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武田邦彦 生活と原子力02 1ミリ、100ミリ、「直ちに」の差は? 4月2日・100ミリシーベルトで発ガン率100人に1人は問題ない???
を読んで思った事を綴ります。
あくまでも私の主観に基づく感想です。
渡邉正己教授は 3月20日に
「100ミリシーベルトで健康に害を与えると仮定しても、発がん率はおよそ100人に1人。放射線の被曝がなくても100人のうち50人はガンになるので、あまり影響はないと予想されます。」 っと発言なさっています。 同様に、
渡邊先生と同じ長崎大学の先生は、「100ミリシーベルトで、100人に0.5人しかがんにならないので大したことがない」というふうにも発言なされていました。
この0.5%〜1%、ガンになる確率が上がると言う意味。
放射線を浴びることによってどのくらいガンになるかという「科学的事実」において、その見解は私も同じくします。
違いは「危険」と感じる程度と、 そして感情への配慮の差でしょうか?
渡邉正己教授の発言した数字自体に私は武田教授同様、異論がありません。
ありませんが、私達は教授にとって何なんでしょうか?
人でなく数字のような扱いを渡邊教授はしていませんでしょうか?
まるで製品規格を作る様な感覚です。
私達はモノではありません。
モノを考え、モノを言う人間です。
感情があります。
効率で考えるなら渡邊教授の考え方はあっていると感じます。
健康に影響を与えるにしても将来の1%(数十年レベル)を恐れ、故郷を捨てる判断をするのが妥当かと問われれば多くの人は残る道を選ぶと思います。
動けるのなら動くかもしれませんが、生活基盤を壊してまで移動出来る方は少ないです。
そして1%。
このコトバが重くのしかかります。
「してはいけないことによって出た放射線でガンになる」ということはわたくしには「してはいけない飲酒運転によって犠牲になった」と同じに感じます。
そして、その犠牲者たちに、この程度だから大丈夫でしょうっと大学の先生さんは言う訳です。
こんな程度だから気にしなくて当然。
私の職場の同僚で小さなお子さんがいる家庭は必死になってミネラルウォーターを買い求めています。
そして家庭によっては、小さなお子さんを連れて、親戚を頼り、西に疎開する方もいます。
その親御さんの気持ちは自分達でなく、自分のお子さんに向いています。
その親の情に対し、ほんの少しだから大丈夫と言えますでしょうか?
悲しみを観ると書いて、
悲観と書きますが、その悲観を意図せず否定してしまうような情報が多い事に疑問と感じます。
勇気づけようとしての発信と理解していますが、結果、悲観を否定する。
悲しみ観る。
その悲観を否定するのでなく和らげる方法も必要なのではないでしょうか?
悲しむ事自体を否定するようなバイアスを私は感じますが、その悲しみを観、受け止めてあげるのも必要と感じます。
なぜ悲しむのか、その論拠のなさを数字で語る識者が多いですが、数字でないコトバ、感情で語って欲しいとも感じます。
「してはいけないことによって出た放射線でガンになる」ということは、「してはいけない飲酒運転によって犠牲になる」と同義になると考えています。
その犠牲者に対して数字は無意味と感じます。
ただ、悲しみを知って欲しい。
観て欲しい。
仏の慈悲が、「衆生の悲しみ」を「慈しむ」のとあい通じます。
ですから、「悲観」とは「他者の悲しみを認識すること」 そういう認識にもとづいて、初めて、的確な行動が生まれるのだ、と考えます。 fusion師匠の御言葉です。
私も同意見です。
主観で構成された悲しみに対し、なぜ?そんなに『悲しむ』の?っと問いかける事が、時に残酷に聞こえる事に対し、世の識者は配慮して頂きたいとも思っています。
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渡邉正己教授 3月20日の発言内容。 「人間はガンで死亡するのが人口の約半分なので、放射線の被曝がなくても100人のうち50人はガンになる」 「原発の放射線が100ミリシーベルトで健康に害を与えるとしても、発がん率は100人に1人」 「だから1人だけガンが増えたからといって影響はない」・・・ん・・・??? 下記サイトより転載致します。 ↓ 武田邦彦 (中部大学) http://takedanet.com/ プロフィール http://takedanet.com/2007/06/post_7d91.html 特設スタジオ http://takedanet.com/cat5621932/ 生活と原子力02 1ミリ、100ミリ、「直ちに」の差は? 4月2日 http://takedanet.com/2011/04/1100_863e.html 福島原発で放射性物質が漏れたとき、一般人が1年間に被曝しても大丈夫な量は、 (法律と私) 1ミリシーベルト (解説者) 100ミリシーベルト 参考;(政府)「直ちに健康に影響はない」 と大きく違いました. これでは普通の人が迷うので、「違いの原因」だけ解説をしておきます . ・・・・・・・・・ まず、100ミリシーベルトを支持する専門家は、国立研究所系研究者、京都大学、長崎大学、東芝関係者などに多いようですが、その一人は、かつて長崎大学におられて、今、京都大学の渡邉正己教授です . わたくしは普通このようなことを論じるときに、個人名を挙げません。それは、内容を批判することがあっても、人間を批判したくないからです。 しかし今回の場合ははっきりと発言しておられますことと、ここでは渡邊先生を批判するのではないので、先生のお名前を挙げさしていただきました。 先生が3月20日に発言されたことは次のようなことでした。 「100ミリシーベルトで健康に害を与えると仮定しても、発がん率はおよそ100人に1人。放射線の被曝がなくても100人のうち50人はガンになるので、あまり影響はないと予想されます。」 これは先生のお考えであり、わたくしの考えとは違いますが、だからといって先生のお考えが間違っているというわけではありません。わたくしと違うということです。それでは何が違うかを整理してみたいと思います。 ・・・・・・・・・ 「人間はがんで死亡するのが、人口の約半分なので100人に50人はガンで死ぬ。だから放射線に被曝して100人に1人だけガンが増えたからといって問題ではない」というのが先生の趣旨です。 これに対して、わたくしは次のような例を考えます。 1) 「どうせ人間は100人に100人が死ぬのだから、交通事故で死んでも問題はない。それに、交通事故の死者数はわずか10万人に5人だから、交通事故対策等はやらなくてよい」 2) 「飲酒運転をしても、交通事故死の10分の1にしか過ぎない。ましてその数は100万人に5人だ。だから飲酒運転を取り締まる必要はない」 どうせ人間を100人に100人が死ぬのだから交通事故で死んでも病気で死んで同じであると言えば、それはそうかもしれません。渡邊先生はこのように考えておられると思います。 しかし、社会が交通事故を何とか無くそうとしているのは、人間が自然の中で死んでいくのは仕方がないが、幼い子供や青年が、また、仮にお年を召した人でも、やはり交通事故で亡くなるというのは悲惨なことだと日本社会は判断していると思います。 次に、飲酒運転による交通事故死は、交通事故全体の10%に過ぎません。ですから、飲酒運転で犠牲になる方は年間「たった」50人です。確率的で言えば「100万人に5人」にしかすぎません。100万人に5人しか被害を受けないものをメディアが騒ぐというのも問題かもしれません。 しかし、お酒を飲まなくても運転できるし、お酒を飲めば交通事故が多くなるのです。だからたとえ50人増えるにしても、日本社会は何とかそれを食い止めようとしてきたと私は思っています。 このような通常の社会的だ災害に対して、100ミリシーベルトの放射線を浴びると100人に1人がガンになるわけですから、約1億人の日本人を考えれば、1000万人がガンになるということになります。 現在では福島市の約半分がかなり危険な状態にありますから。放射線を浴びている人たちの数は100万人程度です。従って、福島県だけを考えても、1万人の人が放射線の被曝でガンになるということを渡辺先生はおしゃっています。 確か事故の福島県の100万人の人は、最終的にお亡くなりになる時の原因はガンが50万人ということになりますが、お年を召して自然にガンで死亡されるのと、福島原発から出た放射性物質を浴びてガンになって死ぬというのは大きく違うと私は思います。 まして、「時期の問題」を考えると、放射線による疾病の調査のほとんどは20年間ぐらいなので、現在の赤ちゃんは、仮に1ミリシーベルトの放射線をあびると、20歳ぐらいまでにガンになるということになります。 わたくしは、渡辺先生と考えが違うのはこのように思うからです。 ・・・・・・・・・ もう一つの違いは、飲酒運転というのは「してはいけないことをする」という問題でもあります。 今回の原発事故は、原子力に関係してきたわたくしにとって見れば、原子力が「してははいけないことをしてしまった」と申し訳なく思っています。 