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今回の大震災、それに続く原発の事故、
報道の姿勢、政府の対応・・・・
つっこみたいことがたくさんあります。
ブログの記事にするネタはいっぱいです。
 
しかし、
それらは全て、憶測に過ぎません。
 
今、この時期、この場で、憶測で物事を論ずるのは
不特定多数の方が読む「ブログ」というメディアでは
決して、してはいけないことだと思うのです。
 
 
貴方がみんなのためになると思った情報が
人々を不安に陥れるかもしれないと自覚してください。
 
その手の「情報」を続けてお書きのブロ友さんへの
  当方のファン登録は解除させて頂きました。
  あしからず、お許しください。
 
 
 
 
で、私の結果はNo-Good。
正直、ビックリした。
当方、憶測で記事を書いた気がほとんどなかったからだ。
感情的にも面白くない。(藁)
あっはっ。
今は、まぁ、そこはしょうがないって思ってる。
 
>あしからず、お許しください。
 
はい。了解です。
他の方のコメに対し、憂鬱な記事を読みたくないとも、コメントなさっていたので。
そりゃ、そうだよねって納得しています。
 
 
ただ、憶測で記事を書き(書いてはいないが)、不安を煽るのは本意ではなかったから、私なりに、その理由と、その想いを綴りたいと思う。
 
多分、この記事を書いた方と私は立場、視点が間違いなく違う。
 
私が想定したのは福島原発周辺の方々。(狭い
そして、ファン解除された方の想定した範囲は東京も含む東北・関東地区、そして日本。(広い
 
 
私は確かに、この人が言うように、私の書く記事は東京を含む広い地域の方々に不安を与えたかもしれない。
その危険性を承知しつつ、私は福島原発周辺の気持ちの代弁に想いが傾いていた。
もしくは福島周辺の方々の不安解消に気持ちがよっていたと思う。
 
つまり、混迷を深めていた福島原発周辺の人々を避難させたいと思っていたのだ。
たかが個人のプログといえど、個人の投じた波紋は、電脳世界を広がってく。
 
 
私たちはブログというメディアを
買いかぶってもいけないし、
軽視してもいけません。
憶測で今回の災害を語ることのない様にしなければなりません。
 
 
 
その意味で私は、プログと言うメディアを最大限に利用していたかもしれない。
福島の声という形で
 
原発周辺の声を伝えたが、その不安は如何ばかりであったであろう。
 
その不安の根源は原発である。
つまりは、震災当初、原発の状態がよくわからんかったのである。
 
 
これは、私だけでなく、東電を含む、原発に関わる専門家がわからなかった事である。
 
 
どうなるかわからない。
 
 
との情報に原発周辺はパニックになった。
アホらしい話である。
一応、現時点では大丈夫、大丈夫と、彼等は連呼し、連呼し続けたが、未来は未定だったのは明らかである。
 
 
どうなるかわからない危険な原発の傍にいる人々の気持ちは如何ばかりであったろうか。
 
 
このビル倒壊するかどうかわからないで、そのビルの中で、周りで暮らす事を強いられた人々の精神的苦衷は如何ばかりであったろうか?
 
 
私が記事で問いかけたかったのはビルの中に住む人々。(狭い
私がファン解除された人が対象としたのはビルの住人も含む、倒壊の危険のあるビルの回りに住む人達。(広い
 
 
もし、私がビルの住人なら、間違いなく逃げ出したいと思うだろう。
しかし、ビルの住人には住人の生活がある。
福島の声とは当にそれに相当する。
 
 
その人達を救うとしたら避難指示の拡大しかないのである。
 
ところで、専門家のほとんどがわからないと表明し、かつ、未だ放射能の基準も曖昧な状況下で行なわれる危機管理とは何が適切だったのか?
 
その答えは避難だったと思う
人命を考えるのなら、間違いなく避難。
せめて、安全が確認出来るまで倒壊するかもしれないビルからの一時退避と私は思う。
 
だから、避難指示を求めて私は記事を書いていた。
 
わからないと言外に言いつつ、避難指示を出さない政府・東電に対し私は批判的であった。
 
一方、ビルの回りに相当する関東、東北諸県の住民の立場はどうだろう?
私が論拠をもって政府・東電を批判した事は、間違いなく不安、不信を招いただろう。
 
震災があった事で皮肉な事に菅総理の支持率は上がった。
震災前の支持率24%に比べて11.6ポイントも上昇している。
 
その背景は、
不満はあるが、
 「現危機状況では菅首相を支えなければならない」という日本人の複雑な心理の発露だったと分析している。
 
誰もが不満だが、個人では対処できない事象に対しては団結するのが先なのである。
 
 
その意味で例え、福島周辺の住民を慮ったとはいえ、私が政府の判断を批判した事は団結にヒビを与えたかもしれない。
 
が、しかし、危機管理としてありえない判断をした政府・東電の対応を坐して見る事が果たして正しかったのであろうか?
 
