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まずは、口蹄疫、終息おめでとうございます。
ただ、口蹄疫に罹患しているか、どうかが不明な民間の種牛を殺処分するの?しないの?っとパフォーマンスを行い、最後まで後味の悪い事件でした。
そして、殺処分を決断、為された薦田(こもだ)長久さんは気の毒としか言いようがない状況に追い込まれ、
県に利用され、民主党に原則論を迫られ、最期は回りの圧力に屈し(配慮し)、殺処分に応じざる終えない状況でした。
地域の方々が薦田(こもだ)長久さんを批判したのは容易に想像出来ます。
そのような状況に追い込むことを知りながら、そう言った中途半端対応をとった東国原知事には不信感がありますし、同様に情念を感じない民主党にも異論があります。
特に宮崎県は特例を言いだした以上、それ相応の覚悟が求められるハズでしたが、全面移動解除を理由として、早々と薦田さんを見限ったのは、その人間性が滲み出ていて嫌らしく感じる事例でした。
当然、考えられる想定に対し、県は抵抗らしい抵抗をせず、総ての責任を国に押し付けて、殺処分させたような非常に不愉快な対応だったと、私、個人は思っています。
本来なら、上記、当たり前の反応に対し、国に特例を求める以上、ある程度の日数の移動制限ぐらい我慢すべきでした。
というか、初期から移動制限を掛けていれば、ここまで被害は拡大しなかったでしょう。
そう、この移動制限を初期においてやらなかったのが、口蹄疫蔓延の要因の一つと、現在、言われています。
しかも、問題にしたいのは、えびの市と宮崎県では、初期における移動制限の厳しさが、まったく違っていた事です。
初動で、県が設置した車両の消毒ポイントは県内でたったの4カ所。
畜産関係車両のみを対象に消毒液を吹きかける方法でした(涙)。
一方、えびの市は市独自の消毒ポイント11カ所だけでなく交通規制(23カ所)まで敷き、
畜産関係車両だけでなく全車両を対象に消毒液を吹きかける方法でした。
結果、県が設置した消毒ポイント以外、準備しなかった川南町は、幹線道路沿いに感染をジワジワと拡大させ、一方、えびの市は早期に口蹄疫を封じる事が出来ました。
同様に、感染を1カ所で抑えた都城市は感染前の4月22日以降、県の消毒ポイント以外に市独自に9カ所、設置し、その予防に努め、6月の市内初感染発生後には、さらに消毒ポイントを4カ所増やし、かつ、対象を全車両に拡大して対応していいます。
結局、初動における消毒の徹底で明暗が分かれたともいえる結果でした。
なぜ?地域でこうも対応が違ったのでしょう?
ここで、国の責任を問う人が多いですが、
家畜伝染病防止法によると、防疫の主体はあくまで県であり、そのお手伝い(県の支援要請に応える)を国が行う体制のようです。
従って、上記状況を鑑みるに、宮崎県の口蹄疫に対する防疫体制は、不適当であり、えびの市の市長同様の、強い決意(えびの市は人の移動制限も行った)を持って行えば、あそこまで感染が広がったかどうか疑問と現在、強く感じています。
実際、感染が幹線道路上に広がった事実を鑑みて、初期における移動制限の不徹底に対する代償は相当高くついたと考えています。
盛んに東国原知事は国を批判していましたが、実は、宮崎県やるべき事をやっていなかったわけです。
口蹄疫を疑った検体の放置、感染の報告義務の忌避、非難した種牛の感染とその牛舎の危機管理等、宮崎県の体制は後手後手に回ったのは否めません。
ただ、東国原知事だけを責めるのは的違いだとは思います。
なぜなら、東国原知事は専門家でないからです。
実務は県の農水官僚の仕事。
その能力が宮崎の場合、問題があったのでしょう。
同様に、民主党の赤松農水大臣の外遊が責められましたが、彼は専門家でないので、まったく役に立たない人です。
その点において東国原知事と同じです。
何度か記事にしていますが、政治が対応を求められるのは実務的な事ではなく、超法規的な時です。
今回の場合で行くと、殺処分用の埋没地の準備(法律上、所有者に責任あり)を所有者でなく県、もしくは国が行なう為の法改正、自衛隊の早期の投入、獣医師の応援等(左記は県の要請が必要)でしたが、その対応が非常に遅かったです。
今回の件に関し、法律と実務上の問題がごちゃまぜになり、総て民主党の責任として報道されたのは気の毒でしたが、これも政権与党の宿命でしょう。
感染拡大が明らかになった時に、赤松農水大臣は、対策に無力と言えど、外遊先から帰ってくるべきだったと思います。
後は、以前書いた記事の焼き回しになりますので、これ以上の民主党の責任については、ここで触れませんが、結論から行くと宮崎県の初動における対応の不味さが一番の原因と考えています。
そして、今後の焦点は感染ルートになるでしょう、
これこそが、民主党の責任を一番、問える結果になるかもしれません。
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口蹄疫、殺処分への疑問
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hanakoさんへ
>少しでも殺さずに済む方法でと言ってきたのを断ったのが24日で、それをされたくない事情があるのでそこからは素早く全頭強制察処分を法案化したんですよ。
それをされたくないとは、感染経路の調査の事でしょうか?
