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現在の政治状況所感と参院選展望−2010年2月 の続きです。

自民党は変化をなぜ?前面に押し出せないのでしょう?

今、受け皿となりうる政策を提示できれば、自民と民主の支持は逆転すると思いますが、なぜ?新しい政策を立案できないのでしょう。
一つに、変化は自民党の支持層である組織にさらなるダメージを与える可能性があるからだと思います。

変化を求めた国民の民意を受けて行った小泉構造改革は、自民党の旧来支持層(旧田中派の牙城)に決定的なダメージを与えました。
その結果、自民党は変化を求める声と、旧来支持層の板挟みにあい自縄自縛な状態になったと推察します。

本来、自民党は昨夏の衆院選で壊滅すべきでしたが、中途半端に大敗してしまいました。
当選した方々を見ると、ベテラン、世襲議員です。
つまり旧来自民党支持層をもつ方々が、自民党の強みで生き残り、変化を求める中堅・若手議員が軒並み落選してしまったわけですね。
皮肉というか何というか・・・。

組織的な分析を行うと、
組織の半分が縁故採用の世襲議員で、残りの大部分がベテラン。そして若手・中堅がいなくなった状態です。

縁故採用、ベテランの総てが悪いとは言いませんが、一般の会社組織でしたら、未来を感じない組織構成です。

変化とは危機感を持つ層が主に、その原動力を担います。
が、残念ながら変化を嫌う層に支持された縁故採用、ベテランが、その変化を前面に押し出した政策案を立案できるか?
非常に苦しい状態だと思います。

今の自民党は古ぼけた大木です。
根はしっかりしているので、むしろ上層部分がなくなった方がすっきり再生したと思いますが、残念ながら中途半端に残ってしまいました。

個人的には幹を残しつつ、枝切りをお願いしたいですが、なかなか難しいようです。

現自民党総裁の谷垣氏は、加藤の乱で泣いて止めに入る程、仁義に篤い人です。
おそらく、強引な枝切りは出来なさそうに見えます。

余談ですが、谷垣さん結構好きです。
経歴はエリートに見えてエリートでない不思議な人です。
大学は東大だけど、山岳部にのめり込んで大学を何年も留年したり 、司法試験は落ちまくる従来のエリートは違う臭いをもった人です。
ちなみに、『みんな頑張ろうぜっ』って熱いコメントを素で言えるほど、熱血でかつ頑固モノです。
イチロー君とも怒鳴りあいのケンカをしています。
典型的な強きを挫き弱きを助けるタイプです。

仁義が篤く、痛みを理解した上で切り捨てられる、私にとっては理想的な政治家になりうる人なのですが、今は共感が強すぎて、非常な判断が出来きそうにありません。(全体最適化出来ない)
真逆が、小泉純一郎氏ですね。
損得を判断し、非常に切り捨てましたから。

さて、今の自民党の党勢回復に谷垣氏が向くかと言うと、現状は向いていなさそうです。
単純に党勢を回復すなら、民主党以上の変化をアピールすれば、党勢は戻ると思います。

谷垣氏にはさらなる成長を求め、エールを送りますが、今の状態では確実にジリ貧です。

現在、民主党は、外国人参政権カードを使い公明党を取り込もうとしています。
さらに露骨な切り崩しで、自民党の旧来支持団体を揺さぶっています。

一人区で、自民党はかなりの苦戦が予想されます。
政治とカネの追及は確かに効果はありますが、本質的には、良い政策がないと支持が戻りません。
セットで行えれば良かったのですが・・・。

アメリカでGMやフォードがトヨタにネガティブキャンペーンを行っていますが、その信頼が彼らに戻らず、他所、おそらく現代に
流れるような構図ですね。

さて、小沢氏は、地方に強固に根ざした自民党支持層の根切りを行いたいようですが、それに対抗できるかどうか?
順番は参院選勝利→統一地方選勝利です。

統一地方選での敗北は、自民党という大木の根切り、本当の意味での地盤崩壊です。

そうならいない内になんらかの手を打たないといけないでしょう。

自民のレゾンデテールは政権党と対社会主義。
現在、その両方を失っています。

民主は政権交代と対自民の選挙互助会。

個人的に言わせれば、政治の迷走は約束された未来と言えます。
本質は政界再編がすっきりして有権者にも分かり易いのですが、お互いに右〜左が存在し、その軸、個性を互いに出せていません。(選挙区事情で党に所属)

