定んで往生することを得しむと信知して、ないし一念も疑心あることなし。
故に 深心と名づく。
―――― 善導「往生礼賛」
我々は 己の罪深さというものが まったくわかっていない。
また、わかろうとはしないものだ。
老いも若きも 男も女も みなそうである。
これは、我々人間の根本的な弱点であり、病である。
そして、これは 弥陀の大悲本願ましますことが
まったくわからない、わかろうとしないことと、
紙の表裏の関係にある。
老いも若きも 男も女も、
のうのうと生きて、これを恥じないのだ。
生き恥を晒しているとは 少しも思わない。
つまり、私は 己が運命について、
驚くべきことに、全く無頓着なのだ。
合掌
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