また、あの時点で殺さなくても済むような案があるようでしたら、知りたいと言う欲求が湧いてきます。
国連の提案内容に言及しているサイト、ご存知ですか?
自衛隊を初期において動かせなかったのは処分場不足で、彼らの活躍場所がなかったからです。
ですので、5月連休中は、200人ほどしか現場にいませんでした。
政治によって大本の処分場不足を解決できたのが5月の中旬以降。
まぁ、イタイ状況でした。
2010/7/31(土) 午後 11:11 [ K9 ]
韓国からの輸入の再開って実は、民主党政権でなく、自民党政権時代に決まっていたので、そこについては民主の責任はありません。
また、自民党の判断も間違ってなく、特に異論がありません。
で、再開されるハズだったのですが、本格再開される前に韓国で口蹄疫が発生、禁輸の運びになっています。どうも国内に輸入され前に禁輸処置が決まったようです。
で、その韓国の口蹄疫はA型でして、今回、日本で蔓延した0型と関係ありません。
問題は4月に韓国に確認されたO型の口蹄疫との関係です。
このO型と日本の口蹄疫が一致すれば、何か因果関係が掴めるかもしれませんね。
まぁ、イロイロ背景がありそうです。
2010/7/31(土) 午後 11:28 [ K9 ]
民主党政権は自由貿易協定を強力に推し進める方針なのですよ。
中川さんが民主党に変わったら危険だといっていらっしゃったのは、ここがひとつです。
日本の口蹄疫ウイルスも同じA型でしたよ。
2010/7/31(土) 午後 11:42 [ -- ]
ウイルスは変化するから確実に同じではないけれど
韓国のものと酷似していたのが事実のはずです。
多分、情報操作がされてますね。
2010/7/31(土) 午後 11:53 [ -- ]
hanakoさんへ
日本の口蹄疫はO型だと思いますよ。
農水省のHPを確認しましたが、O型でした。
多分、正しいかと。(^_^;
>ウイルスは変化するから確実に同じではないけれど
韓国のものと酷似していたのが事実のはずです。
一度、終息したハズの韓国の口蹄疫(A型)が別のウィルス、しかも日本と同じ型で、ほぼ同時期。
何か因果関係がありそうな気は私もしています。
遺伝子的にも4月のモノは韓国、日本、ついでに香港とも仰る通りホボ一致してまして、際獣疫事務局(OIE)認定の口蹄疫確定診断機関である英国家畜衛生研究所による分析によって、
日本のウィルスのDNA型は香港のDNA型と99.2%一致、韓国のDNA型とは98.6%一致しているとの結果が出ていますので、
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/100502_1.html
非常に疑わしい状況ですね。
2010/8/1(日) 午前 0:34 [ K9 ]
ちょっと韓国の口蹄疫で補足
2010年1月に発生したのがA型
2010年4月に発生したのがO型です。
一方、日本は2010年3月末日、事実上の4月ですが、O型が発生しています。
2010/8/1(日) 午前 0:35 [ K9 ]
hanako さんは、まだ【噂】を信じているようですが・・・
感染の発生・拡大の経路(順序)に関しては
調査結果が出ました。 噂は間違いでした。
http://blogs.yahoo.co.jp/ryokuin_seidan/52468361.html
2010/8/1(日) 午前 9:15
k99999five9 さん
今回の調査結果報告は、国が中心となる対処方法は的外れという結果を示しています。問題は現地です。
現地での初めの発症の発見が遅れ、気づくまでの間に広範囲にウイルスが拡散してしまっています。そのために、そのあとで、あたこちで、一気に、爆発的に発症が始まったわけです。
県の畜産試験場でも、確認されるまでに10日程度かかっており、その間に相当広がってしまったようです。
家畜の頭数が多くなり、一頭一頭に目が届かなくなり、初期段階の発見が遅れたことが、今回の爆発的な発症の根本原因のようです。
問題の根本は、畜産農家の規模か大きくなって、細かなところに目が届かなくなってきたために、初めの発祥の発見が遅くなるというところにあると思います。
そして、発見されるまでの間にウイルスが拡散してしまうというところが最大の問題だと思います。
これは国が対処できる問題ではありません。
2010/8/1(日) 午前 9:30
こかげ さんへ
hanakoさんは、宮崎における感染ルートでなく、日本に感染したウィルスが何処から来たかをコメントしています。
