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映画『セッション』予告編(4/17公開) 2014年 アメリカ作品
監督・脚本:デイミアン・チャゼル
出演:マイルズ・テラー、J・K・シモンズ、メリッサ・ブノワ
ポール・ライザー
音楽(教育)のこと、ましてやジャズがどんなものなのかということも
よく知らないので語るのもなんですが、ミュージシャンとか、アスリートには
それがどんな形であれ、師弟関係というものは必ずあるものではないでしょうか。
それにしても、この師弟関係は激しく苦しいものです。
名門音楽大学の伝説の鬼教師、フレッチャーは異常な完璧主義で
彼のバンドに選ばれた生徒たちを、精神的にも肉体的にも追い込んでいきます。
それはもう、F Wordsだの差別用語だの満載で、家族やら個人的な辱めにまでに
及び、そんなん今時許されるのかとびっくりしてしまいます。
彼は、生徒に圧力をかけ、怒りや悔しさを最大限までに引き出し、
それをエネルギーに変えさせようとする。その狂気とも思える教育法は
常人には理解しがたいもの。
彼のバンドにスカウトされた一年生ドラマー、ニーマンは、音楽家として
高みを目指すのか、それとも自分の野心をかなえるためなのか、
何もかも投げ捨て、フレッチャーの仕掛けてくるワナに必死に
食らいついていくのです。
音楽をテーマとした映画ではありますが、ニーマンの心理的な動きとともに
最後まで緊迫感を感じさせる、ある意味サスペンスのような映画です。
そしてラストセッションのカタルシス。圧巻です。
この映画のドラマーのように、サンダンス映画祭から見いだされた
新しい才能、デイミアン・チャベズ監督。次が楽しみです。
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評論も含め話題になっている映画ですよね。
映画紹介の番組でやたらひっぱたかれているシーンを見ました。
ミュージシャンや職人だけでなく一人前になるということはそんなに簡単なことではないのですよね。いや一人前にするほうもだけど。
ハラスメントは許されることではないですがすぐに○○ハラと定義づけることが好きな今の世の中、なかなかこんな関係は難しい、いやそんな定義にも関係なくやり続ける人が一流になるのかしらん?
2015/5/7(木) 午前 8:08
>korotaさん
線引きは難しいですが、こういう関係を受け入れることは、当人はもちろん親たちも、今の日本ではむりなのではないかと思います。実際のところ、自分でも無理だと思いますよ〜。
でも、こういうあり方も一つだと思います。それで引き出される能力もあるでしょう。それを乗り越えられる人が、一流になる...やっぱりそうかなあ。
2015/5/7(木) 午後 11:01