「原発を運転すれば必ず放射線が漏れる」ということが最初から判っていて、その上で国民は電気がいるという理由で原発を認めていたというのなら少し違うのですが、原子力の関係者は「今まで原発から放射線が漏れることはない」と言ってきたわけですから、今はせめて付近住民の方に安全な情報を早く伝えることと思います。 「してはいけないことによって出た放射線でガンになる」ということはわたくしには「してはいけない飲酒運転をした犠牲者」と同じと考えるからです . ・・・・・・・・・ また、わたくしは、「100人に1人」という数はかなり高いように思います。親の気持ちなれば、1000人に1人でも危ないと思い、1万人に1人ぐらいになれば、何とか防いであげることができると思うのではないでしょうか。 渡邊先生と同じ長崎大学の先生は、「100ミリシーベルトで、100人に0.5人しかがんにならないので大したことがない」というふうに発言されていました。渡邊先生とほぼ同じ数値です . わたくしは交通事故が「1万人に0.5人」ということを考えれば、これも100倍の危険ですから、非常に大きな値ではないかと思います。 ちなみに、福島県全体のことを考えると、すでに汚染が開始されてから1ヶ月になろうとしていますが、空間の放射線量が1時間あたり2マイクロシーベルトぐらいのところは、1ヶ月経ったところで、空間放射線から1.5ミリ、内部被曝が1.5ミリ、水から1.5ミリ、食品から1.5ミリで合計6ミリシーベルトぐらいになっています . それに、自然放射線0.12ミリ、胃のレントゲン0.6を足して約7ミリシーベルトが1ヶ月後に放射線がゼロになったとしての被曝量です。 被曝によるガンの発生が受ける放射線の量によるとしますと、100万人あたり7万人のガンがでることになります(渡邊先生の予想を比例計算)。 ・・・・・・・・・ このように整理していくと、渡辺先生とわたくしとは、放射線を浴びることによってどのくらいガンになるかという「科学的事実」については見解はほぼ同じです。 違いは「危険」と感じる程度が違います . おそらく、渡辺先生は100人が50人とか100人がガンになるような場合が「危険領域」とご判断されていると思いますが、私は100人中1人でもガンになるというのは「大変なことだ」と考えているという感覚の問題かもしれません。 この判断は、読者の人がご自分のお考えに合わせて判断するべきものと思います。政府やメディアは「1万人に1人ぐらいで騒ぐのは風評だ」と言っていますが、騒がない方が風評のように思います。 ・・・・・・・・・ さて、このことで二つ考えるべきことがあります。 一つは、一見して科学者の間で、科学的事実の解釈に差があるように見えても、よくよく見ると科学的事実は一致していても、「人生、健康、思想、政治的立場」で差がある場合があります。 このようなときに専門家はお互いに非難することなく「どこに考えの差があるのか」ということをはっきり言ったほうが聞いている方はよくわかると思います。 もう一つは政治の問題です。 かつては、日本に資本主義を支持する人と社会主義を支持するグループがあって、国会では与党と野党を形成していました。 こんどのような時には、資本主義を支持する与党の人はどちらかというと原発推進の立場から「このくらいの放射線なら大丈夫だ」という発言をし、それに対して、社会主義で野党の人は庶民を守ると言う見地から「危険だ、政府は隠している」と追及して、それがあるバランスになっていたように思います。 またメディアの中でも政府に批判的なメディアがあり、国民が放射線を浴びるのは良くないということを基本に、紙面を作り、それが政府を動かしたりしました。 しかし最近ではメディアも含めてオール与党のようになったので、今回の件でも政府の発表等を鋭く追及する力が弱かったようにも思います。 特にわたくしは、発電所周辺の海で基準値の3355倍の放射性ヨウ素が見つかった時に、保安院は「直ちに健康に影響はない」と記者会見で言っていました。政府は明らかに不適切なことでも言うこともあります。 それに対して、もし、わたくしがそこにたら、 1) それならば何万倍になれば危険になるのですか? 2) 健康に影響がないということは原発の近くの海で子供を海水浴させてもいいのですか? という質問をしたと思います。これを考えても政府発表に対しての記者の方の追及の力が弱いように思います。わたくしはそれこそがメディアや学者の役割と考えています。 (平成23年4月2日 午前9時 執筆) 武田邦彦 ・ 転載は以上です。
