昨日買ったこのCD、確か30年ぶりぐらいに聴いたのですが、こんなにすごい演奏だったとは・・・・・絶句、絶句、絶句・・・・
フリッチャイは1914年生まれで1962年に48歳の若さで白血病で亡くなった指揮者です。当時欧米ではフルトヴェングラーの精神的な後継者と言われていたそうですが、若すぎる死は本当に残念です。存命していたら歴史に残る名演奏の録音を多数残していたに違いありません。
フリッチャイは多くのモノラル録音を残していますが、「新世界」「運命」「悲愴」などは幸いにしてステレオ録音で聴くことができます。いずれも初期のステレオ録音ですが、現在のデジタル録音と比べてもそれほど遜色なく聴くことができます。
ところで、この「新世界」、ドヴォルザークの生まれたボヘミア的なほのぼのとした渋いイメージは全くありません。重厚・機能的・無骨・男性的で正に純ドイツ音楽そのものと言うべきでしょう。それもカラヤンの演奏する近代的なドイツではなく、一昔前の頑固で無骨なドイツの田舎の「新世界」です。分厚く重厚な弦楽器、特にコンサートホールの床をビリビリ振動させるコントラバスの音色の重さと迫力、木管・金管楽器のどでかい音量、ティンパニの圧倒的な空気振動の激しさ、リズム・テンポの極端な動かし方、本当に息を付く暇もないほど引き付けられてしまいました。
今まで普通に「新世界」をたくさん聴いた人ほど、このフリッチャイの「新世界」に驚愕すること間違いないでしょう。
写真は鹿児島県北部の長島の棚田
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フリッチャイのはチャイコフスキーの交響曲第5番を持ってます。かなり良い内容でした。弦楽セレナードはあっさりしすぎてる印象でイマイチですけれどもね。「悲愴」も「新世界より」も好きな曲なので聴いたみたいと思います。
2005/12/24(土) 午前 11:23
今朝もフリッチャイの運命を探しにCDショップに行ったのですが、残念ながらなかった。代わりにセル/クリーブランド管の1970年東京公演のシベリウス第2交響曲とモーツァルトの40番を買っちゃいました。 レコ芸を買ったらマーツァルのマーラー第3交響曲が交響曲部門のレコードアカデミー賞を受けていました。
2005/12/24(土) 午後 1:14
タカピーさん、フリッチャイはLP時代にお世話になった指揮者です!ぜひ、僕のコレクションに加えたいと思います♪
2006/9/3(日) 午後 9:14
ヒルティさん、フリッチャイの新世界は完全に昔風のドイツの「新世界」そのものですよ(^_-)-☆
2006/9/3(日) 午後 11:45
フリッチャイ盤、わたしは聞いたことがないのですが(もともとフリッチャイはあれこれと聞いていません)、LP時代からマニアの間では有名でしたね。出谷啓氏が「フルトヴェングラーもかくや」と書いているのが印象に残っています。この演奏、ぜひ聞いてみたいところです。
2006/12/5(火) 午後 1:04
TBからきました。ぼくはフリッチャイ大好きですね。新世界のCD、多く書いてらっしゃるので色々拝見させてください。
2006/12/5(火) 午後 9:49
ふじさん、何故か私はこの曲には、お国物の演奏でこれといった録音に遭遇していません。アンチェル・ターりッヒ・クーべリック・ノイマンといった有名な録音があるのにも関わらずです!!。逆にこのフリッチャイやバーンスタインの自前の新世界に惹かれてしまいます。
2006/12/5(火) 午後 11:16
makoto_k200510 さん、初めまして、コメントありがとうございます。これだけポピュラーな曲になると、聴き比べが楽しいですよね!!。でも、フリッチャイがあと2・30年長く生きていてくれたら、素晴らしい録音を沢山残してくれたろうにと思うと非常に残念です。
2006/12/5(火) 午後 11:21