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1.「なぞなぞ」の要素がある授業
子どもたちは、「なぞなぞ」が大好きである。
遠足のバスの中やお楽しみ会など、なぞなぞが出される場面をよく見かける。このように子どもたちの大好きな「なぞなぞ」を算数授業に生かせないだろうか?
きっと、算数に苦手意識がある子でも、「なぞなぞ」の場面では意欲的になるに違いない。
その子が手を挙げたら、褒める場面も生まれるだろう。
そこで、「なぞなぞ」のように数字を読み替える教材を考え、授業に臨んだ。
2.フナの魔法
まず、1〜9までの数字のカードから2枚選び、小数のある数字にして、その一の位と小数第一位の数字を入れ替えて引くという手順で、7.2−2.7、5.4−4.5の筆算に取り組ませた。
次に、黒板の隅にフナの絵に描き、子どもたちにこんな話をした。
「このフナの絵を触ると魔法にかかり、とんでもないことが起きます。」
この話を聞き、ある子が触って確かめてみたいと言う。
その子にフナの絵を触ってもらい、1枚カードを選んでもらった。
そして、後、先生もフナの絵を触り、1枚カードを選んだ。
出来た式は6.3−3.6。
筆算を終えた子から、こんなつぶやきが挙がる。
「あ、フナだ。」
次に、違う子にやってもらう。
出来た式は8.5−5.8。
「また、フナだ!」
まだ、どこがフナなのか分からない子もいるので、分かった子にヒントを出してもらった。
いつもは算数でなかなか手を挙げないA子が、この場面で元気よく手を挙げている。
もちろん、指名した。
「ここがふたつ、ここはななつ。」
前に出て、その場所を指しながら説明しているところが良かったと褒めた。
さらに、違う子にカードを選んでもらおうとしたところ、
「先生が後に選ぶのが怪しい。」
とある子が言い出しので、先に先生が選ぶことになった。
出来た式は9.1−1.9。
「あれ?反対に読むとフナだ…」
「おかしい、もう一回!」
今度、出来た式は7.3−3.7。
これがフナにならないことが分かると、
「やっぱり、フナの魔法は先生の仕業だったんだ。」
と子どもたちは言い出した。
しかし、それに反論するように、
「まだまだ、フナの魔法が分かってないね。うそだと思うなら、ほかにも計算してみて。」
とけしかけた。
子どもたちは自分で式を立てて筆算を始めた…。
しばらくすると、
「あ!全部、9の段になっている。」
と子どもたちはカプレカー数に気づき始めた…
〜おすすめサイト〜
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