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2010年香港作品
製作総指揮:ロバート・リー
監督:レイモンド・イップ、マンフレッド・ウォン
出演:アーリフ・リー、レオン・カーワイ、クリスティン・チョン、ハンジン・タン、
ジェニファー・ツェー、オウヤン・ジン
昨日7月20日は、ブルース・リーの命日でした。NHKや民放のニュースでもとりあげられていましたね。
新橋駅前のAround 50のお父さんたちが、ヌンチャクを手わたされると、少年時代に戻ったようでした。
この「ブルース・リー マイブラザー」、香港では生誕70年に上映されました。
日本では東京国際映画祭で一度上映されましたが、没後40年の今年に合わせての上映です。
でもね、ブルース・リーが武術の鍛錬に励むとか、理論を体得していくとか、そんな話ではないんです。
ブルース・リーが、今世界中で認知されているブルース・リーとなる前、幼少期から青年になり
渡米するまでの時代を描いたもの。製作総指揮のロバート・リーと彼と姉の記憶をもとに
香港時代の彼と彼ら家族をを描いた映画なのです。
俳優の父を持ち、幼いころから芸能界で子役として活躍していたブルース。子供のころから
負けん気が強く、いたずらっ子。中学に入ると仲間とつるんで喧嘩にあけくれ、ダンスを踊り、恋をする。
詠春拳を始めたのも、ケンカのためだったりするのですが、その成長の過程で、後のブルースの片鱗が
少しづつ表れて来ます。
ブルースが青春時代を過ごした、40〜50年代の香港の風景や風俗が絶妙に描かれています。
唐楼が立ち並ぶ街並みだけでなく、今は時計台のみが残る旧九龍駅に到着する汽車や、
啓徳空港を臨む山の上からの眺め。50年代のファッションや音楽。昔ながらの屋台。時代の背景。
この映画も、ある意味香港映画内の懐古的傾向の流れの中にある映画のひとつと言って
いいかもしれません。
カンフーのカリスマ、ブルース・リーを見に来た人には拍子抜けかもしれませんが、ところどころで
ブルース・リー映画のオマージュがありますし、英国人ボクサーとの試合も見所になります。
香港電影迷にとっても、あの時代の香港芸能界の様子を垣間見るチャンス。懐かしの俳優さんを
現在の俳優さんたちがカメオで出演しております。ただし、このあたりは日本上映版では
多少端折られているようです。
それにしても、ブルースがダンスの名手だったっていうのは意外。どちらも、高い身体能力が
要求されますが。
ブルース・リーにあこがれた「サタデーナイトフィーバー」の主人公や、
ブルース・リーとトラボルタにあこがれる「フォーエバー・フィーバー」の主人公が
ダンスをするのも腑に落ちますね〜。実は日本のAround/Over 50の方たちにもそんな人が
いるのかもしれません。
それから、「歳月神偸」に続き、アーレフのちょっとレトロなハンサムヒーローぶりに、ご注目を。
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見に行きたいなぁと思っておりましたが40年〜50年代の香港の風景それだけでも見る価値十分ですね。CGを駆使して作られたのでしょうか。それとも上海のセットなのでしょうか。
jyujaiさんのご紹介の文でますますわくわくしてきました。
2013/7/22(月) 午前 9:00
ブルース・リーというとどうしても
アクションシーンの印象が強いですが
この作品はそこがメインではなさそうなので
どのような内容か気になりますね。
写真の主演の男性?格好良いですね。
2013/7/23(火) 午後 11:45
korotaさま
40~50年代の香港、どっぷり楽しめますよ〜。
CG有り、セットあり。あと開平という広東省唯一の
世界遺産の街で撮影している部分があるようです。
最近ここでロケしてる映画見かけるんですが、
海外で財産を成したお金持ちたちが建てた洋風・中華風を
ミックスした古い建物が有名で、華南の風情があるところ。
一度行ってみたいと思ってるんですけどね〜。
2013/7/24(水) 午後 10:32
でぃんどん様
若き日の、ブルース・リー。今まで見たことないブルースの
姿を見ることが出来ますよ〜。写真は主演のアーリフ・リーです。
注目の若手俳優です〜。
2013/7/24(水) 午後 10:35