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高校無償化(子ども手当)について 3
で、子ども手当に賛成な方の過剰な権利意識を問題にしましたが、反対意見の多くも過剰な権利意識に根差したモノでした。
基本、当然という考えですね。
国保君の服装問題で互いに権利意識(公人云々を場外し、服装選ぶ自由、不愉快と思う自由)をぶつけ合っていましたが、本質、同じ論調ですね。
互いに権利をぶつけ合う。
高い権利意識と低い義務意識。
多くの権利(子ども手当、高校無償化、公園、保育園、学校、環境。。。)には多くの義務が発生します。
その意味がわかっているのでしょうか? 同時に今の既得権益者も同じです。
多くの権利に対し、義務を果たしているのでしょうか?
子ども手当等の賛成派は、当然という意識で、義務(納税、控除)に対する不履行を宣言しています。
貰って当然な権利に義務が発生しないと主張したいわけですね。 当然ながら、その義務(納税、控除)は何処からで担保しなくてはいけませんが、その担保先はそうは思っていないので、当然、醜い会話、議論になります。
要は負担の押し付け合いですね。
今の政治の難しさは富の分配でなく、負担の押しつけだからと思っています。
つまり、この利害調整に苦労しているわけですね。 子ども手当等の論調を聞く限り、日本の政治に奇跡が起きるか非常に疑問ですが、このままですと、皆でドボンッです。
勿論、ドボンッするのは一般庶民です。 そしてダイレクトに影響を受けるのは弱い立場の人達ですが、この人達が存外、権利意識を強くもっているようです。 素養と年収が相関するようになったのはバブル崩壊以降ですが、確実に階層固定化に貢献しているようですね。 結局、日本人の高まり続ける消費者意識(納税に対する権利、対価)は留まる所を知らないようです。
その状態で、カネのバラマキですから。
人間、面白いモノで、努力をせずにメシ(カネ)を貰うと、それを当然と思うようになり依存関係が生まれ努力をしなくなると言われています。
所謂、満足する事で、働く為の理由を失ってしまうわけですね。
今回の児童手当の拡充は上記、論理の危険性を孕みます。
そうではない人もしますが、そうなる可能性のある人もいるという意味で解してください。
その意味で、親の素養差による格差助長になるのは間違いないですね。 対人関係、広義的に社会の基本は、give_and_takeです。
この関係で、理由もなく過度にgive、過度にtakeになると関係は破綻し易くなると思っています。 現在の日本は低い税収に対し、支出は過大です。
つまり納税者にとっては過小なgive(納税)に対し過大なtake(サービス)になっている可能性があると考えるのが妥当と私は思っています。 無論、行政のムダもありますから、何処まで過大なサービスを受けているか不明ですが、年金の公的支出(年金保険の赤字分の補てん)が50兆円以上ある以上、 納税の37兆円に対し、明らかに過大なtakeを貰っていると言ってよいでしょう。 そのような状態で、さらに納税者にとってのtakeを増額する理由が私には理解できません。
一時的な公共投資を私は批判しますが、成長に関係のないと思われる政府の過大なgiveに対し、非常に危惧を持っています。 先の項でも指摘した通り、日本の巨大な財政赤字を支える根拠(個人資産、貿易黒字、経常黒字)が希薄になりつつあります。
この根拠につながる支出については賛成(赤字国債可、むしろ積極財政を望む)しますが、福祉政策を行うのならば恒常的な財政論議(財源)が必要になるでしょう。 でなければ、将来の破綻です。
成長に関わる支出は、後の果実につながります。
が、成長に関わらない支出で、今を満足する為に使ったらカネ(米)を食い潰して終わりです。 小林寅之助の『米百俵の精神』を今こそ思い出し、日本の成長に何が必要かで議論すべきだと思います。
さて、日本人は長岡藩士になれるのでしょうか?
