全体表示

[ リスト ]

常々、QA活動(どちらかというとQC)であれ程の情念を見せる我々、日本人が、社会のQAとなると用を足さなかったのは、社会のQAたるマスコミが機能していないからと思っている。
(社会の設計開発は政治家であり、製造技術者、現場作業員は官僚・公務員。構造的にはへぼな社会設計を製造現場の熟練の知恵でカバーしていた状態)


以前、製造業では失敗工学という学問があり、失敗から学ぶ為に系統づけられていると記事に記載した事があるが、
なぜ、日本社会は失敗から学ぶ事が出来ないのだろう?

アメリカのFRB議長は、世界恐慌の研究者で、かつ日本の失われた20年を参考に危機対応している。
今のところ、過去を教訓として最善手を打っているようには見える。(状況はまだまだ苦しいが・・・)

一方、日本は失敗に対し、何かを学んでいるのであろうか?

1945の破綻は、他の独裁国家と違い、日本人(民主主義だから)の選択ミスが原因である。
その事実を直視せず、安易に不良品(政治家、軍人、右翼、時の権力者)の所為にしていないか?
そして、右翼は右翼で、外的要因(欧米、中国の策謀)の所為にしていないか?

戦後日本は戦争は酷いと教育する一方、戦争がなぜ?なくならないかについて言及をほとんどしていない。
国際社会の建前は戦争を禁止しているが、事実上、黙認(合法)している。

戦争に対する国際法は、日本の政治資金規正法のように抜け道だらけだ。もしくはもっと酷い。

民主主義国アメリカが何気に世界でもっとも攻撃的な国である事に注意すべきである。

成長を前提とした社会体制が崩壊し、キャッチアップ型産業から、イノベーション型産業(技術で社会を変革する、創造重視型産業)への転換が求められているのにも関わらず、高度成長期時代(キャッチアップ型)の体制のままだ。

失われた20年の経験をフイにしているとしか思えない。
他人の参考にはなるが、自分の成功の糧に出来ないというイタイ状態。

日本が課題を解決できない国と名指しされるのも故無きことではない。
イギリス病ならぬ日本病。
外国から老いた大国(沈みゆく国)と呼ばれ始めるわけだ。

社会のPDCAサイクル(計画、実行、調査、行動)を回すのは何処が担うべきか、根本的な事を考えても良いのでは?

おそらくPlanは政策立案の政治家であり、
Doは官僚機構。
Checkはマスコミ、調査機関。
Actionは政治家だろう?

日本は成長をする事で、PDCAサイクルの不備を補ってきた。
というか、成功した事で、問題が顕在化しなかったとも言える。

不具合の起こした社会システムに対し、誰が手直しを加えるベキなのであろう?
責任者(責任が曖昧)が不在で、何がなんだかわからない。
広義的には我々、国民なんだろうが・・・。



閑話休題
ちなみに品質工学の田口玄一先生が政治家をやっていれば、日本のほとんどの問題が解決するような気がします。
社会システムの変革に興味のある方は、是非、品質工学の門を叩いてみてください。

生産システム=企業=社会です。
究極、制度論に落ち着くかもしれませんが、一つの答えですかもしれません。
ちなみに社会システム的に、社会規範(心)を立て直す試みが、民間企業で始まっています。
心が荒れると、結局、業績も下がるんですよね。
(品質問題が実際に起きています。トヨタも一部説明できるかな?)
キーワードは感謝と助け合いです。
一部民間企業(主に大企業)を中心に、心へのアプローチが始まっています。
興味のある方は、『不機嫌な職場』を読んでみて下さい。推薦します。

閉じる コメント(9)

顔アイコン

QC運動がうまくいくために、現状批判が悪口、非難レベルと受け止められず、真摯な現状認識とより良い方向を求める連帯感の共有が必要かと思います。ともすれば、現上位者のご機嫌を伺って、いうべきことを言うべき時に言わなかった、という悔いを持たない引退老人はたぶんいません。難しいのですよ。慙愧慙愧。

2010/2/10(水) 午後 11:51 [ 柴田 ]

顔アイコン

追、そしてああまさに今、今現在。

2010/2/10(水) 午後 11:53 [ 柴田 ]

顔アイコン

柴田さんへ
>真摯な現状認識とより良い方向を求める連帯感の共有が必要かと思います。
そこは大前提ですね。
何処かの部署の所為だって非難合戦になりますから。
QCの根本は全体最適化ですが、部分最適ではありません。
どうしても、負荷の大きくなる場所が出てくる事があるので、そこは連帯感がないと無理ですよね。
政治の世界も結局、全体最適化が主体になるべきと思っています。
が、残念ながら、希薄な連帯感の所為で上手くいっていませんね。

