種市算数研究所

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帰納的な考え方1年

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<1.数表は、1年生で帰納的な考え方を育てる大事な教材>
最近、1年生での帰納的な考え方の指導に興味がある。
月報を振り返って見てみると、奈良崎先生『数表すごろく』(月報73号)と東郷先生『穴あき数表』(月報93号)で、数表を教材にして1年生が帰納的に考える様子を読み取ることができた。
このようなことから、数表を扱い、帰納的な考え方をねらいの中心に据えた授業に取り組みことにした。
帰納的な考え方の段階には、「発見を楽しむ段階」「一般化に向う段階」の2段階があると考え、配慮しながら授業に望んだ。

<2.発見を楽しむ段階>
8つのピースに切った1〜100までの数表を提示すると、すぐ、ある子が
「先生、(貼る場所が)ちがうよ。」
とつぶやいた。
その子には、1ピースだけ動かしてもらい、違う子に考えたことを言ってもらった。
「1、2、3、4、5、6、7になっているから。」
と1段目を指さした。
すると、ある子が
「(1、2、3、4、5、6、7が)ここにも、ここにもあるよ。」
と2段目と3段目を指差した。
今度は、別の子が
「縦もなっている。」
と2列目を指差した。
それを聞いて、別の子が
「それもあるけど、1が縦に並んでいるよ。」
と言った。

<3.一般化に向う段階>
発見したきまりを言葉で整理した。
・横に見ると、1ずつ増える。
・縦に見ると、10の位も1ずつ増える。
・縦に見ると、1の位は同じ数字
そして、残りのピースの場所と理由を1つずつ確かめていった。
「横に見ると、34の次は1つ増えて35 になるはずだから。」
「縦に見ると、6の次は7になるはずだから。」
「縦に見ると、1がずっとつづくはずだから。」
『はず』という言葉で、仮定しながらきまりを確かめることができた。

<4.課題>
「発見を楽しむ段階」に比べ「一般化に向う段階」は、子どもたちに勢いがなくなってしまった。
1年生でも一般化を楽しむことはできると思うのだが…。
新たな手を考えたい。

イメージ 1

子どもが整理する→きまりを発見する→きまりを一般化する
という授業モデルでの実践報告です。(1年ひき算)

<子どもが整理する>
 □□−□=□を板書し、子どもが思いついた式をどんどん板書した。
「間違ったかも…」
のつぶやきをきっかけに、今まで出されたものの中に間違いがないかの見直しが始まった。
 その後、式が20個ほど掲示されたので、ごちゃごちゃして見づらいなあとと言うと、
「答えが同じものに分けたらいいんじゃない?」
をきっかけに、答えに着目した式の整理が始まった。

<きまりを発見する>
答えごとに整理された式を見て、子どもたちから次のようなきまりが発表された。
「引く数が1こずつ下がっている。」
「引かれる数が1こずつ減っている。」
「答えが同じになっている。」
また、一般化に向かうつぶやきも出た。
「9の仲間だから9個になっている?」
「答えが2になると、2個になるんじゃない?」

<きまりを一般化する>
答えが2になれば2個になることを確かめた。すると、
「じゃあ、1になる答えは1個しかないんじゃないの?」
「答えが3になると、式も3個になる。」
これらを確かめていると、
「1から9までそうなんじゃないの?」
という一般化する考えが出た。

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