小泉首相は成長戦略を描ききれず、イタミだけを結果的に押しつけましたが、問いかけの本質は今も変わっていません。
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財政健全化に向けて累積された過去の借金の返済と、歳入と歳出を同額とする予算編成が今こそ必要とされている様に思います。事業仕分けで切り捨て過ぎる位に切って、国民の声を聞いて戻すべきは戻す位の荒療治が経理面でも精神面でも必要でしょう。
2010/3/18(木) 午後 10:55 [ 憂国烈士 ]
日本は、先進国として、もう飯食えればいい程度の付加価値の労働では、国自体がやっていけないんですよ。飯は心配しないでいいから、ルーチンワークに逃げないでもっと付加価値の高い労働をしろ。そういう方針を立てていかねばなりません。一所懸命でなく、鶏鳴狗盗、千里の馬を見いださないといけない時代なんです。
2010/3/19(金) 午前 4:19
はじめまして。
先月2月25日のテレ朝「スーパーモーニング」で『日本は、移民1000万人で外国人のパワーをもらうしかない!家庭で移民を考えよう!』と討議されてました。
1000万人移民の発案は2003年、民主党議員によるものです。
現在、大卒卒業者でも就職難な状態であり、この不況もいつ超えられるか判らないというのに、テレビで1000万人移民の話がでるということは、既に政治・政党の中で大量移民に向けて何らかの動きがあるとしか見えません。
移民が実行された場合、移民家族の子ども手当支給対象児童数は、どのくらいに膨れあがるか・・・推定できない。
民主党は、将来の1000万人移民の事も考慮した上での支給額を決めたとは思えません。
大量移民を実行するかしないか、子ども手当が決定する前に詰問せねばとんでもないことになります。
2010/3/19(金) 午前 11:09
最新の世論調査によると、民主党の支持率は30%、支持しないは50%を超えたという。
さらに悪化が予想される。
選挙の前に、民主党の公約をよく読めば、誰でも予想できた事態だ。
ただそれでも自民党の支持率がほとんど戻らないところが、痛々しい。
ローマ帝国のように、最後はパンとサーカスしか、政治に求めるものがなくなるのだろうか。
エサをばら撒く政党が悪いのか、エサに群がる有権者が悪いのか、
おそらく共犯関係だろう。
このヒドイ時代を通じて、また新しい芽も育つだろう。そう信じたい。
2010/3/22(月) 午後 7:21
「権利」も「義務」も、もともと日本語になかった言葉ですよね?
明治期に外国語を翻訳した言葉だと思いますが。
しかし江戸時代以前も「つとめ」という言葉はあった。今の義務に近い意味を持つ言葉だと思いますが、権利に近い言葉というと…?
2010/3/25(木) 午後 8:57 [ ハッシ ]
結局、「権利と義務」という概念を輸入し、巧く日本語に翻訳はしたけど、その概念を社会に定着させることはできなかったと言えるんじゃないでしょうか。
「日本社会には、もともと“公”という概念が存在しない。あるのは“家”という概念だ」と三戸公という経済学者が言っています。
公という概念がなければ、義務という発想も生まれようがないでしょう。そもそも、西洋の思想・概念を日本に定着させるのは難しことだと思いますが。ただボクは、個人的にはいつも「生き方は2つしかない」と思っていて。1つは「イヤなことをしないかわりに、好きなことも我慢する生き方」。もう1つは「好きなことをするかわりに、イヤなことも受け入れる生き方」。
大学で三戸公先生の「経営学総論」が必修科目だったのですが、ユニークな方でした。授業には出席せず単位を取ろうとする学生が多いことを見越して、期末試験の設問は、たったひとつ「私の似顔絵を描け」というもの。それに対して「それでは絵の巧い下手という経営学とは本来関係のない能力で試験の結果が決まってしまう」とクレームが出たため、翌年は数人の写真を並べ「私は誰でしょう?」というものでした。
2010/3/26(金) 午前 8:50 [ ハッシ ]
憂国烈士さんへ
プリマリーバランスは必要ですが、現在、日本に成長を期待できるような人材、背景、環境が整っていません。
日本の多額な赤字国債を担保している理由の一つは、日本が経常収支黒字国である事です。
日本が経常収支黒字国である為に、あり続ける為に、現在の日本において財政の均衡が正しい政策かどうかについて言えば疑問です。
勿論、成長に関係のない分野におけるコストカットは仰る通り必要なんですが、日本人の両極端にフレ易い性格を考えると、何が何でも財政均衡論になる恐れがあり不安です。
結局、日本人は思考停止なんでしょうか?