コンクリートから人などと民主党は言っていますが、結局は痛み止め(バラマキ)、本質的な成長(高速無料化は検討する価値あり)につながる大変疑問です。

乾いた砂地に水を撒いても(対処療法)、その大地が豊かな土壌になるわけがなく、本質的には砂地を豊かな実りを約束する土壌に変える必要(根本対策)があります。

残念ながら、民主・自民伴に、砂地を土壌を変える根本対策が見出せないでいます。
この土壌を変えるという所が、今後の党勢を決めるキーワードになると、私は思うと伴に、そうなる事を期待したいです。

土壌改質を伴わない水撒きだけの施策はもう良いです。
自民党は危機的状況だからこそ、逆に大胆な政策、変化を我々に提示できると信じています。

ところで保守の支持の源泉は、日本に対する誇りです。
私でしたら、
この誇りを維持しつつ、あるいは高揚させ、旧来日本で評価されてきた社会規範の回復を図ります。
所謂、小泉構造改革で捨て去られた社会と人の絆を取り戻す施策です。
グローバルで生き残るには、日本のストロングポイントを見直す事です。
個人戦では人件費の安い中国人に敵いません。

日本人は一人では豚ですが、3人では竜になり、1億人で世界を凌駕出来る国民性をもっています。
中国人、一人は竜ですが、3人では豚になり、13億人で混沌とした世界を創造するでしょう。

その為に、日本の旧弊を修正しつつ、新たな日本共栄社会を創造すべきと思います。

個人的には何処の党でも良いのですが、連帯感、旧来価値観(感謝)を重視した政策を立案してくれる党を支持したいと思います。
まぁ、極度の依存も嫌いだし、極度の自己責任も反対。
何事もバランスだとは思いますが、その辺りの調整(最適化)をお願いしたいですね。

先行モデルは世界にたくさんあります。
まずは、極度の自己責任がもたらす結果、人間不信の国、アメリカを研究する事をお勧めしたいです。

閉じる コメント(14)

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自民は政権がなくても、圧倒的に支持してくれる層より、無党派をいかに取りこむかだと思うのですが、後援会等含めて、しがらみが多すぎるのでしょう・・・

夏の選挙敗北の総括、郵政への姿勢等、明確にすべきですが、「先送り」なので、「変わらない」イメージが強いです

解党の危機さえあるのに、党本部の「危機感が希薄」に映ります・・・

舛添さんがでていったら・・・・

まあ、政治家なら「政策」で勝負してほしいものです

2010/2/13(土) 午前 3:41 かいざぁー

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傑作です。

2010/2/13(土) 午前 6:44 みずがめ座

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谷垣総裁は乱世向きのリーダーではないですね。喧嘩下手の宏池会出身らしい人物と言えるでしょう。また党歴も長く、総裁選でも各派閥の相乗り候補の大本命でしたから、旧来の自民党体質そのままと国民からは受け取られたかもしれません。
世論調査では民主党の鳩山総理他、居並ぶ方々を抑えて、舛添氏が一番、総理に相応しい人物とされている訳ですから、全く挽回の余地が無い訳ではないでしょう。ただその神輿を旧体質の守旧派の人々が担ごうとすると、風は止まります。丸山参議院議員始め、党歴の浅い若手、中堅に党が任せられれば、勝機は有るのでは。

2010/2/13(土) 午後 1:32 [ 憂国烈士 ]

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かいざぁーさんへ
>夏の選挙敗北の総括
楽しい総括でしたね。民間では考えられない総括でした。
不具合品が多発したので消費者の信頼が離れました。そんなニュアンスです。
さて、それって総括なんでしょうか?
まぁ、イロイロ大人の事情があるのでしょう。

2010/2/14(日) 午前 9:58 [ K9 ]

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水がめ座さんへ
傑作、ありがとうございます。
実は、自民党への提言のつもりで書いていましたら、記事が思った以上に長くなりまして・・・。
土壌を変える=成長戦略の提示なんですが、そこを明確に打ち出し、二大政党間で競争し合うのが、個人的な理想です。
ですので、今の政治状況は大変、嘆かわしく思っています。
どっちもガンバレです。

2010/2/14(日) 午前 10:01 [ K9 ]

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憂国烈士さんへ
>党歴の浅い若手、中堅に党が任せられれば、勝機は有るのでは。

まぁ、そうなんですが、その中堅若手がいない・・・。
ところで、憂国烈士さん記事で似たような事、言明していませんでした?
何気に見切っていません。自民党の事(笑)。

2010/2/14(日) 午前 10:03 [ K9 ]

