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混沌の時代のなかで、真実の光を求めて

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刹那と持続


   それ、真実の信楽(しんぎょう)を案ずるに、
   信楽に 一念あり。一念とは、これ
   信楽開発(かいほつ)の時剋の極促を顕し、
   広大難思の慶心を彰(あらわ)すなり。
             ――――― 親鸞 「教行信証」信巻末
          
         ※ 信楽 = 信心   時剋 = 時刻   
  




 心というものは、
 刹那に現象するもので、
 それ以上でも以下でもない。
 刹那は 永遠に通じているゆえに。

 もし 持続したものを
 心と言うのであれば、
 心は、この世で イノチのないものとなろう。
 例えば、習慣・習俗・前例主義、固定観念、性格、我執 etc。


 刹那に現象した心のみが
 生きた心であり、
 永遠に通じる心であろう。

 もし、“この心が持続しなければ
 本当の心ではない” と言えば、
 それは この世の欲得の思い or 我執が言うのである。

 
 この刹那は、
 我々にとっては
 忽ち消え去る 頼りなく はかないものだが、

 この刹那に満足する心が
 「信心」というものであろう。
 刹那にこそ、真実というものは現成するのだ。


 しかし、常なるものは、
 この世には 何もない。
 すべては 諸行無常なるがゆえに。
               @諸行無常 - Wikipedia
 常なるものは、
 此岸にはなく、彼岸にある。
 それは、仏の世界にあって、
 この娑婆にはないのだ。

   この世の いかなる人間も死ぬし、
   いかなる国家も亡びる。

   近代科学技術文明は もちろん どんな文明も滅するし、
   人類も滅びる時が やがてやってくる。


 我々における真実は、
 刹那における真実のみであって、
 それ以外に真実はない。
 他に 真実の現成する 時も場所もないのだ。

                      合掌


 

 

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