ちなみに品質工学の考えでしたら、必ず、有権者の意識改革にスポットを当てると思います。
そこをどうにかしないと日本の全体最適化は無理かと。

2010/2/11(木) 午前 0:00 [ K9 ]

顔アイコン

間違えないでください。
戦争は合法行為です。
国際的取り決めの中で、戦争のルールが定められてあるだけです。
ただし、あまりにも守れれていないという現実があります。
第二次世界大戦中の、アメリカによる日本への原爆投下や、無差別爆撃は当然、国際法違反行為です。

2010/2/11(木) 午前 5:46 みずがめ座

顔アイコン

水がめ座さんへ
現代国際法においては戦争は建前上、禁止されてはいます。
が、実際は開戦法規を定める事で、武力行使を合法化しています。
正直、訳がわかりませんが、このダブルスタンダードこそが、欧米の真実ですよね。
日本の戦後教育の誤りを痛感します。

2010/2/11(木) 午前 11:43 [ K9 ]

顔アイコン

発想勉強になりました。会社ではQC(QAなんですか)や提案、業研、自主活動一生懸命やって成果出しているのに。国家(政府)はなぜしないのか。なぜ失敗から学ばないのか。なぜなんでしょう。最近では「年金」「高齢者医療制度」「空港やダム」きっと政策立案者が誰だかわからないのと失敗かどうかもはっきりさせないので、区切りがなく進んでいってしまうのではないでしょうか。

2010/2/11(木) 午後 1:46 umi*om*kou8*24

顔アイコン

海の向こう さんへ
>国家(政府)はなぜしないのか
企業は潰れますから、失敗から必死に学びますが、彼らは必要と感じていなかったからでしょう。
失政に対し、責任をとった官僚、政治家はいません。
昨夏で、政治家が一部責任をとりましたが、膨大な非効率公共投資の結果に対する責任の取り方としては、やや甘い結果です。
誰も責任を問われなければ、本質、社会保険庁です。
政治と官僚が慣れ合った結果が、今の苦境の一つの原因でしょう。

彼らが失敗から学ぶとしたら、競争原理の導入しかありません。
個人的には地方分権と思っています。

2010/2/12(金) 午後 11:07 [ K9 ]

顔アイコン

日本の場合、課題が「チェック」部分で、予算も「やりっぱなし」、官僚の評価も「チェックできているか」でしょう・・・

市議会も形骸化、国会も敵失ばかりでなく、会計監査院、国民生活センター、マスコミ・・・、そして、一番期待しているのが「オンブズマン」です。政治家や役所は監査院より、オンブズマンのお墨付きにして、共産党とオンブズマンに「政治とカネ」についてチェックさせたらと思います・・・

個人的には、あえて「合法的に」している「官僚とカネ」こそ、検察含め、闇と悪質性、責任の所在含めて、問題でしょう・・・

公共工事、民間で予算数倍、10倍以上になったら、見積もり甘すぎると部署ごと解体でしょう・・・

2010/2/13(土) 午前 3:59 かいざぁー

顔アイコン

>共産党とオンブズマンに「政治とカネ」についてチェックさせたらと思います・・・

共産党の主義主張の総てに迎合出来ませんが、理想に対する追及姿勢は素晴らしいですね。
彼らこそ、政治の監視者です。
本来なら、部外者のマスメディアが一番相応しのですが・・・。
まぁ、しょうがないですね。

>責任の所在含めて、問題でしょう・・・
総てが不明瞭なんですよね。情報の非対称を利用して、悪さをしているとしか思えません。
責任を問われない組織は、どう頑張っても規律が維持できないと思うのですが・・・。
AIGと同じでしょう。
如何に会社に損害を出しても文句を言われないので、より多くの報酬を求め強大なレバレッジを行う。
モラルハザードの極みがアメリカで民間金融会社なら日本のモラルハザードの源泉は官公庁でしょう。

2010/2/14(日) 午前 10:38 [ K9 ]


.
K9
K9
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
友だち(11)
  • Yada
  • みずがめ座
  • seitaisalonoasis
  • fusion
  • dunubの窓
  • あい
友だち一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

過去の記事一覧

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!
お肉、魚介、お米、おせちまで
おすすめ特産品がランキングで選べる
ふるさと納税サイト『さとふる』

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事