私も、その方も『思いやり』で記事を書いていたと思う。
ただ、そのポイントがズレており、私が記事を書けば書くほど、その人の懸念が、一方、記事を書かない事は私の懸念が。。。
 
その懸念の背景は、思いやり。
しかし、その結果、引き起こされるかもしれない化学反応は別の動きを見せる。
 
なんとも言えない話である。
個人的にはどっちが正しいとは言えない事と思っている。
 
現在、原発周辺は未だ混沌としている。
専門家が不明としていた状態もデータが出そろう事で徐々に解消されつつある。
 
が、原発周辺に住む事を強いらされた人々の事を想うと私のココロは揺れ続けるだろう。
そこは、ファン解除した人も同じだと想う。
 
fusioさんからの転載です。
 
 
武田教授の「試案」は昨日の3本の記事で完結しているのだが、まぁ、そのエピローグということで(藁)


結論はタイトルの通りである。(「現在」の値と「その2倍」の範囲、タイトル変更しちゃった(藁))

イメージ 1


将来予測としては、上表の「現在」の値と「その2倍」の範囲に収まるだろう、というのが武田教授の予想だ。

房総在住の筆者は、ニワカ放射線技師になったと思えば、まぁいっか(笑)
発がんリスクも増大するだろうが、もともとヘビースモーカーなので、そんな増分は誤差の範囲じゃぁ(蹴っ)

なお、いまさらこんなことを言っても詮無いのではあるが・・

一般人における原発の被曝は、絶対あってはならぬこと。
こんな事態を招来した福島原発関係者どもは、万死に値する。



それはともかく、これは数ある最悪のシナリオの中での、比較的マシなものと言ってよいかも知れない。
それもこれも、巨大地震と大津波のあと、我が身を顧みず事故現場で作業を続けられた名もない方々の尽力の賜物である。



以下は、武田予想の根拠。

もちろん、教授が現場を踏めば、そのお考えは激変するかもしれない。
が、豊富な知識と経験を持った専門家の意見として、
一応
傾聴に値するだろう。
教授のブログからの転載です)

***************************************************



どうすれば良いのかの“その1”で、現在、法律で決まっている被曝の限度を書き、“その2”ですでに被曝した量と今後、被曝すると考えられる量について整理をしました。

すでに2つの表からご判断をされている人も多いと思いますが、問題なのは今後の福島原発が沈静化するのか、今よりひどくなるのかについて考えておかなければなりません。



福島第1原発には、1号炉から4号炉まであり、それぞれ破壊の程度が違います。1号炉と2号炉の問題は「原子炉の中の燃料棒がどのくらい破損しているか」ということです。

ある程度、燃料棒が破損していることはすでに東京電力からも報告され、1号炉の燃料棒は70%程度破壊されていると報告されています。

燃料棒が破壊されていると言っても、棒がひび割れを起こしている程度なのか、高温になって燃料棒全体が溶けてかたまりとなっているのかによって違います。

核爆発中(原子炉運転中)だったのですから、大量の放射性物質があったので、その崩壊熱で燃料棒が融けていくと温度が非常に高くなります。

最初の段階は燃料の3分の1ぐらいが露出すると、燃料棒を作っているジルコニウムが水と反応して水素を生じ、福島原発で起こったような水素爆発が起こります。

さらに温度が上がり、燃料棒が融けるとその塊は2500℃ぐらいになります。ところで、鉄が溶ける温度というのは、おおよそ1500℃ですがぐらいですから、燃料棒が高温で融けると、塊になって原子炉の下を突き破り(原子炉を作っている鉄が溶けるから)、さらに下にいって、ドスンとコンクリートの床に落ちます。

これを「メルトダウン」と言います。

コンクリートの床に落ちると、余りに熱いのでさらにコンクリートを融かしますが、融けたコンクリートの成分が燃料棒と混じり、それで温度が下がり、そこで止まるということです。

