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本日、民主党の岡田幹事長は沖縄県連代表の喜納前参議院議員と会談し、来月28日投開票の沖縄県
知事選に民主党候補者を擁立せず、自主投票で臨む事で合意したそうだ。普天間基地の辺野古移設を巡り、
日米合意を堅持したい党本部と、県外移設を求める沖縄県連の間で候補者が調整出来なかった様だ。
民主党は今夏の参院選でも同様の事態となり、政権与党で有りながら沖縄選挙区に候補者を擁立が
出来なかった。これで知事選は現職で自民党、公明党が支援する現職の仲井真弘多氏と、共産党、社民党、
沖縄社会大衆党が推薦する宜野湾市長の伊波洋一氏による一騎打ちの可能性が高くなった。
 
沖縄県内では未だに鳩山前総理の最低でも県外発言の影響が大きく、辺野古移転は元より県内移転ですら
口に出せない状況なのだろう。仲井真氏も伊波氏も県外移転を主張している。だが国内外情勢は昨夏の衆院選
の時や鳩山内閣退陣時とは明らかに異なっている。当時、在沖海兵隊は朝鮮半島の38度線での軍事紛争に
備えていた。言わば他国での軍事衝突に対する配備であり、日本の防衛との直接的な関係性を証明するのは
難しかった。その為、鳩山前総理が沖縄を訪問した際に言及した在沖海兵隊の抑止力については疑問の声も
上がっていた。しかしそれから半年も経たない内に情勢は一変した。尖閣諸島沖での中国人船長逮捕と釈放に
伴い、日中の尖閣諸島に対する見解が激突したからだ。中国政府、中国国民共に尖閣諸島は自国領土と
明言し、日本政府も日本の領土とする主張は崩さず、沖縄県議会や石垣市議会で尖閣諸島を日本領とする
決議が成されている事から、沖縄県民も同様の意識と捉えて良いだろう。沖縄県民は県内に軍事紛争に
発展しかねない地域を抱え込んだのである。紛争に発展しない為には在沖海兵隊の抑止力が必要なのは
明確になったはずだ。県外や国外に米海兵隊を追い出して、如何にして尖閣諸島を軍事侵攻から守ろうと言うの
だろう。陸上自衛隊の基地を県内に新たに設置し、県内から入隊希望者を募り、有事に備えるというならば、
それも一つの答えかもしれないが、実戦経験豊富な米軍海兵隊と実戦経験が全く無い陸上自衛隊、どちらが
中国人民解放軍に脅威と写るかは明らかだ。もし有事の際の県外や国外の米軍や自衛隊の出動を期待した
上での県外移設の主張ならば、自分の生活圏にゴミ処理場や火葬場の設置を嫌がる自分勝手な人々と何も
変わらない。確かに沖縄は過去、米軍のベトナムやイラクなどへの派兵に関し、日本との直接的関係性は
薄いにも関わらず、犠牲を強いられて来た。その点では県民の負担を少しでも減らしたいだろう。しかし今回
ばかりは当事者だ。自分の庭、目と鼻の先で軍事侵攻が不安視される以上、考え方を変えざるを得ないと
思うのだが、沖縄県民の方々は如何だろうか。
 
併せて自民党にも問いたい。自民党は過去、辺野古への基地移転を主体的に進めて来た。鳩山前総理が県外
移転を主張した時には手厳しく批判していたはずだ。しかし今夏の参院選で公認した島尻参議院議員は県外
移転を主張し当選している。その後も尖閣諸島における問題での民主党政権の対応を自民党議員は非難し
続けているが、現在、自民党は普天間の基地移設問題をどうすべきと考えているのか。かつては辺野古移設を
容認していた仲井真氏も今は県外移設派だ。彼を支援すると言う事は参院選に続き、県外移設を主張する事に
なるが、それは本当に党全体の見解として米国政府にも示せるのか。この点を玉虫色にしている限り、この
政党に信頼は置けない。
 
今夏の参院選では社民党、沖縄社会大衆党と共産党が候補者を一本化出来ずに票が分散化して、自民党
候補者が勝利した。(裏選挙区では一本化された糸数参議院議員が議席を得ている。)知事選ではその反省を
踏まえてか一本化が成されており、根っからの県外移設派と県外移設転向派との勝負は、根っからの県外
移設派の方が有利に見える。尖閣諸島は誰が守るのか。

転載元転載元: 憂国烈士

閉じる コメント(3)

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憂国烈士さんの転載記事です。

民主党がダメなのは明白になりつつ(私的には去年のマニフェストで判断済みですが・・・)ありますが、対抗馬の自民党も相変わらずな党のようです。

政権を握る為(勢力伸長の為)ならなりふり構わない。

村山談話を反対し、阻止できる立場にいたにも関わらず、阻止しなかった政党が自民党であり、対中強硬論を唱えつつ靖国参拝を取りやめたのも自民党。

国益でなく党益を優先するのが日本の二大政党制のようです。
国益の為に政策を競い合うのでなく、党益の為に政策を競い合う。
そして、その党益とは勢力の拡大の為であり、権力の奪取が目的。
権力が目的ですから、権力を握って彼らは何を為すのでしょう。
菅政権からは政権維持に関する妄執は感じますが、日本の為に何を為したいのか、何も感じませんし、意志も意欲も何も感じません。

そんな権力だけが目的と思えてしまうような行動をとる自民、民主両党に権力を与える与えないの判断を決めるのは私達です。

私達が変わらない以上、今の二大政党制は国益を棄損し続ける気がします。

閉塞感の理由は政治ではありません。

2010/10/27(水) 午前 0:33 [ K9 ]

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やはり他所で自分の文章を見るのは気恥ずかしい限りですね。

2010/10/30(土) 午後 7:07 [ 憂国烈士 ]

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憂国烈士さんへ
いつも御世話になっています。
自民党の沖縄への対応等、如何にも彼の党らしい対応であり、この国益無視のダブルスタンダードを自民党支持者は知るベキと思いますが、見て見ぬふりをし、民主党の安保を責めます。

そういった論調を見るとイラってし、ついコメントをしたくなりますが、最近は諦めました。

そんな貧弱な方々でも政治に関心のある貴重な民意。
政治に関心を持って情報を集める層は所感で行くと、20%程度もいないと感じますが、、、

日本の閉塞感の理由、政治家に責任があるのは間違いありませんが、それを産みだしているのは私達です。
その背景を考えると、日本も終わりかなと思わなくありません。

小沢氏が導入した二大政党。
日本では最悪の形で運用されています。
結局、制度が如何に立派でも、運用側が拙ければ最悪なシステムになる典型ですね。
ヤレヤレです。

2010/10/31(日) 午前 10:25 [ K9 ]


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