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またまたガラクタを購入してしまいました。安かったですよ、ダブル千円札くらいでした。品物は昭和の初期(昭和5年前後)の頃の扇風機です。
今の三菱電機のもののようです。正確には錆がひどく読めません。
今までこの手の扇風機をいくつも分解修理で動くようにしましたので早速分解です。
この手の扇風機はトランスからモーターまでの配線の腐りまた断線等による電気ケーブルを交換する等以外面倒なことはほとんどありません。
今回はリサイクルショップから購入したのですが、電源を入れても全く動く気配はなし、動かなかったので半額以下に安くなりました。
分解修理の最初は回転羽根とカバーを外してからスタートです。
まず、電源とトランスの部分です。長い間使用しなかったのでしょう、ご覧のとおりハチの巣・蜘蛛の巣がいっぱい出てきました。大切な羽根の回転電圧を決定するトランスの配線には異常が認められませんでしたので、エアーを使い埃等を取り除き直ちに元に戻しました。
次に、交流モーターの分解です。長年の汚れがたくさんです。アマチャーを取り外し埃、錆、オイルスラッジを取り除きました。ここまではまったく正常です。壊れている部分はありません。長い間の汚れを取り除いただけす。
首ふり装置のギヤーが動きません。原因はギアーのグリスが長い間使用しなかったための乾燥涸渇です、硬く固まってしまっていたからです。
涸渇したグリス等高級潤滑油の洗浄は軽油または灯油です。今回は灯油を使用しました。良く落ちます。ギヤ(歯車)が軽く動くまで洗浄しました。やることはこれで終わりです。
組み立ては分解したとおり元に戻すだけ、この際アマチャー(モーターの回転部分)の軸受にはグリス・首ふりシステムのギヤー(歯車)にもグリスを与えます。
組み立てを始め羽根を取り付けたところで、試運転です。回転するか、また首ふりをするかの確認です。この時が一番心がときめきます。
ほとんどの場合ここで羽根が回転し始めます、また首振もはじめます。
断線等が無い場合、動かな最大の原因は接点不良が考えられます。ものによっては何十年間動いてない通電していないものもあるわけですから。差し込みフラグ等をはめなおしてください。今回も差し込みプラグでの通電不良を経験しました。
この、扇風機は過去に多分専門家による補修・修理がなされたのではないかと考えます。何か所かの修理箇所がありましたが,完璧に補修されていました。お見事でした。そのため今回のオーバーホールは埃・汚れまたモーターの軸受のグリスアップだけで済みました。現在完璧に作動しております。
ただ、機能は完全に復帰しましたが、全体が錆だらけ、持ち運びには手が錆だらけになります。
分解・修復時間 約1時間半、ただし羽根の回転と首振りのみを目的としました。
春暖かく成りましたら、全体を塗装しなおそうかと思いますが、家内を含め周囲の人たちは、このままの錆だらけの状態がいいとの意見です。この扇風機のガラクタ風情にこれまでの歴史また味を感ずるとの意見です。
私はこれまでこの手のガラクタ扇風機をいくつも分解修理し塗装を施し美しく作り上げましたが、周囲人たちの人気はいまいちです。
上の画像の扇風機すべて最初は動かないガラクタでした。しかしガラクタにも程かあろうかと思い塗装しなおしましたが誰も見向いてくれません。
いくつか友人にねだられ、差し上げましたが皆塗装しないガラクタ姿のものを好んで持っていきました。
この手の昭和初期の扇風機の修理・修復はそんなにむづかしい物ではありません。かえって戦後に作られたコンデンサー等を用いた扇風機の修理、コンデンサーを探すのが厄介です。
ただ昭和初期に製造された、これら扇風機です。80年以上昔に作られた物です。いまだに快調に動いています。本当に職人魂を感じざるを得ません。
だからすべてに関し昭和のガラクタは素晴らしい、ガラクタ集めは面白い。 昭和のガラクタ! バンザイ !
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