これは理論的にも、スリーマイルの事故の時の経験でもそうでした。

「メルトダウン」をメディアは恐ろしいことのように言いますが、現在の福島原発はそれより酷い状態なのでメルトダウンは怖くありません。

ただ、燃料棒を取り出せないので、かなり手こずるでしょう。つまりメルトダウンというのは、「手こずるか手こずらないか」の問題であり、「大きな事が起こるか、起こらないか」ではないのがスリーマイルの教訓でした。

3号機はプルトニウムを燃料に使っていますから、ウラン燃料の1号機、2号機とは違います。21日にでた黒い煙の原因が心配ですが、普通に考えると爆発的にプルトニウムが飛散するようなことは起こらないでしょう。

4号機は、定期検査中ですから原子炉は空で「使用中の核燃料」がプールに入っています。メディアでは「使用済み核燃料」と言っていますが、4号機の燃料は使用中ですから、まだ核爆発(小さい)をする可能性もあるし、崩壊熱も高い状態です。

この核燃料のプールに穴が開いているというのがアメリカの見解で、日本は穴は開いていないと言っています。どちらかによって今後の状態が変わりますが、それはこれから漏れる放射性物質の量が2倍になるか3倍かという問題です。

爆発的するかどうかではありません。



以上のことから、福島原発の事故は3月22日の午後になってようやく将来の見通しがわかり、簡単にいうと、「福島原発の事故は、原発自身については終わりつつある」と言って良いでしょう。

今後、放射線物質が飛散することもあるし、いろいろな事後処理がありますが、これまでのような緊張した状態からは脱したと思います。

その点で、今までわたくしが示していた被曝の計算から言えば、

・・・「現在」の2倍で終わる・・・

ということです。前の表の「現在」とその2倍の間に絞られてきたと思います。 

「現在」より少し大きめな数値も考えておくのは、これまでは空気中の放射性物質から被曝していたのですが、今後は野菜、水、海、魚などから少しずつ被曝しますからその分を考慮しておいたほうが良いということです。

さらに、福島原発はまだ安定していないのですから今後も大きな爆発も考えられますが、それは可能性が少ないので「頭の隅に入れておく」程度です。


福島の声

内田樹先生
お忙しい中、お返事本当にありがとうございます。
一主婦として、この状況に立ち向かう術がなく、無力感に襲われていました。
夫は現在、避難を希望しているのにも関わらず、勤務先が営業している為に避難出来ない状況です。
上司・並びに会社側は、行政判断の30キロ圏外であるため、避難の必要がないとの判断を下しています。
自主的に避難すれば解雇となるでしょう。
こうしている間に最悪の事態になったらと思うと、本当に怖い。
夫同様に、本人と家族が避難を希望しているのに、勤務先の判断で留まっている方が沢山おられるのではないでしょうか。
行政判断の区域になるまでは、本人の意思に関わらず避難出来ない異常な状況なのです。
30キロ圏外の方が県外へ避難されたニュースを見る度に、この僅か20キロが恨めしくさえ思えます。
原発・放射能に関して、個人で感じ方が違うのは無理のない事です。
問題は、今回の様な異常事態に、あまりにも個人の判断にまかせ過ぎている点にあるように思います。
もし夫が被爆したら、会社側は行政判断に従ったので問題ないと言うでしょう。
上司が危機感を持つ方であれば、夫はすでに避難出来ているのです。
もはや個人の判断に委ねるレベルではないと思うのです。
郡山市では、かなり高い値の放射線量が観測されています。
現時点で高い値になる地域は、次に何か起きた時にも、被害が大きい可能性があるのではと怯えています。
早急に、避難すべき圏内を再検討して頂きたい。
個人の判断に委ねても100%安全と断言出来る地域までは、全てを避難対象にして頂きたい。
郡山市内では、赤ちゃん連れの買い物客・散歩をしているお年寄り、そして避難先の小学校の校庭で遊ぶ子供達が見受けられました。
これらの人達も自己責任という名の元で被爆していたらと思うと、怒りで胸が張り裂けそうです。
避難圏内か圏外かの違いが僅かな距離であるなら、普通の生活をおくっていて安全と言える根拠が分からないのです。
夫が一日でも早く避難出来るよう、毎日を祈るような気持ちで過ごしています。
追伸
避難区域の見直しを待たずに、解雇される事なく夫が避難出来る手段があれば、どうかアドバイスをお願い致します。
イメージ 1

さらに、現在の状態だけわかっても今後のことがわからないと行動をとることができません。特にお子さんをお持ちの人は春休みの関係があり、今後どうなるかということにご興味があると思います。

