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人口 1.9倍
日本:7000万人 米:1億3000万人
経済規模 4.4倍
1939年
米 8640.1億ドル ソ 4303.1億ドル 英 2869.5億ドル 独 2411.0億ドル 日 1960.4億ドル 仏 1989.4億ドル 伊 1510.9億ドル 鉄は国家なり粗鋼生産量(単位:万トン カッコ内は全世界にしめる割合) 8.8倍
米 6076(43%)
独 1914(13%)
英 1318(9%)
日 685(2%)
電力生産(億kwh) 6.1倍
英/独/日/米
昭和16年 273 367 339 2083 船舶保有量 2.0 倍
英 3889万/1万5699隻
米 1149万t/2958隻
日 562万9千t/2337隻
1939年当時の日本輸出入に関わった船籍の内、外国船籍が4割を占めていた為、基本、輸送力不足で戦争を開始しています。
そして、この輸送力不足が各地で悲劇をもたらす原因の一因ともなっています。
原油生産量の国際比較(単位:万トン カッコ内は全世界にしめる割合) ・・・・・・
米 18286.7 (69.8%)
日 30.0 (0.11%) インドネシア 793.9 (3.0%)
戦争開始前、日本は約2200万バレルの原油、精油は1500万バレルをそれぞれ輸入していました。
尚、日本の精油能力は1200万バレル。
インドネシアの石油を加えれば、当時のわずかな必要量(=日本の需要量は世界の3%ほどでした)を賄えた可能性がありますが、そのわずかな必要量を賄えるだけの精油能力すら日本側になかったようです。
そして、戦前の日本は石油のほとんどを対米に依存(世界の70%を生産していた石油大国だから当然と言えば当然)していました。
開戦前における対英米経済圏の貿易に対する日本の依存度は
輸入で72%、輸出で67%の割合をそれぞれ占めており、経済破綻前提の開戦だったと思っています。
鉄、食糧、石油・・・etc、戦略物資といわれる分野の、ほとんどをアメリカに依存していた対米依存国家日本がアメリカと開戦した理由を考えると、アメリカ挑発説は非常に説得力があると感じる指標です。
もっとも果敢にアメリカの各種利権に挑戦していましたので、挑発される理由は日本側にもありましたが。。。
文化面
開戦の年に名作『風とともに去りぬ』を、大戦中にはファンタジアやダンボ、バンビ等を、作る国です。
国力の違いを感じますね。。。
所感
正直、良く戦争の決断をしました。
当時の戦争指導者の真意が知りたいです。
なぜ?日本が負けたかでなく、
事の本質はなぜ?戦争をしたかです。
その総括を日本は戦後避け続けています。
故に日本の戦後は終わりません。
一方、イギリスは過去の戦争総括をナポレオン戦争以降行なっています。
初期は戦術、戦略面における戦史研究でしたが、徐々にその戦争の決断、妥当性に論議が移っています。
フォークランド紛争以降、イギリスの戦争総括は、主に政治面における決断の妥当性に絞られています。
今、ブレア元首相が対テロ戦争における決断の是非を巡り証言を開始していますが、その反省を未来に残す試みが羨ましく感じる時があります。(政治決断に対する責任の是非は問わない事を前提に作業をしています。)
一方、日本は・・・
戦争だけでなく、失われた20年に対する総括等も国として行なっても良いと感じますが、まったくしていません。
日本は経験を未来に活かすのが苦手なのかもしれませんね。
特にバブル崩壊以降の急激な日本の国力低下に対する総括は、日本の将来に善き未来に導くのではないかと感じています。
ドイツの鉄血宰相のコトバ
『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』を鑑みると、今の日本の政治状況は愚者に劣るかも知れません。
一方、国民はそれなり、学び変わろうとしているのを感じます。
日本国民の今後の叡智に期待したいですね。
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>『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』
これ、ビスマルクの言葉でしたか〜
確かに…です。
日本は経験にも学べないようなので、愚者以下って事でしょうか?(汗)
2010/8/15(日) 午後 6:09
