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日本の大東亜戦争を俯瞰した時、その敗戦理由の最もたる理由は、アメリカと戦争した事と思います。(Why1)
対米戦争時における国力差は前記事に書いた通りです。
では、なぜ?勝ち難いアメリカと戦争したかと言うと、アメリカの各種嫌がらせに、日本人が我慢できなくなったのが大きな理由と考えています。(Why2)
では、アメリカがなぜ?嫌がらせをしたのでしょう?
それは日本のとった行動が、基本、アメリカの神経を逆なでする行為だったからです。(Why3)
日本側の理由として、日本なりの主張があり、アメリカに依存する状況からの脱出を試みたかったようですが、それはアメリカにとってアメリカに対する挑戦状と思われたでしょう。
当時、日本の南進に対する牽制目的で日独伊三国同盟を結んだ松岡外相は、ソ連を含んだ対米同盟を目論んだ形跡がありますが、その効果は見事に逆効果でした。
抑止力どころか、敵として完全に認識されたようです。
私の曽祖父が松岡外相と昵懇にしていて、対米牽制の同盟を結んだこと自体がアメリカの機嫌を損ね、さらなる嫌がらせを誘発した事を戦中、松岡外相自身が後悔していたそうですが、誠に残念な事です。
私の曾祖父も松岡もアメリカに留学していましたから、その実力を知るが故に、対米戦を避けたかったのでしょうが目論見通りに行きませんでした。
(試算で行くと、ドイツ、ソ連、日本を含めてブロックで、アメリカ一国の実力と五分、その抑止力の構築を志したと思われた事自体がアメリカの御機嫌を決定的に損ねました。)
さて、東亜に新たな利権を確立したかったアメリカにとって、日本は、日露戦争以降、邪魔な存在ですから、その存在を弱める方向にあらゆる政治工作を行っています。
その萌芽は日露戦争におけるポーツマス条約以降と分析しています。
これ以降、戦争に向けて日米関係は悪化していきます。(Why4)
中国における利権拡大を狙っていたアメリカは、ポーツマス条約の労による分け前を狙っていたようですが、結果的に満州の利権を独占した日本が横暴に振舞うのを見て(アメリカからの視点)、恩を仇で返したと憤慨し、黄禍論(日本排斥)の根拠になってゆきます。
白人の優位な世界において、対抗しうる勢力をもった新興勢力日本の登場は、彼らに脅威と映ったようです。
それ以降、アメリカは明確に日本をライバルと見て行動し始めます。
そして日本研究科等を作り、日本人研究を行ない、積極的に対日政策を行い始めます。
一方、日本の対米研究機関は・・・、海軍はまともですが、陸軍にはありませんでした。
一応、あったのですが、閑職というか、名前だけだったようです。
最も海軍も対ソ戦をホボ考慮していませんから、言えた義理ではないですが。。。
日本軍は陸海で仮想敵国が違うと言う状況という非常に?国でした。
軍部として違った国を仮想敵国としていたのですから、国として対応が出来なかった可能性があります。
そのような状態で、アメリカに揺さぶられていたわけです。
もし、アメリカと戦争を避けたいのなら、慎重にアメリカの機嫌を損なうような行為は慎むべきであって、そのような配慮もなく、アメリカの機嫌を損ない続けて、その戦争の責任をアメリカの責任に帰すような論法に私は疑問を感じます。
アメリカと敵対する戦略方針をとっていながら、アメリカの対日政策に激高して戦争したという、当時の戦争理由、論理がどうにも理解できません。
同時にアメリカと戦って負けないような算段を立てるべきにも関らず、その算段もろくにできていないような状況で対米戦に突き進んだ当時の戦争指導者の考え方に疑問を感じます。
戦って勝てない相手にメンチを切っていたわけですから、その姿勢にこそを私は問題にしたいです。
(隠れてメンチを切りましょう。公然とやり過ぎです。(苦笑))
個人として、大敵に挑む、その心意気は良しとしますが、集団として感情に酔ったら国は全うできないと感じます。
冷静と情熱のバランス、それが当時の日本に著しく欠如していたのではないかと感じます。(Why5)
日本がそのような状態にならないよう気をつけていきたいですね。
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戦争
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【もし、アメリカと戦争を避けたいのなら、慎重にアメリカの機嫌を損なうような行為は慎むべきであって、そのような配慮もなく、アメリカの機嫌を損ない続けて、その戦争の責任をアメリカの責任に帰すような論法に私は疑問を感じます。アメリカと敵対する戦略方針をとっていながら、アメリカの対日政策に激高して戦争したという、当時の戦争理由、論理がどうにも理解できません。】
