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論文のような題名でなんですが、このところアカデミー賞(候補)映画を
たてづづけに見たので、思ったことを書き散らしてみます。
「ラ・ラ・ランド」LA LA LAND
映像と音楽は、ミュージカル映画はかくあるべしといったような趣なんだけど
実はそんなにファンタジックなストーリーではないんだなあ。成功を目指す
若い男女の関係が今時な感じなのがリアルでした。
見た男性陣は、”やっぱり女は裏切る”っていうんだけど、そうなのかなあ。
成功までの過程で得たもの結果としては現実的。最後のもう一つの人生の
映像と音楽がが美しすぎて切ない。
「ムーンライト」MOONLIGHT
マイアミの貧困地区の子どもたちの現実は厳しい。少年は黒人で父親はおらず
母親はジャンキー。ましてや自分が好きなのは、同級生の男の子。彼が彼のままで
受け入れられる場所はない。
主人公の少年期・青年期・成人期が淡々と描かれており、多くは語らないけれど
役者の表情が内面を語っています。こんなハリウッド映画はみたことない。
大の男がこんな表情をするのかと思ったのは、「ブエノスアイレス」以来かと。
故郷に帰る主人公の車とともに”Cucurrucucu Paloma"がそれを連想させたの
かもしれませんが。
「Lion 25年目のただいま」LION
これは事実をもとに作られた話なんだけど、一番ファンタジックにも見える話。
オーストラリア人に養子になった子供が、大人になって現代の知恵を駆使して
自分の生まれ故郷を探し当てるっていうのもそうだけど、子供が迷子になって
何千キロも旅をしてしまうという状況自体が、日本人の私らにとっては
現実離れしてるようにも見える。でもでも、一番泣けました。登場人物の
心の動きがリアルに丁寧に描かれていました。
友達が原作を翻訳してて、なんで映画の題名が”LION”なのかわからないって
言ってたけど、映画を見てわかりました。
ああ、タスマニアに行きたいな〜。
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」MANCHESTER BY THE SEA
これは、現実が辛い。辛すぎる。子供3人を火事で無くした男が
兄の死で、その事故があった故郷に戻ってくる。過去は彼を襲い、
彼は辛い過去をを思わざるを得ない。
でも、乗り越えられない不幸なんて、癒されない傷なんてない、なんて
甘いことは言わなない。それを抱えて、これからも生きていく。
これが、この映画のリアリティ。
それぞれの人物が決して大げさでなく、現実にいる人のような実感をもって
現れます。私があの人物だったら、あの人だったらどういう行動をするだろう。
いろんなことを考える映画でした。
さあ、皆さんはどれがお好みかな?
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いろんな場所(特にラジオ:笑)で「ラ・ラ・ランド」は耳にしたのだけど、この1曲だけでなく、書いてらっしゃるように音楽で惹かれる部分がありました。
そういう意味で言うと、「マンチェスター…」の音楽を担当してるレスリー・バーバーの曲に惹かれて聞きこんだことがあります。「千年の祈り」という作品だったかなぁ。もともとそれは「ジョイ・ラック・クラブ」が昔好きになった時以降に憶えてた女優さんが出てたので観たのだけど、その音楽を担当してたのがレスリー・バーバーだったため。映像と音が入ってきた時は、やっぱり印象的な映画になるみたいな気がする自分です。
って「マンチェスター…」は観てもいないのに言えないけれど、音(別な作曲家)だとどうなんだろう?
…昔とはたぶん激変したシンガポールでのお話、楽しみにしてますね〜。
2017/5/10(水) 午後 10:36
> こえださん
さすが、音楽お詳しいですね〜。映像と音楽が結びついての映画、シーンが心に残ります。
シンガポールの音は、英語圏の歌が多かった印象でした。
タクシーによく乗ったんですが、運転手さんがかけてる
ラジオ番組から流れてくるのは大抵欧米系の英語の歌でした。
公用語、英語ですからね。シンガポールの話、いろいろ
アップします〜。
2017/5/14(日) 午前 10:30