詳しい理由はあとで説明しますが、ここでは次のように仮定しています。

1)   福島原発の状態は冷却がうまくいけば放射線は減ってきますが、プルトニウムを含む3号炉やその他のところの燃料が融けると強い放射線が出る可能性があります。
これについては NHK も「大量の放射線が出る可能性があるので、原子炉に水を注入している」と説明しています。また消防の人や自衛隊がかなりの被曝をしながら水をかけている理由は大量の放射線が出る可能性があるからです。
わたくしはそれを「現在の10倍」として説明してきました。しかし3号炉がプルトニウムの燃料を使っていますので、さらに調査をして25倍にしました。
少し値が大きくなるかもしれません。ただわたくしはこのブログを書き始めて以来、大きすぎるとか小さすぎるということを考えずにきましたので、ここでもそのようにご理解ください。

2)   食品などから体内に取り込まれる放射線ですが、今はほうれん草などに限定されています。
テレビの解説者は「ほうれん草ばかりを1年中、食べ続けるわけではない」と言っていますが、それはほうれん草だけが汚染されている場合です。人間は水を飲み、調理に水を使い、いろいろな野菜を食べます。だから、「人間が食べる限りは1年中」として計算します。
ここでもまた半減期の問題があります。ヨウ素131の半減期は短いのですが、原発からの放射線物質の半減期は30年ぐらいが多いこと、原発から継続的に放射線物質がでている場合は、追加されますので、ここでもあまり半減期を考えない方が良いと思います。

かくして、この表では外からの量を25倍(屋内の2分の1を入れていますから実質は12.5倍)、食品は毎日たべる食品の10種類が汚染されたとして10倍にしています。

そうすると、もっとも高いところで3760、福島市で135、近県で47.5、そして東京付近で11.3となります。

これは、政府とNHKが言っている「冷却に失敗した場合」ですから、その状態によります。当然ですが、あと1週間ぐらいで放射線がほとんどでなくなり、食物は海からの影響がなければ、それは「良かった」と思うことにしています。


前の表(下表)と見比べて、どのように考えたら良いかは後で書きますが、簡単に言うと、現在の状態なら「やや注意」、福島原発の漏れが続くようなら「かなり注意」、そして福島原発から大量の放射線が漏れたら、福島市民は逃げるという感じになりました。

東京近郊の人は様子を見ることになるでしょう。このことはもう少し詳しく考えてみることにします。


イメージ 2


転載の続きです。
 
 
〔編者註〕
前にも書きましたが、これは判断のための「資料」のひとつです。
判断にはデータ(事実)と判断基準が必要です。
測定データは、政府や自治体から、(少なくとも放射線量については1時間刻みで)提供されています。
いっぽう、この武田試案は判断基準のひとつと考えてください。
当然、これが絶対的な、あるいは最善の基準であると断言することはできません。
しかし、現在のところ、われわれ一般人が入手して利用できる数少ない基準だと思います。

***************************************************

どうすればよいか“その1”では、おもに法律に基づいてどの程度の放射線をあびても大丈夫かということを書きました。

日本の法律はかなりの議論をへていますから、わたくしは法律の値はそのまま信用してよいと思います。また、体内の被曝も計算に入っています。

今回は、実際にどのくらいあびているか、また近い将来、どのぐらい被曝することになるかを計算しました。

二つの表を見比べてもらえば、自分の住んでいるところと、自分が男性か女性か等を考えれば、おおよその検討をつけられるようになっています。

また、かなり二つの表が難しいので、今後、その解説を言葉でしていきたいと思います。



まず、現在と近い将来にどのぐらいの被曝を受ける可能性があるかという表を示します。表はじっくり見てください。

イメージ 1


「現在」の被曝量は「事実」に基づいていますから、それほど変わりませんが、「最大」と書いてあるところは、わたくしが今後の福島原発の状態のうち、最も悪い状態を想定しています。従って、この数字はわたくしの判断が入っています。

どのような判断をしたかは、ここでも簡単に書きますが、さらに詳しい根拠は、続いて書いていくつもりです。


被曝は体の外側から受けるものと、食べ物や水等を飲んで体の内側から受けるものがあります。

体の外側から受ける値は、すでにいろいろなところで発表されているように、福島県の最も多いところで300、福島市が10〜20ぐらいです。ここでは少し低めの10をとっています。ご自分がお住まいのところのデータをお使いください。

福島、茨城、宮城など福島原発から近いところは、おおよそ3ぐらいの値が報告されています。同じ福島といっても距離も遠く風上に当たる会津地方などは値が低いので、これもやはり自分のお住みになっているところをお調べください。