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昨秋の自民党総裁選の際、言及していたかもしれませんね。あれから四ヶ月が経ちましたが、党勢は低迷したままです。傷付いたブランドが再建されるのは非常に困難、党名変更もその様な発想から生まれたのでしょうが、看板の掛け替えにしか思いが及ばない処に限界を感じます。参院選後に崩壊するかもしれませんね。関心はみんなの党に移っています。

2010/2/14(日) 午後 0:01 [ 憂国烈士 ]

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>関心はみんなの党に移っています。

プログ、掲示板等の論調を見ると、何気に期待は大きいようですね。
候補者さえいれば、かなりの支持を集める気がします。
普天間で民主党がこけて、生温かい支持を失えば、その受け皿はみんなの党しか見当たりません。
変化を求めて党を割った事実が、彼らの正当性を担保しているように見えます。
変化を求めた生温かい層との相性はかなりありそうですね。

2010/2/14(日) 午後 0:09 [ K9 ]

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>参院選後に崩壊
したら、政界再編に向かうと思います。
敵がいなくなった選挙互助会民主党に、求心力は見当たりません。
その時こそ、選挙区事情の楔から議員さんが逃れ、新たなカオスへ向かうのでしょう。
また、某人が政党助成金の残金で、土地買うかもしれませんね。

2010/2/14(日) 午後 0:13 [ K9 ]

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私は自民党は割れても民主党は割れず、政界再編は早くて衆参同日選挙と言われる2013年頃だと思っています。自民党は主義主張や人間関係単位に四分五裂する可能性が高いのですが、民主党は政権を握って自分達が提唱する政策を実行出来る立場に成りました。国会議員ならば誰もが目指す第一歩ですし、民主党議員には長年の夢だったでしょう。それを簡単に放り出すとは思えません。余程、党運営に耐え難い物が無い限り、しがみつかれるのではないでしょうか。

2010/2/14(日) 午後 4:39 [ 憂国烈士 ]

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憂国烈士さんへ
>民主党は政権を握って自分達が提唱する政策を実行出来る立場に成りました。

つまり自民党と同様、政権与党になった事で、求心力が生まれたと言う事ですか?
確かにその説はありえますね。
政界再編も助走期間(仲間割れ)が必要ですし、2013年は時期的にちょうど良いかもしれませんね。
ところで小沢氏がいなくなったら逆にケンカを始める気がするのですが、どうでしょう?
一頭抜けた存在がいなくなり、No.2もいないので、小さなグループが乱立してケンカ。
歴史では良くあるケースです。

2010/2/14(日) 午後 6:16 [ K9 ]

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自民党の様にポストを回す事は無いので求心力とまではいきませんが、保身には走るでしょう。
小沢氏は幹事長の座を退いても離党や議員辞職はしませんし、参院選後に復職(再来年に統一地方選が有ります。永住外国人の地方参政権もその為と思われ。)するでしょうから、民主党内に波風は立たないでしょう。所属議員も政権維持が最優先事項ですから、誰も事を荒立てる事もしないでしょうし。

2010/2/14(日) 午後 7:22 [ 憂国烈士 ]

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>保身には走るでしょう。
実力が圧倒的に上回る小沢氏相手にケンカする理由がないですね。
もっとも小沢氏がいなくなればわかりませんが・・・。

仰る通り、統一地方選が終わるまでは、民主党自ら小沢氏を切らないと思います。
また、本人も議員辞職はしないでしょうし、小沢氏不在の仲間割れを想定するのは早計でした。

ただ、気になるのが、業界団体を小沢氏が締め付ける事で、自民党の悪弊が民主党に入り込む事が心配です。
労働団体、教師、医師、郵便、土建、農協、各種企業群。
自縄自縛にならなければ良いのですが・・・。
この複雑なパズルを解けるのは小沢氏ぐらいしか思いつきません。

2010/2/14(日) 午後 11:34 [ K9 ]

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結局、日本の政治は小沢氏を中心に回るようです。
複雑です。
氏の政治行動はわかり易いです。
力の獲得です。
その力の源泉、カネとその対価である議員。(リアリストな部分)
力を背景に政策を実行する。(ロマンチストな部分)
この力強さに勝てる政治家はいるのでしょうか?

本質、憂国烈士さんの考える、政治の独禁法に近い規制法を公布しないと抑えられそうもないですね。
後は、知る事で目覚め始めた民意によるうねり。
そこに期待しましょう。

2010/2/14(日) 午後 11:34 [ K9 ]


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