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日常という名の非日常

実は私は今週末新潟にスキーに行こうと思っていました。
家族と友達を乗せて7人で一泊旅行!
組織的なスキーは2年ぶりで、夕食のお店の予約などして楽しみにしていました(宿はまだ取っていないのですが)が、昨日あたりから友人が「スキーどうします…?」
との問い合わせが来ました〜
自分としては普通の経済活動をするのが「がんばれ日本」に繋がると思うのですが(節約しながらも遊ぶときはしっかりと!)
今回はガソリンの件やスキー場の営業も流動的だったりとちょっと問題が出てきています。(カミサンも中止にしよう…と)

みなさんはどう思いますか?
やっぱり遊びは不謹慎ですかね…ちょっと買占めや渋滞、停電で殺伐とした都心から離れて客観的に様子を見たい気もするんですが…

 
 
おそらく上記のような会話が日本中のいたる所で行なわれていると思う。
このコメントに対し概ね、スキーに行っても不謹慎でないとの回答が寄せられていた。
 
日常を楽しむ事が出来る人は大いに日常を楽しんで欲しいと思う。
日常を過ごせる地域の方々が非日常を行なう事で、被災していない地域でも非日常が現出しようとしている。
それは、ある種の喜劇だ。
 
被災地の非日常はある面、仕方ない面と思う。
日常を維持する為の機能が失われているからだ。
そこは我慢するしかないし、そう言うモノとも思う。
 
一方で日常を維持できる地域が非日常を行なうとしている。
人間心理として理解出来るが、そこに一つの喜劇を見てしまう。
 
 
 
一方で失われたハズの私の日常は未だ失われず継続している。
ある面で既に非日常なのだが、無理に日常化したがっている方々がいるようで、その影響を受けている。
そこに悲劇という名の喜劇、バカバカしさを発見し、自分も含めて笑ってしまう。
 
 
私は月曜、東電の無計画停電に対し怒りを表明したが、あれは停電という事象でなく、停電にいたる状況と、それによって引き起こされるであろう混乱に対し、あまりに東電の準備が足りない事によっていた。
電気がなく、我々の日常が失われることは地震発生直後に理解していた事だ。
 
それは別に構わない。自然災害である以上、是非もなしだ。
 
が、地震発生直後から指摘されていた電力不足に対し、東電が停電を発表したのは前日の21時過ぎ、しかも、停電該当箇所の具体的な記述はなく、当日の通勤状況も含む詳細がわかったのが、早朝の4時過ぎ。
 
予定の計画停電実施の数時間前という醜態だ。
 
そして、何より疑問なのが首都機能維持を優先に東京に対して電力供給を優先的に供給すると言明したにも関わらず、その首都機能を維持すべき人員輸送を行なわない矛盾。
 
あまりのバカバカしさに呆れているが、、、、その、まさに、喜劇の舞台俳優の一員に自分がいる。
端役だが、私も関係者だ。
 
そして、私を含む東日本の住民が参加している喜劇とは福島原発というシナリオ。
その巨大な群像劇の中に自分もいる。
 
その喜劇の中での私の役割は、いつ放射能が飛来するかわからない中、仕事場に通うという私の日常の維持だ。
これはなんの日常なんだろう。
良くわからない日常である。
本来なら失われたハズの日常が私の目の前にある。
その日常は確かに日本経済の一端を担っているが、無理に維持すべき日常何だろうか?
警察、消防等の、人々の日常を守る仕事ならば、『逃げない』と同じ決断が出来るが、疑問を感じてしまい気持が萎える。
 
前記事、『逃げません』で無秩序な避難が日本に与える影響を懸念したが、正直、停電が繰り返される状況下での会社出社に何の意味があるのかわからないし、何より原発の事を考えると憂鬱でもある。
 
が、一方で、現在、政府東電が発表している数値は健康に何ら問題のないレベル。
故に会社は明日も操業するのだろう。
 
確かに現在の政府発表の放射能レベルは問題のないレベルである。
レベルであるが、風向きで何時、変化するかもしれない状況を指して安全とは言い切れないだろうし、
何より、現状の対策が上手く行くとも思えない。
(海水を使っている以上、配管が詰まる)
 
自衛隊もあまりの放射能レベルにヘリコプターからの散水手段を放棄したようだが、そんな状況下で炉心が冷やされているとも思えず、徐々に破綻が近付いていると感じてしまう。
 
テレビ等を眺めていて不思議に思うのだが、現状の放射能、事象の説明に終始するだけで、1〜6号機の原発の使用済み燃料棒の熱暴走が始まった時(再臨界ではない)の未来予想図を説明するメディアが一切ない。
 
何か専門家も含め何かを怖がっているとも感じる。
一体、事態は、どう推移するのだろう?
 