現実的にはそうなってしまったんですよね。なんというか、昭和の軍人は明治の軍人達と違って、戦争が外交の延長っていう考え方を判っていない人が多かったんじゃないかな?勝てる・・・いえ、勝ち逃げできる戦争を徹底した負けに追い込んだようにも思うし。戦争は外交との連携プレーがもっとも大切ですし。
【日本の大東亜戦争を俯瞰した時、その敗戦理由の最もたる理由は、アメリカと戦争した事と思います。(Why1)】
そう、あの当時にアメリカに、しかも真珠湾に攻撃しかけたのが最悪だったように思う。アメリカに最高の団結力を与えてしまったんですから。
2010/8/21(土) 午後 5:15
ぐう、ちゃん さんへ
日本は戦っていけない相手と戦ったと思っています。
入念に準備したのなら理解できるのですが。。。
2010/8/22(日) 午前 1:45 [ K9 ]
Keiさんへ
アメリカとの対決は何処かで行われたかもしれませんが、必敗の戦争は避けたかったですね。
当時、アメリカの国民は戦争に巻き込まれるのを恐れていました。
だからこそ、避けられた戦争だった可能性がありますが、日本は戦争をしています。
その理由を考えると余りに幼稚で情けなくなります。
2010/8/22(日) 午前 1:52 [ K9 ]
よく右の方々は米国に追い込まれたとか、開戦か奴隷かの二者択一を迫られたとか、言います。彼等は何故、米国がその様な振舞いをするに至ったかについて考えを巡らす事は無いのでしょうね。その米国が戦後、唯一の友好国という現状を容認するのも分かりません。
2010/8/22(日) 午前 9:45 [ 憂国烈士 ]
憂国烈士さんへ
コメントの内容、私も同意見です。
実はこの辺の見解に関して、右の方と意見を違えまして、この記事を書いています。
良くわからないのですが、戦争した理由を他人に求める前に、日本がどうのような国策をしていたか?彼らは理解しているのでしょうか?
米国に挑戦状を送りつけておいて、戦争はしたくなかったなんて主張を聞くと愕然とします。
三国同盟、日ソ中立条約は対米同盟ですから、当然、相手は警戒するでしょう。
その上に南方進出と大東亜共栄圏の建設ですから、アメリカの指導層が日本を敵視しても仕方がにハズですが、彼らにとって上記行動は日本として当然の行動であり文句を言われる筋合いはないと考えているようです。
もう、ウンザリしました。
右も左も極論は聞いていて徒労感を感じます。
根拠を並べても、最後は感情論なんですよね。
右も左もその主張に見るべき所はあると思いますが、相手に私の意見を聞くつもりがない以上、どうにもなりません。
残念でした。
2010/8/22(日) 午後 9:37 [ K9 ]
冷静と情熱のバランスが現代の日本を生きる我々も足りないようです。
2010/8/22(日) 午後 9:38 [ K9 ]
挑戦状をと言うけれど、そもそもアメリカの方が散々、嫌がらせをしてきたのですよ。
満州を半分よこせ、と言ってきたのを丁重にお断りしたのが勘に触ったとか。
真珠湾で日本を挑発したところには、ヨーロッパの戦争に入り込みたいという事情もありました。
相手の勝手すぎる部分をしっかり隠ぺいし、日本は負けているのに国民に嘘をついて引き延ばしたから悪かったのを賢い人は反省しましょうという「真相はこうだ」「真相箱」「質問箱」という放送を繰り返し放送し、それに反対する書物や意見を検閲、処分させたのですね。
ですから図書館も自虐史観の反省大会だったりするのですね。
さらに70年代、追い打ちを掛けるように朝日は南京プロパガンダや死の行進プロパガンダを大宣伝させる工作をしました。
今の日本はそのような工作による押し付自虐史観で「反省」し、占領憲法も改憲することできないほどに愛国心を失ってなってしまっていることが問題ではないでしょうか。
2010/8/23(月) 午後 8:05 [ -- ]
hanakoさんへ
>満州を半分よこせ、と言ってきたのを丁重にお断りしたのが勘に触ったとか。
どうもそのようで。。。(苦笑)
ジャイアンですな。
表題にある通り、この記事の趣旨は日本がなぜ?負けたかの第一要因をアメリカとの戦争としており、その戦争を避けるにはどうしたら良かったで書いています。
アメリカの傲慢さは重々承知しています。
日本の外交機密文章はアメリカにより廃却され、歴史の闇に葬られています。結構、酷い事をしていたと思いますよ。
そこを承知の上で、戦争が避けられなかったか論じたいわけです。
言うなれば、アメリカという極道と接している以上、その付き合い方をどうしたら良いかで書いています。
日本が当時、極道に勝てるだけの力がなかった以上、破綻を避ける意味で極道に目を付けられない方策が必要なハズです。
当時の日本の国策が、極道にどうゆう風に映ったかを想像して欲しいのですが、ダメ?
