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中曽根大勲位、塩崎元財務大臣の持論ですが、今の政治家はスケールが小さいそうです。
原因は小選挙区になる事で、地元に張り付く政治家が強くなり、天下国家を論ずる暇ないとの事でした。
私は一部、肯定しますが、全面肯定はしません。
なぜなら、昔から日本の政治家の能力は低く、お世辞にも有能で天下国家の為に働いたとは言えないと想思っているからです。
我々、国民の所為なんでしょうが、国会議員の仕事は、地元に根差した仕事(利益誘導)が非常に大きなウェイトを占めています。
何々、道路、工場、新幹線、空港、橋、下水道・・・。
これらは全体最適化でなく、その地域の住民のwantsに応えた政治家が、その地域の為にもってくる事業です。
つまり部分最適化ですね。
全体最適化と比較し、部分最適化が非効率なのは当たり前です。
が、我々、有権者は、その部分最適化によって政治家を選んでいたのは否定できません。
つまり、現在も過去も地域エゴの代表が国会議員であり、それを私達も望んでしまっています。
故に、今も過去も、政治家の能力、天下国家を論ずる能力に疑念を持っています。
過去、中選挙区時代は、有力代議士になる事で、事業を地元に持ち帰り、その事業によって立場が補完される事で、盤石な地盤(組織票)を作った政治家は国の事を考える余裕が出来ました。
また、不人気な政策も中選挙区故に、落選を恐れず行えた面もありますし、党の政策にも反対する事が出来ました。
上記は、確かに政治家個人の能力UPに寄与した面があったと思います。
が、他の地域より多くの果実を地元に如何にもたらしたかによって、その当落が左右されてきた実績は変わりません。
小選挙区は政治家本人もそうですが、より党の政策に影響が強くなりました。
中選挙区と比べ、党で投票される為、個人の資質がダウンしている面は確かにあります。
が、相変わらず、部分最適化の結果で選ばれている面は否定できないでしょう。
なぜ、国会議員が全体最適化を行えないのか?
一つに強すぎる中央の権限があると思います。
中央の権限、サジ加減によって予算の過多を決めていたのは、過去が示すとおりです。
だから、国会議員が地方エゴの代表者になり、国政を阻害していたのでしょう。
私はその対策として地方分権を推奨します。
地方分権を推し進めて、権限を地方議員に委譲すべきだと思います。
国会議員は、その名が示すとおり、国の事だけを考えて貰いたいです。
丹沢ダムが小沢ダムなどと揶揄されるのも、中央の政治家が地方の政治に深く関わっているからでしょう。
賄賂を貰おうが何しようが、地方に決めさせるべきです。
自分の決められた財布でしたら、バカな使い方をしないと、私個人は思います。
今の方式ですと、中央から予算を奪ってくる方式なので、効率という観点は抜け落ちやすく、部分最適化に陥り易い状態です。(奪ったもん勝ち)
この状態を改める事で、国会議員には国でしか出来ない事例に集中して貰い、日本をより良く導いて貰いたいと思いますし、より、勉強して頂きたいと思います。
今の状態では、商店街の活性化策を国会議員に求めそうな政治風土を産みそうで、日本の全体最適解からはほど遠い結果が出てきそうな気がします。
国会議員は地元に密着するのでなく、日本国にこそ密着すべきであると私は主張したいです。
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地方分権はひとつの実験モデルですが、すぐに良くなる訳ではない。
今の知事、県会議員で、地方分権を望んでいる人は少数派です。
彼らは地方のボスか、中央官僚の天下りで、無能さ限りなしの連中だ。
彼らの最大の仕事は、「オネダリ」だ。
だれも主体的に地方を発展させたいと願っているものはいない。
地方分権なんか要らないから、もっと補助金をくれ・・・これが彼らの本音です。
それと職員組合の大半が、共産党の影響を受けており、知事の仕事は労組対策としての、馴れ合いだ。
まったくやる気のない職員と、そのおかげで楽している知事、議会人。
このぬるま湯に長年住んでいる人が、どうして地方分権なんか望みますかね。
無理に地方分権を推進すれば、タイヘンだ。
また政治家の質が悪いのは、選挙制度のせいではなく、国民のレベルが低いからです。