誰も声を上げない事で事態は益々、深刻化していっている。
メディアは戦前、戦後もかわらないようだ。
声を出す事を恐れているとしか思えない。
 
 
確かに無用な混乱を避けるの意味において必要な配慮ではあるが、決断を先送りして済む話なんだろうか?
 
 
今日は計画停電の関係で会社は休業だった。
明日はまた、出社。
 
健康被害を憂慮しながらも、出社する喜劇。
あまりの愚かさに目眩を覚えるが、他の同僚が出社するなか自分だけが出社しないという選択を出来ない自分がいる。
 
自己責任だが喜劇を意識せずにはいられない。
 

閉じる コメント(9)

よく解らない心理・思考の展開ですね…
私なら同僚が出社するのに自分だけ休むのは、とは全く考えません
己の判断に拠るのみです

あと、原発の件は私にも甚だ不可解です
明日起こりうる最悪を想定して、避難等行うべきなのに今現在のみを見て(実際には見えていない…)、
比較的軽度な問題に帰そうとしているようにしか見えません
政府も原発関係者も…
常に状況は想定より悪い方向へ進み続けているのに、来た道も振り返らないとは
これが日本人の一つの最終形態なのですかね

2011/3/16(水) 午後 9:33 [ 空飛ぶパテ ]

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パティシエイトォ♪さんへ
>同僚が出社するのに自分だけ休む
逃げないは未だ理由が説明出来るのですが、出社は私も説明できません。故に喜劇です。
その喜劇をサイクリング通勤、通勤難民等の記事を書きながら噛みしめています。
現時点で無理に答えを見つける気はありません。
事が終わって書く気になったら、この時の喜劇の深層を表明するかもしれません。
何せ、自分自身が愚かと思っていますから。

2011/3/16(水) 午後 9:48 [ K9 ]

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原発は仰る通りと思います。
危機管理とは最悪を想定して行なうベキ類のものです。
計画停電で停電が実施されない事に対し苦言を申す人達がいますが、あれは最悪を想定しての行動ですので理解出来ます。

一方、原発・・・
最悪を想定し動く事の影響を憂慮して動けないようにも見えます。
尖閣での結果を見る限り過度な期待は出来ませんが、悔しい気持ちで一杯です。

2011/3/16(水) 午後 9:51 [ K9 ]

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>(海水を使っている以上、配管が詰まる)
言われてみれば確かにですが、この情報を報じたメディアは私は見ませんでした。

思ったよりも情報は伝わってきていますが、大きなところは見えていないような感じもしています。

そういう「気配」が、日常を維持できる地域すら混乱に陥れて結果被害を冗長している面もあるように感じられます。

今の所の対応は全て、「現状までで収束すること」を前提としていますね。
しかし生活者は最悪の事態を想定し、しかし情報不足からどう想定すればいいかわからず、カップラーメン大量買いとか意味不明な行動をしています。

原発などの説明会では、仮定の話としての事故の対策すら許されないと言いますね、「起こりえない」のですから。
そういう聞き手側の意識が、いざと言うときの正確な情報の入手を妨げてしまっているように感じます。

「一応最悪の事態を仮定」これができない危機管理に限界はあるでしょう、「ありえない」という人知を超えた約束をした過去の行政の府の遺産だと思いますが。

2011/3/16(水) 午後 10:12 Yada

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Yadaさんへ
>(海水を使っている以上、配管が詰まる)
言われてみれば確かにですが、この情報を報じたメディアは私は見ませんでした。

ですので、二号機の配管の圧力が上昇(詰まるから当たり前)して海水が注入できなくなり、空炊きに近い状況になります。
不純物を含まない純水を冷却水に使うのには理由があります。
その理由に想いを馳せるメディアがいない事に疑問を感じると伴に、何か理由があるとも思っています。