バランスが悪過ぎます。
2010/3/27(土) 午後 2:58 [ K9 ]
怪盗さんへ
>一所懸命でなく、鶏鳴狗盗、千里の馬を見いださないといけない時代なんです。
私、実は、その一生懸命を評価したいと思っています。(笑)
ただし、報酬は別ですよ。
感謝と言うコトバで対価を払いたいと思っています。
成果を重視し過ぎると、付加価値の高い仕事しか人は評価しなくなります。
結果、日本では大分、労力と対価が見合わない仕事に対し忌避、もしくは侮蔑されるようになりましたが、それって結構、危険な状態なんですよ。
派遣さん解雇で自己責任を論じる方のほとんど、派遣業に対し侮蔑感をもっていました。
その仕事が日本にとって必要にも関わらずです。
世の中に職業の貴賤なしと言いますが、今の風潮は職業に貴賤がある状態になりつつあります。
成果に見合わない報酬(物欲)は望むべくもないですが、努力に対する評価(精神、感謝)は認めてあげるべきです。
今は努力を評価しない世の中になりつつあります。
2010/3/27(土) 午後 3:12 [ K9 ]
最近の風潮は如何に効率よくカネを設けるか?勉強するか?です。
そこに努力は霞んでいます。
努力を誇る人はいませんが、効率を誇らしく自慢する若者が多くなった現状は如何でしょう。
如何に勉強せず、大学受験に成功するかを自慢し合う世の中に危惧を覚えます。
2010/3/27(土) 午後 3:12 [ K9 ]
ダビンチの小部屋さんへ
移民政策は民主党だけでなく自民党の政策でもあります。
少子高齢化対策としては非常に魅力的な政策ですな。
子どもの育成は他国に任せ、その対価たる労働力を奪い取る。
アメリカや北欧という成功例がありますから。
ただ、問題は、移民が増える事で生じる社会の変質に耐えられるかですね。
日本は戦後65年経つにm関わらず、在日朝鮮人問題を抱えています。
彼らが帰化しない理由は何でしょう?
その問題を放置して、移民を行っても失敗間違いなしです。
考えが与野党問わず足りなさすぎです。
2010/3/27(土) 午後 3:17 [ K9 ]
水がめ座さんへ
>さらに悪化が予想される。
生温かい支持層が、子ども手当によって民主党から離反しつつあります。まさか財源論議もせず、問題点も放置したままでの政策実行です。
民主党に投票した無党派層の6割は民主の政策に反対でしたが、その意味を忘れたようですね。
4割の風任せの無党派層の支持を得る代わりに6割の無党派層を敵に回した愚に気づけば良いのですが・・・。
最早、辞任カードの効果は無くなりつつあります。
2010/3/27(土) 午後 3:24 [ K9 ]
844_indiaさんへ
仰る通り権利と義務は個人を基準とした西洋の考え方です。
個人意識が希薄であった日本において、これほど扱いの難しい概念はないでしょう。
今はいいように解釈されていますね。
日本社会における腹痛の原因の一つですね。
2010/3/27(土) 午後 3:35 [ K9 ]
何が何でも財政均衡論で良いのです。民主党が事業仕分けで歳出にメスを入れようとしていますが、本腰が入っていないので、どうしても甘くなるでしょう。また幹事長室には金欲しさに陳情団が後を絶ちません。これらを一掃すべくメディアを通じて国民の意識が均衡論に向かえば、国家として真に必要な物が何かを厳正な目で判断する様になります。成長戦略の為に必要と判断されれば増税して行う、当然、もたらされる結果に対する評価は厳しくなる、その緊張感こそ必要と考えますが。
2010/3/27(土) 午後 4:47 [ 憂国烈士 ]
憂国烈士さんへ
>当然、もたらされる結果に対する評価は厳しくなる、その緊張感こそ必要と考えますが。
それも一つの見識ですね。
今のアマ、アマの状態では何が何でも財政均衡論による経済の冷え込みもありかもしれません。
が、その結果を正しく日本人は理解できるでしょうか?
小泉改革の二の舞になるのでは?
イタイからカネ寄越せになるような。
もしくは社会と個人がさらに希薄になるかも・・・。
社会保障費の自然増によるシバリを民主党は事実上放棄しましたが、その一方でムダを省く努力が足りなさすぎです。
本当は今こそ、財政出動して、将来のメシの種に投資しないと大変な事になるのですが・・・。
最早、越えては行けない危険水域を日本越えてしまいました。
膨大な水を貯め込んだダムを補強するか?
これ以上、水を貯め込まず、ダムの補修を放棄して決壊のダメージを小さくするか・・・。
本当は水を貯め込まず、ダムの補修が一番なんですが・・・。
さてはて?
2010/3/27(土) 午後 5:42 [ K9 ]
ダム補修に対する考えはあるのですが、水を貯め込まない事による弊害、社会環境(ココロ)の悪化を憂います。
最早、日本人の心は福祉(一時的公共投資も含む)を失くしては維持できないような気がします。
2010/3/27(土) 午後 5:42 [ K9 ]
子供手当はいつまであるのかな、政権交代したら無くなるのかな。
みな公務のブログ読んでね。
2010/3/28(日) 午後 7:31 [ みな公務 ]