2010/8/23(月) 午後 8:54 [ K9 ]
現代もアメリカに勝てる武力を日本は保持していませんし、アメリカが仕掛ける各種対日政策に日本はあまりに無防備です。
アメリカを打倒出来れば、それにこした事はありませんが、打倒し難い以上、アメリカと言う存在と如何に付き合っていくかと考えています。
ですので、アメリカと上手く付き合えなかった過去の歴史を反省したいのです。
また、極道に国土を蹂躙されるなど私はまっぴらごめんですから。
2010/8/23(月) 午後 8:56 [ K9 ]
>プロパガンダ
後半部分については、異論がありません。
記事の趣旨とは違いますが、現憲法は極道アメリカ様が御作りになられた憲法なので、その憲法を上手く利用して身を守って欲しいとは感じます。
しかし、利用するにも限界は限界ですね。
さて?どうしましょうか?
2010/8/23(月) 午後 8:56 [ K9 ]
企画のポイント自体は悪くないと思いますが、史観がそもそも工作されたままのものです。
気になっていたのですが、、
>日本の外交機密文章はアメリカにより廃却され、歴史の闇に葬られている。結構、酷い事をしていた・・
これは、当然あちらの都合が悪いから廃却されたに他ならないです。
逆に捏造してでも日本のテロリスト・残虐に仕立てました。
インドのパル判事の話はご存知ですか?
事情があるとしたらアメリカが日本の落とす必要のなかった原爆を落とした事実を、ウヤムヤにするための工作に邪魔だった事情です。
日本は戦争をやめたくて、ソ連に和平の仲買を頼んでいたのに、原爆推進派は、それを逆に利用して原爆を投下したのですね。
そういうことから日本人の目を逸らせるためにGHQは色んな方法を試しながら上の洗脳放送を流したのです。戦後世代は何よりもまず、自虐史観から脱出する必要があると私は思います。与えられた「先人を貶めるためだけの工作された知識」を、それだけが真実であるかのような記事に、とても物申したいものです。
2010/8/23(月) 午後 9:05 [ -- ]
hanakoさんへ
工作された史観は勘弁して下さい。(笑)
私の記事内容が足りないばかりに、誤解されているだけと感じます。
つまるところ、日本側の都合を記事にほとんど記載していないからでしょう。
アメリカを極道とし、尚、日本の身を守る為の方策を問うのですから、今回、日本の都合は一切省いています。
(最近のhanakoさんへのコメントもそうかと。もっと上手く伝えられば良かったのですが、極道に目を付けられない為には?という観点で書いています。)
記事が長くなるので、別記事でアメリカの極道ぶりを書こうと思っていたのですが、さわりしか触れてませんし、基本、日本として何か方策がなったかで書いてますので、ご不満に感じるとは思います。
個人的に対米戦争はある種、アメリカの西進政策、フロンティアスピリッツ、またの名を開拓精神という名の侵略行為の延長線で起こった戦争と見ていますので、そこは一致していると思います。
私は単純に破滅を避けたいんですよ。
現在の日本の苦境の理由に私、アメリカの影を強く感じています。
過去と現在を見比べ、現在の日本の状況を俯瞰すると、薄ら寒く感じています。
2010/8/23(月) 午後 9:44 [ K9 ]
>インドのパル判事の話はご存知ですか?
承知しています。パル判事の仰る通りかと。
原爆は、大戦終結後のイニシアティブを握る為のデモンストレーション件、新型爆弾の実験をしたかったんでしょう。
まぁ、アメリカによる資料廃却は、戦争を避ける為に日本が努力した事実を隠蔽し、歴史の陰に埋没させる為に行ったとしか思えませんから、その時点でアメリカの正当性は疑われてしかるベキです。
2010/8/23(月) 午後 9:50 [ K9 ]
>「先人を貶めるためだけの工作された知識」を、それだけが真実であるかのような記事に、とても物申したいものです。
hanakoさんが一番怒っているのは、
これだと思うのですが、それだけが真実と感じる記事構成については、私の明らかな力量不足です。間違いなく。
(日本の事情はそれ程記載していません。)
ただ、私的には、彼らの敗戦責任を問いたいので記事にしています。
孫氏の「国を全うするを上と為し、国を破るは之に次ぐ」と考えていますので、私は申し訳ありませんが先人の責任を問いたいです。
責任を問うというより、その事で現在にそして未来に活かしたいんですよ。
イギリスでは戦争の政治判断について戦後、是々非々を問うシステムがあります。
古くは単純に戦争に勝つ為でしたが、フォークランド紛争以降、戦争を決断した政治的決断に、その重きが置かれ始めています。
2010/8/23(月) 午後 10:06 [ K9 ]
なぜ負けたか?
