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2011年中国・香港作品
監督・製作:ピーター・チャン
アクション監督:ドニー・イェン
出演:ドニー・イェン、金城武、タン・ウェイ、ジミー・ウォング、クララ・ウェイ、リー・シャオラン
雲南省の小さな村で、指名手配されていた2人の凶悪犯が強盗中に、不可解な事件で死亡する。
たまたま居合わせた職人リウ・ジンシーが、正当防衛の末、偶然にも彼らを退治。村の英雄になる。
平凡男がなぜ凶悪なならず者を倒すことができたのか。警察から派遣された捜査官シュウはリウの
素姓に疑問を抱く。
清朝末期。近代と、中国の長い歴史と、広大な大地が入り交ざって、混沌とした時代。
何よりも法の裁きが絶対であり、科学や知識が正しい判断をすると考えている男、
長い歴史の渦の中にある自分を捨てた男。二人とも過去を背負いながら、生きなおそうと
しているようにも見えます。
それにしても、リウの存在に疑問をもってからのシュウの行動や、疑われている間の
リウのリアクション、そして後半の展開にはちょっとびっくりしちゃいます。
現代人には理解し難いものなのかもしれませんが、この辺は荒唐無稽ととるより
近代と中世の狭間にある混沌とした世界にある、ドラマティックな展開としたほうが
腑に落ちるかもしれません。
意外にも、ピーター・チャン監督、武侠映画を撮ることが長年の夢だったということで
リウとシュウの動と静、妻や家族のドラマが丹念に描かれているのはもちろんのこと
アクションも満載。往年のアクションスター、ジミー・ウォングやクララ・ウェイの共演も
カンフー・ファンには楽しみなところでしょう。冒頭では、香港映画のアクション・スタントで
活躍する谷垣健治がならず者役で登場します。
それにしても、ドニー・イェン、だんだん演技が深くなるよね。ジェット・リーもそうですが
年齢とともに磨きがかかって、強いだけでない男になっていきますね〜。
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ピーターチャンってもっとも武侠映画と対極にいる監督だと思っていたのですが、香港映画の監督の憧れでもあるんでしょうかね。
いやぁ〜、ジミーウォンってまだ映画に出ていたんですね。
それにもびっくり!!
2012/5/8(火) 午前 8:08
Korota様
ピーター・チャン、前作は清朝末期の古装片戦争アクションだったし、その前はミュージカルだったし、大作志向になってますね。いずれもドラマとしても良かったとは思いますが。
成功した監督さんとしては、やっぱり夢に描いた映画が撮りたいのでしょうね。
ちなみに金城武は、今度は監督には小品をとって欲しいなんて言ってました。
2012/5/8(火) 午後 7:27
清朝末期を舞台にした小説がけっこうあるのですが、どうも時代背景を
想像しにくくて、敬遠しています。映画ならば、案外すんなり楽しめる
かもしれません。
2012/5/10(木) 午後 10:53
Changloom様
前作の「ウォー・ロード」は時代背景濃厚ですが、
こちらはそんなに時代背景は考えなくてもいいかもしれません。
2012/5/10(木) 午後 11:49
ピーター・チャンは大好きな監督です。
ラブ・ソングは私の中で名作です(^^)
アクション映画なんて想像がつかないですが
ドラマチックな展開に期待してしまいます。
2012/5/12(土) 午前 10:51
I-style様
私もラブ・ソングは好きです〜。
でも、今回のようなタイプの映画の中でも
人間が描かれているところが、ピーター・チャン監督だと
思います。
2012/5/13(日) 午後 9:44
昨日、DVDで見ました。
ピーター・チャンの作品はほとんど見ていると思います。
最近の作品はUFOの頃とは違い
人間のもつ残虐さや非情さが感じられますね。
秘密結社的な殺人集団はちょっとよくわからなかったけど
最後にドニーの父と家族が一緒に食事するシーンは
すごく怖かったです。
金城クンは、本当に映画に恵まれていますよね。
結局、ドニーがカッコイイ映画でした^^。
2013/1/20(日) 午後 9:52
天星小輪さま
確かに、「ウォーロード」といい、こちらの作品といい
人間の深くて暗い部分がありますね。監督も年齢とともに
人間のいろいろなところを描けるようになったということでしょうか。
2013/1/20(日) 午後 10:30