A牧場が震源なら、韓国なのね的な観点でなく、ウィルス清浄国であった日本に口蹄疫が確認された以上、感染ルートがあるわけで、その感染ルートについて事実を知りたがっているのだと思います。
今のところ、香港、4月韓国、日本の口蹄疫は極めて近い親類縁者のようですし、何らかの関係がありそうです。
ネットでは稲わら、ブタさんが怪しいとの事ですが、ブタは禁輸(解除前に韓国で口蹄疫が発生し頓挫)していたので、可能性が低く。
今の所、稲わらに疑いがもたれています。(ネット上)
本当は時系列で、韓国で発生した2回目の口蹄疫が日本の発生より明らかに早く、日本の口蹄疫とのDNA一致率も、韓国(例、99%)、香港(90%ぐらい)の順に一致しているなら、あっ、韓国が原因なのねって思えますが、ホボ同時期に日韓両国で口蹄疫が発生している為、?です。
むしろ中国経由で、ほぼ同時に日韓が感染したと考えたくなる状況ですし、何とも。。。
2010/8/1(日) 午前 9:37 [ K9 ]
法律上、日本が輸入する際、中国の稲わらは消毒、韓国産は無消毒です。
ちなみに韓国からの稲わらは無消毒なので、中国→韓国→日本の順で入手された場合、中国の汚染された稲わらが日本に届いた可能性は否定できないですね。
韓国は中国産稲わらを無消毒で輸入しているようです。
2010/8/1(日) 午前 9:38 [ K9 ]
こかげさんへ
>問題の根本は、畜産農家の規模か大きくなって、細かなところに目が届かなくなってきたために、初めの発祥の発見が遅くなるというところにあると思います。
という事は、発見した時点で、ある程度、ウィルスが広範囲に感染したという前提で、何処か、責任ある組織が対応した方が無難と感じますよ。
畜産の大規模化は効率の観点から避けられない気がしますし。
仰る通り、きめ細かなケアが行き届かない事によって、初期段階における感染拡大は、何処にも責任を問えなくなっているかもしれませんね。
ただ、今回の口蹄疫は、発覚後も、ご承知の通り幹線道路上を辿って拡大してゆきましたし、もっとやりようがないのって言うのが、一般的な感想だとは思っています。
一方で本質的に初期における感染が広まり易い状況に、あるにも関わらず、安易に国の責任、というか本当は県の責任を問うのは慎重になるべきかもしれませんね。
2010/8/1(日) 午前 9:51 [ K9 ]
こかげさん、噂とはウイルスの件ですか?噂ではないと思います。リアルタイムで最初のニュースを観ましたよ、URLでも確認しました。「ウイルスが酷似」と。その後、情報操作が行われたのは存じません。
最初に報告・自衛隊派遣要請されたとき、国が対策本部を迅速に立ち上げ自衛隊を派遣し、消毒活動や種牡牛の隔離、クリーンルームの設置などしっかり対応していれば、こんなに大規模には広がりませんでした。みかねた国連の専門チームから24日に、(牡牛温存と感染経路を調査する)介入の申し出を断って強制殺処分の法案を26日に緊急に通しまし、これで終わりです。だったら最初から法案を作ればよかった訳です。プロの専門家の介入を日本国内のメディアで一切報道させなかったのも変です、このニュースは海外メディアでしか報道されませんでした。
あるから返って他が動けないような農水省に税金が一体いくら使われているのでしょう。気楽に後で全頭殺せば良いのだとしか思いつかない赤松は仕事をしてない訳です。精一杯誠実に対応したと評価されるか否か、は現実に関わった人間にしか判断できないでしょう。
2010/8/1(日) 午前 11:07 [ -- ]
私はミクシィやチャンネル桜などでも現地の生の声を毎日暗澹たる思いで聞いていました。農水省の対応の遅さ、無責任さ、他人事ぶりは明らだというのが私の意見でこれは変わりません。
皆さんご自分のご意見を通されれば良いと思いますけど、当事者感覚のない人が勝手に色々いうのはどうかなと思います。
2010/8/1(日) 午前 11:16 [ -- ]
もういいやと思いつつ、さらにヒートアップして私見を書きますと(しつこい私ですみません
爆発的に広がるからこそ、国策で対応するのが当然です、10年前もそうやって対応して収めています。
埋める場所がなくても消毒活動で囲い込むこと、交通規制等々、一刻も早い必要があるのは当たり前。埋める場所がないと言ったのはずいぶん後になってからで、それも赤松などはワクチンを打って一日一万頭必ず埋めるように、とテキトウに言うだけでした。これでお給料いくらもらって日本の大臣してるのか、罷免は当然でした。
専門家の対策については国連機関に問い合わせるしかないでしょう、マニュアルではなく現地の状況を専門家が一番良い方法を提案するものですから。わたしは英語できないのでfive9さんできればされては?