東京とその周辺の値は正確に示すのが非常に難しいのです。もともと地域が広いこと、人の移動が長距離であることなどがあります。そのためにこれまでもわたくしが示す東京の数値はやや高めで、それも変化していました。

でも、ここ2,3日、計算がしやすくなってきたのは、外部から受ける放射線と食品などから受ける放射線とがでてきました。原発から遠いところは食品などの比率が上がってきますから、外部からの放射線の影響が相対的には小さくなります。

実は、わたくしが東京だけはこれまでも高めに設定していたのは、やがて食品とか水が汚染されてくるのでそれを考えていました。

また、テレビを見ていますと、例えばヨウ素131の半減期が短いのですぐなくなってしまうというコメントがありますが、原発からの漏れが止まればその通りですが、原発から継続的に放射性物質が出ている時には、いわば次から次とヨウ素が来ますので、半減期はあまり意識しない方がいいのです。

また、主な核分裂生成物の半減期は30年ぐらいのものが多いので、あまり時間が経ったからと言って急激には変化しないのです。

いずれにしても、今のところ、最も高い所で300、最も低いところで0.1ぐらいとおもいます。その間は表を見ておおよその値を推定してください。



現在の被ばく量の計算は簡単で、外から受ける被ばく量を2分の1にし(室内補正)、食品や自ら受ける被ばく量はそのまま足しています。

外からの被ばく量は、テレビで「家の中に入れば10の1」と解説されていますが、それは一日中家の中にいて換気を一切しない状態のことを言っています。

外からの放射線というのはなかなか難しいのですが、福島原発から飛んできた放射性物質は比較的空気中に浮遊しているということを考えると、窓を開けて一度換気してしまえば部屋の中は外と同じになります。

一日中換気しないということはあまりありませんし、また、はき出し窓を開けてベランダに出て、そこで洗濯物を干したりしますと、その時に部屋の中の空気は入れ替わってしまいます。

空気が入れ替わるばかりではなくて当然空気中に浮いている放射性物質も一緒に入ってくるわけですから家の中と外とがそれ程違うという状態をつくることはできません。

そこで、この計算では家の中の状態は外よりも放射線が2分の1であると考えました。つまり昼はある程度換気しますが、夜は締め切って寝るということを想定したわけです。

また台所でガスを使うときに、換気しなければ中毒で死んでしまうこともあります。換気扇をつければそれだけ空気が外に出て行きますが、同じ量の空気が外から入ってきます。

その時に外からの空気がフィルター等を通して入ってくる場合は別ですが、一般の家庭では隙間から入ってくるのでやはり外の空気とほとんど同じようになると思います。

現在は冬ですから石油ストーブをお使いの家庭は、時々換気をしたほうがいいという意味もあってここでは2分の1にしています。



次に、ホウレンソウなどの食品や水が放射性物質に汚染されているとき、食べた時にどのくらい被曝を受けるかという計算は非常に難しい計算です。

これを詳しく説明しますと、本当に専門家でなければ理解できなくなりますので、ここではほうれん草について専門家が計算した値を使いました。

つまり、20日に発表された汚染されたほうれん草1キログラム当たり240マイクロシーベルトという値を使っています。

また、体の中の被曝は学問的には時間あたりではなく100グラムでということで決まるのですが、これもやはり1日にほうれん草を100グラム食べたら、それを24時間で割って時間当たりの値を出しています。

食品の欄の1という数字は、1キログラム240μSですから、100グラムで24μS、それを24時間でわって1時間あたりに換算しています。



そうしますと、福島市に住んでいる人は、外部からの放射線が10と大きいので、それを部屋の中にいる時間を考えて2分の1にして、それに食品の1を足して合計で6になっています。

これに対して東京の人は外からの放射線が低いので、0.1を2分の1にして0.05、それに食品からの1を足すと1.05となり、さらに四捨五入して小数点1桁で表示すると1.1になります。

つまり、食品や水が汚染されてくると、だんだん地域の差がなくなってくるということを示しています。

このようにして現在の被ばく量を計算しますと、福島県で放射線が強いところで151、福島市で6、周辺の件で2.5、そして東京等が1.1程度ということがわかります。

この値を“その1”で示した、どのくらい被曝してもいいかというものと比較すると、だいたい現在の状態を把握することができます。私が早く福島市は管理区域にした方が良いと言っているのは、この6という数字があるからです。


“その1”の表(再掲)
イメージ 2


 

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