日米経済格差はその当時も正確に認識していました。
大東亜戦争、やりかたによっては勝てたと思います。
詳しく書けば長くなるので書きませんが、
一つはアメリカを攻撃せず、アジアだけで戦闘をする。
もう一つは対米戦争をコチラから仕掛けず待つ。
この方がずっと効果的でした。
真珠湾攻撃は、まったく無意味で不必要な戦闘だ。
あれが失敗の始まり。
戦略的には最悪の選択でした。
2010/8/15(日) 午後 7:04
yatugatakeさんへ
>日本は経験にも学べないようなので、愚者以下って事でしょうか?(汗)
愚者以下に感じる時があります。
彼らは政治家は、その道のプロのハズですが、プロを感じさせる政治家は少ないですね。
まぁ、人気投票で選ばれている以上、仕方ないでしょう。
2010/8/15(日) 午後 7:12 [ K9 ]
水がめ座さんへ
>日米経済格差はその当時も正確に認識していました。
近衛文麿を始め多くの政治指導者が証言していますから、そうだと思います。
輸出入の7割を占めていた国ですから、否応なく意識したでしょう。
が、決断は対米決戦でした。
また、一方で多くの政治指導者がアメリカを侮っていたのは確かです。
特に言論界の威勢の良い論評を聞く限り、正確に彼らが把握していたか怪しく感じます。
凄いですよ。
当時の右派保守派の論壇。
自分達の認識部不足を棚に上げ、最後は日本人を糾弾していますから。
>大東亜戦争、やりかたによっては勝てたと思います。
個人的には対中国をどうにかしてからの話と感じます。
日本の最精鋭は中国に張り付いていましたから。
ともかく、あの時点での対米決戦は最悪の選択だったと思います。
2010/8/15(日) 午後 7:22 [ K9 ]
何故、戦争をしたかって・・石油を止められたからですよね?
戦争をしたかったのはアメリカですよ。
戦争を仕掛けるのは強いもの、だから均衡な力を持たなければいけないんです。
2010/8/15(日) 午後 9:43 [ -- ]
hanakoさんへ
日本の対米戦は、日本が欧米の権益に挑戦した以上、不回避の結果だった可能性があります。
戦略物資の禁輸処置はある意味、アメリカとしては、対抗上、当然の処置だったかと。
戦争を回避するなら、アメリカの権益を避けるベキでしたが。。。
なお、仰る通りアメリカは勝てない戦争はしない国です。
中国と協調路線をとるのも、彼らに勝てない、というより、アメリカもただで済まないからだそうです。
当時の日本に対米に対する抑止の力はありませんでした。
弱いとは言いませんが、当時の世界ランキングで日本は上位5カ国に入っていましたが、アメリカが強過ぎました。
弱いとは罪と感じます。
そして、その原理原則が変わったという風には見えないにも関らず、社民や共産の掲げる理想論には呆然とします。
2010/8/15(日) 午後 10:29 [ K9 ]
横レスになりますが、
アメリカは勝てない戦争はしない?>
どころか、ベトナムで負け、イラクで負け、アフガンで負け、ソマリアでも負けて?撤退していますよ。
「勝てると思って戦争する」が正しいのでは。。。
2010/8/16(月) 午前 3:31
水が座さんへ
水がめ座さんが指摘するアメリカが敗退したとされる戦争は、占領政策においてです。
思うに占領地の民衆と戦争して勝てる国って現在、限られてくると思います。
中国ぐらいかも?
帝国主義時代でしたら躊躇なく、一都市程度、壊滅させたと思いますが、その行為に反対する有権者を抱えている以上、その手段は行ない難いです。
また、彼らは常に±を冷静に判断しますので、その占領政策の継続が自国の利益にそぐわないのなら、占領政策の見直しをします。
>「勝てると思って戦争する」が正しいのでは。。。
相手の戦力を把握できる正規軍との戦争では敵なしですが、さすがに現代の米軍といえど、現代の民衆相手には勝ち難いようですね。
近年におけるアメリカの占領政策の失敗は平和主義の理想にある一定の合理性を持たせています。
が、彼らが占領政策をせず、爆弾だけを落としていたら、どうにもなりまへん。
そこを、どう考えるかですね。
2010/8/16(月) 午前 6:07 [ K9 ]
ベトナム戦争は占領地での失敗ではないででしょう。
アフガン、イラク戦争の背後にはイスラエルの意図もあると思います。もちろんイスラエルのために、アメリカが戦争していると考えるのはいきすぎでしょうが、
アメリカが平和勢力になって一番困るのはイスラエルだ。