2010/8/1(日) 午前 11:36 [ -- ]
4月から今現在までの大手メディアの報道って
政府の息がかかってるのは明らかですよ。
種牛問題の時に山田が宮崎県に対して
「危機意識が全くない」って言ってましたが
それって4月22日の農水委員会で
江藤が山田達に言ったセリフじゃないですか。
2010/8/1(日) 午後 3:16 [ あっぱれ ]
hanakoさんへ
>国策で対応するのが当然です
私もそれが妥当だと思います。
宮崎県が対応出来なかった事を教訓に中央で防疫を総て仕切った方が分り易いです。
10年前となぜ?同じ防疫体制を宮崎が敷かなかったかは不明ですが、中央の専門家集団に任せるのが得策です。
家畜伝染病防止法を改正して国が責任をもって対処すべきでしょう。
2010/8/1(日) 午後 6:33 [ K9 ]
ジャコバスさんへ
危機意識は国、県、伴にありませんでした。
記事に記載している通り、県の消毒ポイントわずか4点。
しかも、一般車両は消毒せず、かつ、一般の人や車両を、感染当該地域への立ち入りを許したため、まぁ、見事に感染が広がってしまいました。
えびの市のように、感染地域への立ち入りを禁止し、消毒ポイントを増やしていれば、また、違った結果になったと感じます。
なぜ?10年前出来た事が、宮崎県が出来なかったかは不明ですし、えびの市と川南町で、なぜ?あそこまで対応が違ったか、不思議は不思議です。
県の統括能力不足というか、少なくてもえびの市の市長ほどは危機感がなかったんでしょう。
国については、県が対応しきれなかった事が明らかになった後ですから、遅きに逸したのは間違いありません。
動き出しが連休明け以降ですから、これも危機感がありませんでした。
2010/8/1(日) 午後 7:08 [ K9 ]
遠く離れた都城市に飛び火しましたよね。
飛び火か発生か分かりませんが。
車の消毒ポイントの数よりも今回は
4月から言われてる人が運んだって説が大では?
10年前とは状況や政府の対応が違ってます。
2010/8/2(月) 午前 1:15 [ あっぱれ ]
ジャコバスさんへ
陰謀説ですか?
それとも人にウィルスが付着してと言う事でしょうか?
塵と共に風に乗るなどして陸上では65km、海上では250km以上移動することもあるとも言われているので、完全な消毒はないと考えています。
実際、ドーバー海峡を越えてフランスからイギリスに口蹄疫が伝搬した事があるようです。
本当は野生動物(昆虫含む)がいるので、完全には防げないです。
ただ、宮崎の場合、幹線道路を辿るように感染拡大しましたし、都城市やえびの市の例を見ると、消毒ポイントの多さ、感染地域への立ち入り規制は、ある一定の効果があったと考えて良いのでは?
また、人災と言う観点以外に前回より被害が大きくなった理由は多々ありますので、『政治主導とまやかし』フォローアップを読んでください。
表題にあるように民主党の対応に疑問があるのは明白ですが、総てを民主党の責任とは捉えていなのは、この記事、及びコメント群に書いている通りです。
2010/8/2(月) 午前 5:50 [ K9 ]
10年前と今回の政府の対応を批判する方々が多いですが、法律で書かれている通り、主管は県です。
県の専権事項を超えて、政府が指示を出す場合、法律の改正が必要ですが、10年前にそのような形跡を私は確認出来ませんでしたが、ご存知ですか?
前回において、口蹄疫を封じ込んだのは地方の実績であって中央の実績ではありません。
情報収拾にはあたったようですが、10年前の被害は宮崎において35頭ですから、政府が出るまでもなかったようです。
2010/8/2(月) 午前 6:29 [ K9 ]