>今の所の対応は全て、「現状までで収束すること」を前提としていますね。「一応最悪の事態を仮定」これができない危機管理に限界はあるでしょう、「ありえない」という人知を超えた約束をした過去の行政の府の遺産だと思いますが。

人災ですね。
落ち着いて避難する為の時間を東電の現場職員は命懸けで作り、今も作り続けています。
その貴重な時間を首都圏は無理やり日常を行なう事で浪費し、西日本は非日常化しつつあります。

笑えない現実が私の目の前にあります。

2011/3/16(水) 午後 10:33 [ K9 ]

私もこの有事に、遠距離通勤の人をそこまでしゃかりきに通勤させる必要があるのか?はなはだ疑問を感じている一人です
私も遠距離ですが、私一人がいないことで病院が崩れることなどないのでは?と、思うのですが、病院から停電に備えての病棟待機等の業務を言いつけられるため、今日も「お泊まりセット」持参での出勤でした。
無駄な出勤をなくせば、電車はもっと間引けます。そうすれば、停電ももっと回避できるはずです。
私も、意味のない日常の維持が意味のない混乱を招いていると思います

今、私たちにできることは、冷静に行動することと、被災地への思いやりだと思います。

余計な電気を使わない。西武が食品館以外の営業中止を早々に決めたことは評価できます。通勤するほtが減るだけでも収穫です
無駄な買い占めもしない。被災地に回しましょう
無駄なガソリンも使わない。被災地に回しましょう
余震での2次災害の防止のために、停電してないのにろうそくを使うことはやめましょう

スキーは・・いいと思いますよ。今車に入ってるガソリンだけで行くのであればww

2011/3/17(木) 午後 9:43 あい

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原発事故はここ2日で決着するでしょう。
もう駄目なのか持ちこたえるか、自分も分かりません、余りに情報がありませんから。しかしTvの解説者は最悪の事態を「あってはいけない」という表現にしています。これは放送コードで抑えられていると思います。つまり最悪のことまであると。

17日に三重の会社がチェルノブイリで使用したタイプのコンクリート放出車を福島に送りました。これは最悪の事態を想定しています。

夜のラジオで大学教授が燃料棒の残存エネルギーを計算したと言っていて、それによると3号炉は現状が最高の熱量では無いかと・・。

しかし政府や東電のあわてぶりや海外の報道を見るにつけ、事故対策に有効な手を打てていないことは明らかです。つまり手がなくなってきている。運を天に任せている状態か?

スキーは来年も行くことが出来ます。
こういう話をすると結論を強制しているようですが、自分は阪神大震災の被災者です。友人はスキーに行っていて地震当日は長野、地震で帰れなくなり3日後に神戸についたときは全焼でした。

2011/3/18(金) 午前 1:14 dunubの窓

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あい さんへ
>今、私たちにできることは、冷静に行動することと、被災地への思いやりだと思います。余計な電気を使わない。西武が食品館以外の営業中止を早々に決めたことは評価できます。

ムダをしたいのなら、被災の外でやって欲しいです。
東北は勿論の事、関東も広義的には被災地ですから。
出勤も不要不急といいますか、工場はSTOPしても良いのでは?
計画停電があるとモノ作り出来ません。

何にエネルギーを回すか?
そこを考える必要があるかと。

逆に東北、関東以外は普段の日常の維持をお願いしたいです。

2011/3/19(土) 午前 8:31 [ K9 ]

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dunubさんへ
>運を天に任せている状態か?

そんな状態ですから、無理に日常を維持させなくても良い様な気がします。幻想が崩れた時、その幻想を維持させた分、痛い目を東北・関東の諸地域は受けます。
運を天に任すのような状態も止むなき状態ですし、そのような中で東電現場職員や自衛隊は、何かにすがるような対応をしています。

思うに時間稼ぎに近いのですが、
その命懸けの時間稼ぎに応える行為が、何も為さずに、ただ見守る事ではないと思います。
もう、時期を逸しつつありますが避難地域の拡大こそが、今ややれる最善かと思っています。

回復を祈願して動かないの選択はあり得ないでしょう。
また、個々人の避難では限界がありますし、安全に避難出来ない恐れがあります。
政府の主導をお願いしたい所です。
したい所ですけど・・・。

2011/3/19(土) 午前 8:42 [ K9 ]

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