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もう、夕方で大半が店仕舞いしていてちょっとつまらない。 早々に引き上げるべく駐車場に向かうが、その時私に語りかけて来る何かがあった。 それは、ポツンと露店に置かれていた旧ソ連製のバルナックスクリューマウントの「フェド2」であった。 旧ソ連が崩壊して1991年のあと、外貨を稼ぐ為かはたまた物好きが見付けて来たのか、旧ソ連製や中国製、その他の国で作られたバルナックタイプのカメラが流行り、これの前の型のフェド1はフェイクライカの材料になったりもした。 このフェド2はフェド1に比べてオリジナルライカに改造し難い形態になった為かマニアのコレクション等て輸入された。 まあ、当時はライカよりは安いが3万円前後で売り買いされていたと記憶する。 出先の器用な人が軍艦部にレーニンや旧ソ連のカマトンカチを彫り楽しむ素材にしたりでそれなりに売れていた。 私も当時のブームでライカの?Fとガタガタのニッカ?(着いていたニッコール5cmf2が欲しかった)を手に入れて撮影に使っていた。 後に元LIFE誌の記者からもらったと言う怪しげな戦中型?cやコシナのベッサLに旧ソ連製のレンズを数本を手に入れたがデジタル化で死蔵しているがフェドは持っていなかった。 今回のフェド2も使うか?と聞かれると否と答えるが、この語りがけて来るオーラを感じる(屁理屈) フェド2は生産年数が長く、これはどうも中期の製品のようである。 程度は良いが、ドイツ製のバルナックに比べるとかなり作りが違う。 外張りはこれは革ではなくシボつけた表面を塗っただけのものである。 距離計はライカより幅広いので精度は上か? ちゃんと視度調整が出来るのは驚きである。 バルナックより範囲が広い。 はっきり言って、かなりの進化と言える。 さらに裏蓋はニコンのSやFのように外れるので、スピーディーに確実フィルムは装填できる。 だが、巻き戻しはツマミなので大儀なのは愛嬌である。 着いてたレンズは52mmf2と言う旧ソ連製であるがさてさてどんな写真が撮れるのかな… 実際は露出計の付いてるベッサLで撮影した方が良いかも知れない。 |
廃墟・廃線
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