|
先週、日本が参考とする二大政党制の先駆国、イギリスで総選挙があったが、どの政党も過半数を制する事が出来なかった。
政治の不安定化は往々にして経済の混乱にも波及する為、今後、イギリスは難しいかじ取りをする事になると思う。
さて、イギリスにおいて民意が二大政党制で吸収できなくなったのは、日本にとっても大変参考になる事態であったし、示唆的な出来事だったと個人的に感じている。
結局、複雑化し加速的に変化し続ける政治・経済環境(はっきりとした敵と味方がいなくなった。米中関係等がその最もたる好例)に対し、どの政党も満点の回答を出せず、民意が割れてしまったのだと私個人は分析している。
ようは万人(有権者の過半)に納得させられるだけの回答をイギリスの二大政党は有権者に提示できなくなったのである。
翻って日本はどうだろう?
正直、二大政党制の雄、民主党、自民党に日本再生を託せるとはとても思えない。
昨年、民主党と自民党のマニフェストに絶望し、新たな選挙制度を提案した事があったが、今の選挙制度で日本が改革を行えるか甚だ疑問である。
国民をバカにする政治家について、与野党反省すべし
結局、有権者に当事者意識もなく、政治家にお任せで、同時に政治家の能力も低く、結果があのマニフェストである。
そこで、前回提案した下記項目に追加して
①地方分権を行う(利権構造から国会議員を切り離し、国でしかできない事に集中させる。) 日本再生の処方箋は地方分権
http://blogs.yahoo.co.jp/k99999five9/23359773.html 政治家の質、向上の為に http://blogs.yahoo.co.jp/k99999five9/23360578.html 有権者の意識を変える為の地方分権 http://blogs.yahoo.co.jp/k99999five9/23390625.html ②ネットを利用した直接民主主義の検討
マニフェスト選挙の限界、直接民主主義への道を検討すべき時?
http://blogs.yahoo.co.jp/k99999five9/20603722.html 国会議員の権限は政策立案のみに特化させ、議会議決の権限を奪う方式。議決は国民による。
そして、新たに
③直接民主主義前提だが、政策に詳しくない国民の為に、一議員に委託する方式を併用する事で政党政治から人物重視の政治への脱却を目指す事を提案したい。 (②同様、個人投票もあり、その都度選択出来る方式) 要は現在のように一議員が一票の価値を持つのでなく、議員の投票に重みを持たせる事で政党の党議拘束から政治家個人を脱却させ、人物本位の政治を行うのである。 人気のある議員は有権者1000万人の民意を一人で背負い、逆に人気のない政治家は50万票の民意を背負うのである。 こうすれば、煩わしい党勢拡大もしくは派閥拡大に勤しむことなく、個人の魅力、能力を前面に押し出して政治が行え、決断もスピーディーに行えるし、 同時に政党政治の欠陥であったAという政策を支持する代わりに、Bという容認できない政策を実行される危険もなくなる。(不人気なBという政策を行おうとしたら委託を解除し重みを減らす) 上記方式を取る場合、選挙は大選挙区を採用するのが良いだろう。
(一方、生活に身近な地方議員こそは小選挙区がより相応しく感じる(議員内閣制)。もしかしたら橋元府知事に近い考えかもしれない。) デメリットは政策立案能力も遂行能力もない芸能人議員が知名度で多くの委託を受ける場合だ。
ただし、上記方式が実行された場合、党の責任でなく個人の責任が明確である為、委託された政治家、及び委託した有権者の責任が明確になる事で、より良い政治が出来るのではないかと期待したい。 後は宗教票だが。。。、同様にイタミによって将来覚醒する(予定の)日本の民意を私は信じたいと思う。
どっちにしろ、今の政治体制、選挙制度では、日本は満足な改革、特に素早い改革は出来ないだろう。
改革、政策を行うの為に膨大な同僚議員の賛成が必要な状態を無くす事で、今の閉塞した日本の状況を打破してもらいたいと私は強く願う。 日本破綻、回避に向けて残された時間は、それ程(20年程)、多くはない。
今の問題は構造転換が必要であり、時間が掛るのは明白だ。 その一方で、日本の経済力、膨大な赤字国債を担保する日本の製造業の衰退は急ピッチである。 10年以内の貿易赤字はホボ確定的であり、経常赤字国になったら、おそらくボンだ。 その事実をどう捉えるか・・・。
バブル崩壊以降、日本はムダな時間を20年過ごしたが、さらに過ごそうとしている。 情けなくてしょうがない。 外需産業(輸出産業)は最悪、日本を捨てれば良い(外貨が稼げれば日本が破綻しても影響は軽微、正し税金が上がるので苦しい)が、内需関連に勤める就業人口の80%強が待っている未来は最悪だろう。
さて、破綻した時、その時の国民は誰を責めるのだろうか?
未来の破綻は我々によってもたらされる事を、個々の有権者に明記して貰いたいと切に願う。
そして、今の苦境は過去の我々が招いたモノである事も同時に明記して貰いたいと強く思う。 |

- >
- 政治
- >
- 政界と政治活動
- >
- その他政界と政治活動





完璧な選挙制度がない以上、不備ではありますが現行制度のまま十年ほど実行して、徐々に手直しするしか方法はない。
基本は制度よりも、民度です。
民度を上げることが、良い政治の基礎です。
貴殿のような若くて日本の将来を真剣に考えている人に、立候補してほしいもだ。
この混乱はチャンスでもあります。
立候補決めれば、お金はわずかですが献金いたします。
アメリカのオバマもネットを最大限活用して、献金を集め政治を動かしました。
私はネットに期待しています。
それは政治もそうですし、世論形成の場所としても期待しています。
ネットで同志を集めれば、こっこう不満に感じている人が集まってくうると思います。
ぜひ、ご健闘ください。
2010/5/13(木) 午前 6:22
日本のメディアだと、「第3の党」等騒いでますが、大きな論点の1つが「アメリカの犬」的立場からの脱却です・・・
新政権がどんな結論をだすのか!?非常に注視しています。
名古屋の河村市長の地域委員会には「やり方」には賛否あるでしょうが、地方議会だと立法経験もない議員も多く、チェック機能も働いていないので、ネット等利用して、賛否に投票してもいいのでは!?