この程度の国民に、この程度の政治家です。
2010/1/28(木) 午前 6:09
ほんとにその通りですよね。
いまの選挙制度では、有名人か、演説とあいさつがじょうずなひとしか選ばれることはない。立候補者には声を出すことを禁止して、論文だけを提出させる。それを知識人たちがテレビで批評したりするのを国民が見て、投票する。そんな選挙戦は…ムリか。
2010/1/28(木) 午後 3:46 [ ココア共和国 ]
人によるでしょうが、昔と今の政治家でスケールが違うとは思わないですね。単純にメディアの取り扱いが変わった事によって、実物以上に大きく見えていた政治家が、等身大に見える様になっただけの様な気がします。今はどんな些細な事もテレビカメラが拾って放送しますから、情報量が格段に増えて実像が伝わる様になったと言う事でしょう。
前の自民党政権も、今の民主党政権も閣僚や党役員は中選挙区時代に当選を果たして来た議員ばかりでしょう。小選挙区の影響が出るのはまだ先の話です。むしろ長老が選挙区に居座って世代交代を阻み、世襲によって新たな優秀な人材を拒んで来た処に、問題が有る様に思います。そして未だ自民党はその問題から抜け出せ切れてはいませんね。
2010/1/28(木) 午後 11:12 [ 憂国烈士 ]
>また政治家の質が悪いのは、選挙制度のせいではなく、国民のレベルが低いからです。
この程度の国民に、この程度の政治家です。
まったくです。(苦笑)
なんか日本の有権者の多くが他人事に聞こえるんですよね。
地方分権の一つの効果は、地域によって差が出る事により、有権者の目が政治家に厳しくなる事です。
日本の有権者は、能力より肩書きが好きなようでウンザリしていますが、被害がより身近に、ダイレクトに自分に及べば、真剣に政治家を選ぶでしょう。
芸能人をはじめとする、有名人議員が悪いとは思いませんが、実能力で選ばれる環境整備は必要だとは思えます。
2010/1/30(土) 午前 10:22 [ K9 ]
ココア大統領閣下へ
是非、ココア共和国で新たな政治体制を導入して下さい。
ところで、ココア共和国には選挙があるのですか?
2010/1/30(土) 午前 10:24 [ K9 ]
憂国烈士さんへ
仰る通り、今の政治状況(wantsの選挙)では昔と現在で大きな差異がないのは確かだおもいます。
が、余裕がアル、ナシで行くと、今の小選挙区議員は大変だと思います。(世襲議員除く)
中曽根大勲位は余裕が生まれる事で、政治家が勉強出来たと言いますが、どうなんでしょうね。
また、
勝てる政治家として世襲議員が蔓延った理由に小選挙区制が関与しているのは間違いありません。
中選挙区時代でしたら、同じ選挙区に新たな候補者を投入できましたが、地盤、看板、鞄を持った世襲議員に勝てず、ある意味、政治の稼業化、参入障壁の高さによる血の入れ替えの難易度化、弊害が問題になってきていると思います。
現在、相対的に世襲議員の多い、自民党が苦境に合うのも、人材の多様化に失敗し、ある固定層しかいない事で、新たな成長戦略が思いつかないからでしょう。
人材の多様化は発想の多様化につながります。
自民党は如何にもキツイですね。
いまさら公募していますが、さて・・・。
2010/1/30(土) 午前 10:36 [ K9 ]
小選挙区は政治家と選挙区民との距離が近いが故の苦労は有りますが、中選挙区は主義主張を同じくする者が同じ選挙区に複数、存在する訳ですから、差別化に苦労します。(参議院の二人区以上の選挙区で所属政党が同じならば、何を基準に投票するかを思い描くと分かり易いかと。)
自民党は自身の為にも同一選挙区での世襲候補擁立を禁止すべきでしょうね。多士済々こそ党の活性化に繋がりますから。
一方、選挙区民の意識も変わらなくてはなりません。昨夏の衆院選で当選した福田衣里子氏に対し、当選後のインタビューで「地元、長崎の為に何をしますか?」と聞かれていました。このインタビュアーの発想が選挙区民全体に流れている内は、国会議員は国政を行う事が出来ないでしょう。
2010/1/30(土) 午後 0:52 [ 憂国烈士 ]
地元政治家=地元利益誘導責任者
のほうが、地元民も、政治かもラクなんですよね。
地方分権で地方に裁量が任されたら、政治家は何をウリにしてアピールすればいいんですか?という発想でしょうね。