昔のシナ事変のころに似ている。
日本としては、もうこれで終わりと思っていると、またズルズルと戦争が続く、その背後には、英国、アメリカの意図がある。
今のアメリカ軍は装備から変更しています、もちろん戦術も変えてきている。従来の帝国主義戦争の戦略では無理だ。
それにしても勝つのは容易ではない。
2010/8/16(月) 午後 7:14
>ベトナム戦争は占領地での失敗ではないででしょう
ご承知の通り、アメリカは南ヴェトナムに傀儡政権を作り、その政府を支援する名目で南ヴェトナムに派兵しています。
アフガンのカルザイ政権のようなもので実質的に占領政策でしたが、その傀儡政権に支持が無く、現地の民衆も敵に回して戦った面がヴェトナム戦争にはあったと思います。
基本、北とアメリカは宣戦布告せず南ヴェトナム(占領地)で戦っています。
空爆はしてますが、中国やソ連を警戒して地上戦は北で行なっていませんよね。
>今のアメリカ軍は装備から変更しています
仰る通り、正規軍相手の部隊と、対テロ、ゲリラ部隊は明確に違うかと。
ナポレオン戦争以来、総動員を掛け総力戦で戦っていた戦争が、近年、武器の性能と取扱が高度化した事により、国民皆兵でなく、プロの戦闘部隊による戦争になりつつあります。
自国民の兵士の犠牲に不寛容になった世論に配慮し、犠牲を最小限におさえる戦術にもなってきていますし、同時に相手国の民衆も気遣うと言う、非常にストレスフルな、難しい戦争になってきています。
2010/8/16(月) 午後 10:38 [ K9 ]
>それにしても勝つのは容易ではない。
占領地さえ維持しなければ話は簡単かもしれませんが、対テロ戦争の場合、占領しないとテロの温床になってしまいます。
アメリカは苦しい戦いをしていますね。
2010/8/16(月) 午後 10:39 [ K9 ]
水がめ座さんへ
勝てない戦をアメリカがしないの定義ですが、本国もタダで済まない場合ですね。
所謂、抑止力の観点です。
アメリカの試算で中国に対し先制核攻撃をしても約7%生き残り、反撃を受け、結果、アメリカ国民の8割が死滅するそうです。
っというわけで、割に合わんと、見掛け上、協調路線を敷いています。
そのつもりで中国を例にコメントしていたのですが、
つい、21世紀型の戦争とも言えるゲリラ戦、占領政策について論じてしまいました。
民衆相手に、従来の正規軍は分が悪いですね。
2010/8/17(火) 午前 1:23 [ K9 ]
日本は現実(過去も現在も)をみつめないとこのまま世界の村八分、完全に取り残されつつありますね。
ポチ☆
2010/8/17(火) 午前 8:36
紙上の数値としての違いは理解していたのでしょうが、実感は出来ていなかった様に思います。渡米して活気有る街並みや豊かな市民生活、巨大な生産設備を体感すれば、判断は大きく変った事でしょう。政府もメディアも国民も無知過ぎました。
2010/8/17(火) 午後 11:54 [ 憂国烈士 ]
ASKAママさんへ
>日本は現実(過去も現在も)をみつめないとこのまま世界の村八分、完全に取り残されつつありますね。
ん〜、そうならないよう注意したいですね。
傑作ありがとうございます。
2010/8/18(水) 午後 11:49 [ K9 ]
憂国烈士さんへ
正義は勝つ的な論調で日本の言論界は戦争を煽っていましたから、数値など見ていたか怪しいです。
一時の感情で戦争を決断したようですが、その代償は高ったです。
風と伴に去りぬが開戦の年、封切りです。
その国力差を鑑みると、今を生きる私はぞっとします。
2010/8/18(水) 午後 11:53 [ K9 ]
当時の時代の背景もありますから・・・
有色人種の国といえば
日本しかなかったかの、、 ような時代でしたから・・・
有色人種の怒りを代表して・・・ 良かったのでは、、 (^^;
2010/8/30(月) 午後 4:54
>有色人種の怒りを代表して・・・ 良かったのでは、、 (^^;
ただ、負けたら。。。
出来れば勝てる算段をもっとして欲しかったとは思いますよ。
日露、日米戦争。
ほぼ国力の比較は同程度、双方伴に勝ち難い戦でしたが、日露は勝ち、日米は負けて占領され、未だに尊厳を取り戻せていません。
何が日露と日米で違っていたか?
それが一連の連作記事です。
もっとも日露については未だ、記事、興していませんでしたね。(笑)
2010/8/31(火) 午後 9:45 [ K9 ]