2010/5/14(金) 午前 3:28
そうですね、政党というバイアスが入ることにより歪んでしまう部分は否めませんね。
ただ、個人に投票すると、おっしゃるように芸能人とかの有名人が安易に政治家になってしまう危険性はあります。というか、確実にそういう方向になってしまうと思います。
政党は、一応新人議員の教育はになってますからね・・それがないとなると、誰がそれを担うのか?そして、芸能人でもない人間が自分をどう世間にアピールして政治家になるのか?考えると、リスクは高いですよね・・
政党の役割や範囲をもっと厳しく規定すればいいのでしょうが・・・やらないでしょうね、それで食ってる人間はゴマンといる・・
2010/5/14(金) 午後 10:55
>基本は制度よりも、民度です。
民度を上げることが、良い政治の基礎です。
この民度を上げる為に制度論を提案するのですが、空しさを覚える時があります。
高評価ありがとうございます。
まぁ、まずは出来るところから働きかけたいですね。
会社組織もボロボロです。
水がめ座んさんもネット通じ、善き世論形成を促していますし、私も頑張りたいモンです。
2010/5/15(土) 午後 6:40 [ K9 ]
カイザーさんへ
>名古屋の河村市長の地域委員会には「やり方」には賛否あるでしょうが、地方議会だと立法経験もない議員も多く、チェック機能も働いていないので、ネット等利用して、賛否に投票してもいいのでは!?
直接選挙って地方自治にこそあってるんですよね。
事の成否に関わらず名古屋の試みは日本に大きな経験と財産を与える事になると思います。
2010/5/15(土) 午後 6:42 [ K9 ]
あい さんへ
政党というバイアスと、政策を通すのに衆参合わせて400人弱を抱えなければいけない状態は、政治資金の巨大化の原因と、意志決定のスピードの遅延原因となっています。
民間企業は意志決定機関、取締役会の人数を絞る事で、その責任の明確化とスピーディー性を高めました。
一方、日本の国政に関わる関係者が衆参合わせて700弱、しかも、同価値の議員が700人いるのは、今の激変する政治、経済環境には相応しくないかと。
変化に即応する政治体制が、今こそ求めれている気がします。
2010/5/15(土) 午後 6:50 [ K9 ]
衆院選の比例ブロックを除いて議員個人に投票しているにも関わらず、個人の言動を党が制限する行為が、国民からすれば不満が蓄積する一因となっている気がします。また選挙前は国民主権なのですが、選挙後は議員主権、政党主権に代わってしまっている様にも見えます。党議拘束を禁止して議員の自由な意思表示を政党が阻む事の無い様にし、政党のエゴが優先しがちの連立政権を禁止し、直接民主主義の部分導入として国民投票制(裁判員同様、強制参加)を採用すべきかもしれません。併せて政党交付金を減額し、その分を議員交付金として活用させた方が良いでしょう。
英国では国民投票で総選挙を小選挙区制にするか、比例代表制にするかを問うそうです。日本でも国旗国歌法制定の際には行うべきでした。外国人参政権、夫婦別姓でも行うべきでしょうね。
2010/5/15(土) 午後 7:23 [ 憂国烈士 ]
英国の政党支持率の調査結果では保守党と労働党と自民党を含めて3党でほぼ均等に分けています。しかし実際の獲得議席数では自民党は他の2党に大きく水をあけられています。これは小選挙区の弊害で多くの死票が出ている。でもこれは死票を問題にするか、各小選挙区毎に各党が雌雄を決して地方の代弁者を選ぶか?あまり比例代表制度が進むと各党の中央での締め付けが強くなるような気がします。それで各地方で抱えている特有の問題などが等閑になるのではないでしょうか?現在の日本の制度はその中間のようなものですよね?選挙区からか比例区からかまた全国区からかで党則等でもっときちんと分けたほうが良いように思います。比例区や全国区の議員が離党したら議員辞職になるとか?(そんなの有るんでしょうか?)
2010/5/15(土) 午後 9:49 [ チェシャ猫 ]
憂国烈士さんへ
今の状況は主権在民でなく、主権公党です。
政党という単位があらゆる言論を可能性の是非の検討を縛っている気がします。
小沢氏あたりは子分は親分に従えと言うかもしれませんが、子分も有権者に選ばれた一人であり、その資格において小沢氏と同じ立場です。
私も政党が議員の自由を阻害する状況を憂います。
ご提案頂いた選挙制度、私も賛成です。
2010/5/17(月) 午後 11:02 [ K9 ]
チェシャ猫さんへ
地方の事は地方が私の持論です。ですので中央の締め付けが効かないよう地方分権を推し進め、国会議員は大選挙区で信を問う事で死票を減らすのが肝要かと存じます。
上記、議決の付託方式でしたら理論上、死票は出ないでしょうですし。
2010/5/17(月) 午後 11:05 [ K9 ]