地方も、自分達に財布を預けてもらっても困る(無駄遣いがバレるから)というのがホンネなのでしょう。
国全体の、国益など語っても当選しないのが現実、当選しなければどれだけ理想が高くても意味が無い。
こうして、みな流れて堕落していく・・・・
長年、自民党が一党支配を続けるためだけに敷いたこのレールはとてつもなく長く、複雑に張り巡らされていて、1つ1つの牙城の崩壊は時間がかかるでしょう。そこまで、してくるかな?民主党さんは・・
でも、少なくとも自民党は絶対しませんけどね。
2010/1/30(土) 午後 4:40
憂国烈士さんへ
>「地元、長崎の為に何をしますか?」
まったくそうです。
国会議員に地域エゴの代弁をお願いしている以上、国会議員が国政を行う事は出来ないでしょうね。
その一つの解決が、分権だとは思いますが、道は遠そうです。
2010/2/1(月) 午後 8:24 [ K9 ]
あい さんへ
>こうして、みな流れて堕落していく・・・
堕落しましたね。
我々日本人。それとも元から?歴史は断続的でなく継続的です。
過去の選択の結果が今に通じるなら、元から堕落していたのでしょう。
ここは地方分権というムチで、政治家と有権者全体に目覚めてもらいたいです。
自らの選択の結果をダイレクトで受ければ、政治は活性化すると思いますので。
自民党は旧来世界における代表者です。
日本の改革は、自民党にイタミが生じます。
自民党による改革は、仰る通り、かなり期待うすですね。
2010/2/1(月) 午後 8:30 [ K9 ]
またまた遅くなりました。やっとTB先3本目です(^^;)。
なるほど・・・・中選挙区制と小選挙区制、それぞれの利害得失を解り易く述べられていますね。
そもそも国会議員の役割とは、国政レヴェルでの利害損得を考える事であって、地方行政レヴェルの話を、ではない筈です。
国会議員とは、国防とか、経済とか、外交とか、安全保障とか、そういった次元の事を考えるべきで、地方の利害に関する事は、都道府県以下、地方議会の議員に任せれば良い事ではないでしょうか?
そして記事内で仰られる中選挙区制のメリットと、小選挙区制のデメリットですが、例えその通りだとしても、私はやはり小選挙区制に変わったのは、時代の流れだったと思います。
当方の「2001年体制」シリーズでも述べたように、今は小選挙区制の影響で、政治家個人レヴェルの能力云々よりも、パッケージ(政党)単位で勝負していますが、これはこれで仕方のない事かも知れません。
2010/5/29(土) 午後 3:15 [ - ]
中選挙区制時代にはなかった、総理大臣及び政党党首の指導力が格段に強化された訳ですから。
そして党の方針に不満なら、昨今の新党乱立ブームのように、新しく党を起ち上げるか、他所の党に移れば良いのですから。まあ、言う程に簡単な話じゃないでしょうが・・・・。
おっとっと・・・話を戻して、地方が中央にタカるようになったのは、明治以来の悪しき習慣ではないでしょうか?
未だに中央を尊び、地方を蔑む精神的風土が残ってるのではないでしょうか?
寧ろ地方にこそ、潜在的なパワーがあるんじゃないのかと思うのですが・・・。
あ、とりあえずはここで一旦区切って、「傑作」&TBしますね。
2010/5/29(土) 午後 3:17 [ - ]
ZODIACさんへ
>パッケージ(政党)単位で勝負していますが、これはこれで仕方のない事かも知れません。
ただ、その政党がお粗末で。。。
現在の議員内閣制では一議員は1/700です。
権力を握る為には400程の議員の支持が必要である以上、政党という組織が必要なのはわかりますが、支持を得るのに必要な議員さんが多過ぎて、政策が曖昧に、そしておカネが掛かり過ぎます。(数を担保する為に子分を養う必要もでてくる。)
ジレンマですね。
>寧ろ地方にこそ、潜在的なパワーがあるんじゃないのかと思うのですが・・・。
私もそう思いますし、激変する社会環境に適応する為には、組織に意思決定のスピード感が求められます。
スピード感が求められる組織は末端に権限を移譲する事で、適時対応させるのが世界のトレンドです。
日本は逆、世界の潮流の逆を向いていますね。
傑作&TBありがとうございます。
2010/6/6(日) 午後 1:16 [ K9 ]