確実に勝てるから戦争を仕掛けたのがアメリカだったからでしょう?
負ける戦争をせざるを得なくて、戦って負けた。
石油が絶たれたから、すいませんでした!アメリカさまの言うとおりに撤退しましょう、と日本が言ったのに、突き付けられたのはハルノート。
これをパール判事は日本の戦いは自衛だと言っているのです。
ハルノートを書いたハリーホワイトはソ連のスパイ、コミンテルンだったことも分かっています。
拙ブログで詳しく記事を書いているので興味があれば読んでください。
2010/8/23(月) 午後 10:09 [ -- ]
現在、トニーブレアがテロ戦争について証言していますが、これをもってブレア首相を韓国(毎回、前大統領が刑務所行き、金大中ぐらいい?後継がお仲間だったので助かったようです)のように罪に問うのでなく、どうしたら良かったを統括する事で次回に繋げる未来への財産を作っているんだそうです。
私はイギリスの、この国民的議論を通じて、その判断に間違いはなかったか再検証するシステムが羨ましくて仕方ありません。
今回、イギリスと同じように議論するなら、軍事的にはかなり厳しく感じますので(当事者の戦争のプロが勝ち難いと告白していますから)、当然、対米戦の是々非々になり、国を全うするを上と為すならば、対米戦が如何にしたら避けられたかに趣旨が移ります。
今回の私の記事はそういった背景をもって書かれています。
自虐史観や工作された知識でなく、対米戦が避けられたかどうか?
その一点のみです。
2010/8/23(月) 午後 10:11 [ K9 ]
hanakoさんへ
ルーズベルト大統領は,日本が南進して東亜を制覇して国力を増大させることは,アメリカの死活的利益を侵害することであり,アメリカの安全保障を脅かす行為であると考え,日本との戦争になる可能性を認識した上で,アメリカが強硬な姿勢を示すことにより日本を屈服させようとしています。
実質的には石油禁輸を意味する在米日本資産凍結を命令のトリガーは日本の南進政策です。
一方、日本の南進政策は対米関係不安定化による資源確保の面がありますから、まさに負のサイクル、どツボです。
この負のサイクルをどちらが止めるかは、戦争に負ける日本がより主体的に行動しないとダメでしょう。
残念ながら、日本の軍事力を侮っていたアメリカに抑止力は効きませんでした。
ちなみに日本を侮り過ぎた事をアメリカが開戦後、気付いたのは言うまでもありません。
ただ、石原莞爾が言う通り、アメリカの中心部を攻撃できるよう手段がなかった為、真の抑止力は効き難かったです。
2010/8/23(月) 午後 11:22 [ K9 ]
対米戦争についえいえば、フーバー大統領が対日戦争を検討した時があったそうです。満州事変で。でも当時、まだ日本はシナ大陸の奥深くに足を取られていた訳ではなかったので、50%は勝てないという結果が軍部から上がってきたので、フーバー大統領は断念したんだそうです。彼らでも対日戦争は簡単ではないと知っていたんですよね。日本がアメリカと戦争しないで、イギリスとオランダだけを相手にしていれば、私は勝てたと思っています。でも、これを別のブログで言ったら、軍オタとアメリカ軍マンセーな連中から散々叩かれることになっちゃった(笑)現実に起こったことしか見えない、想像力を働かすことをしないと、人間って応用力が付かないんですよね。
2010/8/23(月) 午後 11:32
keiさんへ
という事は、対中戦をしていなければ、ある種の抑止力が働いたわけですか?
どうも、思っていた以上に支那事変、日本を消耗させたようですね。
私も対英、欄のみでしたら、大東亜共栄圏が樹立出来た可能性があると考えています。
ただ、問題はアメリカですね。
対中戦で消耗した日本はアメリカに中々勝てなかったでしょうし、もっとも陸軍は対英、欄に宣戦布告しても、対米参戦はないと見ていましたから、可能性はあるかと。
歴史のIfですが、反戦意識が高かったアメリカが亜細亜の問題に参戦出来るか色々紆余曲折がありそうです。
但し、アメリカの指導層 は戦う気、満々でしたから、どうなった事やら。
2010/8/24(火) 午前 0:07 [ K9 ]
う〜ん。
やはり石原莞爾さんの戦略が一番、良いような気がします。
支那事変拡大に反対した正論によって左遷させられたのは、残念な話でした。
2010/8/24(火) 午前 0:15 [ K9 ]