昨日
|

- >
- 芸術と人文
- >
- 文学
- >
- ノンフィクション、エッセイ
こんにちは、ゲストさん
[ リスト | 詳細 ]
昨日
|
3月9日
|
足利にあるお友だちのお店パワーストーンのお店。
今日は
チャンスがあったので
お友だちに会うのを
目的に行ってみました。
女性、二人でやっているお店です。
なんとなく寄ったというのが
本音。
今日、パワーストーンを買うとか
買わないとか、
全く念頭になく。
そうして、
気になる石を
「これ好きだな〜。」
って言ったら、お友だちが
「生まれた年と月を教えて。」と。
すると
「あ!やっぱり!
この石の生まれ星よ。」
と。
えええ。
そこから
真剣に石を見ました。
で、並べてもらっていたら
オーナーさんが
「私の勧める石を見で欲しい。」
と、並べてくれました。
そして「いろいろ、環境が変わって
大変なことがあるだろうけど、負けないで。」
って言われた途端。
ぶわあと涙が出て来ました。
あ、これはホンモノだ。
と思って自分のものにすることにしました。
ゴールデンの石と
タイガーアイ。
タイガーアイは
名前の通り生き物を飼うのと
一緒で、お互いが慣れるまで時間が
かかったりするそうです。
でもね、
私、作ってもらったブレスレットしたら
ものすごくドキドキした。
なんか、初対面の人と知り合ったみたいな。
手首が暖かくなったの。
私、このところずっと猫を飼いたいと
思っていたんだ〜。
って言ったら、
オーナーさんもお友だちも驚いていました。
他にも
いくつか不思議な話を聴きました。
出会うべきして出会う運命だったようです。
|
その日は萎れていたシクラメンがやっと水をもらえたのか
すくっと天を仰いでいました。
昨日の16時に
彼女のリハビリをしに
彼女の居室を訪ねました。
「こんにちは、リハビリに来ました」
彼女はうとうととしていましたが、気が付いて
『ありがとう、よろしくね。』
と、応えてくれました。
彼女は、幼いころに足の障害を負いながらも
結婚をし、子どもを育て戦争を経験してきました。
私の勤める施設に入所した時は
状態が悪く、看取り入所で入ってきた方でした。
施設に入所して、すぐに、ぐんぐん元気になり
一ヶ月も経たずに看取りが解除されました。
私自身もリハビリで関わって行く中、
最初は覚醒もはっきりしていなった彼女が
元気になり、しっかりと受け答えされ動作もしっかりされてきて
いつかは退所出来るのではないかなと思っていました。
彼女は幼いころからの
足の障害のため、足が痛くてだるくなります。
マッサージ中心に関節を動かすのが
リハビリです。
ふと、彼女が言った言葉。
『ご飯が食べられないの・・・。』
元気になって今まで、
食べることが好きだった彼女にしては
珍しい発言だな、と思いました。
いつも通りにリハビリを終えて
部屋を後にしました。
今日の午前中でした。
同僚から
「彼女が昨日の夕方から急変して
本当に危ないらしいよ」と
言われました。
え?だって、夕方、私、リハビリしたよ?
ちゃんといろんな話もしたよ?
混乱しました。
けれど、仕事優先。
とにかく仕事をして
午後に時間が出来たときに
彼女の部屋を訪れると、息子さん夫婦が付き添っていました。
昨夜から泊りがけだったようです。
朝まではいくらか意識もはっきりしていたらしい彼女は、
もうその時間には
下顎呼吸の走りのような状態だったのです。
息子さんにお礼を言われました。
そこで、
昨日の夕方の話をしました。
「ものが食べられないって、初めて聴きました」と
伝えました。
息子さんが
「今朝はもう少し意識があったんです。
声をかけるとね『もう十分だよ』
と言ったんです」
と。
我慢していた涙の堤防が決壊しました。
何もかもわかっていたんですね、彼女は。
涙が止まりませんでした。
彼女は
何度か体調を崩して入院の経験もありましたが
私たちの施設で元気になったのです。
看取りで入所したはずなのに
普通にご飯を食べて
普通に行事に参加して・・・。
考えられないくらいの回復を見せました。
この、いまわの際に
彼女は彼女の道を自分で選んだそうです。
『病院には行きたくない』
綺麗な顔でした。
昨日までリハビリで話していていたのに。
でも、ご飯が食べられないって
それは、自分のことを知っていて話してくれたんですね。
息を引き取る前もお会いできました。
きっと、また前みたいに
元気になるって思いました。
亡くなってすぐに、お会いしました。
もう、全然わからないです。
だって、昨日、リハビリしたじゃない?
そして湯灌のあと、お化粧した彼女に会った時には
もう、まったくもって何も声をかけられませんでした。
何か、話しかけたら泣き崩れてしまう。。。。
施設から帰る彼女の
黒い車の前で、それまで微笑みで過ごされていた息子さんが
嗚咽しながら
「母が、このように穏やかな最期を迎えられてありがとうございました」
と
詰まる声でやっと挨拶しました。
最後のサヨナラの時に
あのシクラメンは
小灯台で生き生きと天を仰いでました。
|
いろいろ書く暇がなくて
|
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | |||||
| 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
| 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
| 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
| 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |