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人間関係づくりのヒント 第13回
■ 自分を知る 「自己概念」 (07) 受け容れられない経験 2
あなたは、自分自身のことをどう思っていますか。
自己概念と一致しない経験は、そのまま受け容れることができず
気分が悪くなります。
そして、経験をそのまま受け容れることができないとき
原因を他人や環境のせいにして「合理化」することがあります。
ある日、仕事でお客様からの質問に即答できず
「あなた、そんなことも知らないの?」 と言われてしまったとき
あなたは
「きょうは厄日だ」 とか
「最近忙しくて調べる時間がなかったから」 とか
「たまたま変なことをきいてくるお客様だったから」 とか
経験をそのまま受け容れることができないので
知識不足の原因を他人や環境のせいにして 「合理化」 する
じつは、その 「合理化」 ができるうちは、まだいいほうなのです。
なかには、そのように考えることができないときがあるのです。
ある日、仕事でお客様からの質問に即答できず
「あなた、そんなことも知らないの?」 と言われてしまったとき
あなたは
「私がそんなことを言われるなんて、ありえない」 とか
「私の知識は完璧だ。そんなはずはない」 とか
「私は完全でなければならない」 とか
経験をそのまま受け容れることができなくて
知識不足の原因を他人や環境のせいに 「合理化」 することもできなくて・・・
そんな状態のことを 「抑圧」 と言います。
経験したことを受け容れないで、気分を抑え込んでしまうのです。
抑え込まれた気分は、やがていっぱいになり、あふれだす。
こうなるとストレスだらけ。心の病気。神経症。
では、どうすればよいか。
ここはひとつ 「私は、完全ではない」 という事実(自己概念)を
まずは受け容れましょう。
「私は、完全である」 という自己概念があるため、気分は悪いですが
「あなた、そんなことも知らないの?」 と言われたのは事実です。
経験を抑圧せずに、成長のために受け容れて、自己概念を広げましょう。
そうすると、次に同じような経験をしたときは
「自己概念と一致する経験は、そのまま受け容れることができる (気分が良くなる)」
ということになり、気分が悪くならずにすむ、というわけです。
なぜなら
「私は、完全ではない」 という自己概念が、そのときすでに出来ているからです。
人からの意見が素直に聴け、知識をもっと身につけようという意欲がでる、望ましい状態。
まあ、この心境になるまでの道のりは、決して楽ではありませんけどね。
なんせ最初は 「気分が悪い」 わけですから。
ですが、そこを乗り越えれば、自己概念が広がる、成長できる、というわけです。
つづく。
あなたは、自分自身のことをどう思っていますか。
それでは、また。
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