「淡交 You Tube」 http://www.youtube.com/user/tankou2008 青山繁晴氏の情報は「淡交」 非公開サイトをご覧下さい。 http://www.geocities.jp/tankou_2008/ 真実の情報が、より多くの人たちに伝わりますように・・・ワンクリック お願い致します。 にほんブログ村 政治ブログへ(文字をクリック) ![]()
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福島原発の放射能汚染に関し
放射性汚染物質の降下量(ベクレル:bq/mm・Day、or Month ) から各種影響を算出する段階と感じます。
降下量は土壌汚染、水質汚染、大気汚染、空間放射量、食物汚染等を算出する為の基礎データとなりえますから。
最終的にはその地域のSv(人への影響を外部、内部含めて総合値化した数値)を基準に考えたいものです。
SPEEDI等のモデルを使って、時々刻々入ってくるデータと照合し、そのモデルを修正していく。
上記、トライ&エラーを繰り返す事で出来る限り正確な未来予測をし備える。
fusion師匠の御言葉ですが
スパコンの端末に向かって、大気汚染&土壌汚染&海洋汚染のシミューレション・プログラムを入力している現代の「後藤新平」たちがいることを、手を合わせるような気持ちで(私も)祈っております。 以下、fusinaさんからの転載です。
ここ房総を例にとれば、空間放射線量率は、福島第一原発の事故以前は、
0.022〜0.044μSv/h
だったのが、去る3月21日の雨以来、 0.070〜0.100μSv/h
の水準にある。 福島第一原発から飛来した放射性物質には様々な核種が含まれていると思われるが、その中でも放射性ヨウ素の割合が高いらしく、これの半減期は8日ぐらいなので、日を追うごとに漸減傾向にある。 しかし、毎日の数値をグラフに表して眺めていると、もう昔のレベルには戻りそうもない。 2011.3.11をもって「戦後」が終わり、「災後」が始まったとか。 うん、たしかに、そんな気配が濃厚である。 ところで、女・子供は別として、空間放射線量率が100μSv/hを超えなければ、それほどオロオロする必要はないらしい。現状ではまだかなりマージンがあるので、放射線による外部被曝を心配するのは、あまり現実的ではない。 むしろ、これからも原発から放出された放射性物質による土壌汚染や海水汚染が続くとすれば、汚染された農作物や魚介類を摂取することによる内部被曝に注意したほうがよい。 で、この内部被曝の場合、問題は複雑だ。
この内部被曝を考えるとき、計算のもとになるデータは、放射性物質が持っている放射能そのものであって、それを表すのに使う単位はシーベルトではなくベクレルとなる。 ただ、内部被曝も、放射線による傷害であるから、結局はシーベルトに換算してその効果を評価するらしい。 なので、ここではとりあえず基礎知識として、ベクレル(Bq)をシーベルト(Sv)に換算する方法を確認しておく(これが最善かどうかは不明)。 預託実効線量(成人50年間の被曝量の積算値; Sv) ここに、実効線量係数(Sv/Bq)は、経口摂取の場合、
また、今のところ、「市場希釈係数」と「調理等による減少補正」についてはよく解らないので、とりあえず 1 とする。
〔例題〕 飲料水に係る原子力安全委員会により示された、「原子力施設等の防災対策に係る指針」における摂取制限に関する指標値は下記のとおり。 放射性ヨウ素:300Bq/Kg
放射性セシウム:200Bq/kg これらを含む水を毎日2リットル(Kg)ずつ1年間飲み続けたときの被曝量は、ヨウ素131とセシウム137の場合、 300×2.2×10^-8×2×365+200×1.3×10^-8×2×365
=0.006716(Sv) すなわち、約6.7ミリシーベルトとなる。 すなわち、約6.7ミリシーベルトとなる。
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中学生アイドル藤波心の主張が話題に リアルライブ 2011,3,29
中学生アイドル藤波心の主張が話題に 中学生アイドルの藤波心がブログで痛烈に原子力発電所と原発事故報道を批判し、話題になっている。セクシー写真集を出すジュニア・アイドルと社会派的な主張のギャップが注目される。 藤波心は3月23日に公式ブログ『ここっぴーの★へそっぴー』で「批難覚悟で…」と題する記事を掲載した。そこでは安全を強調するマスメディアの報道を疑問視する。個別の数値は低く、直ちに健康を害することはない量であっても、「微量とはいえ空気中の放射性物質を吸い続け、微量とはいえ、汚染された野菜を食べ続け、微量とはいえ、汚染された水を採り続ければ…影響があることくらい、バカな厨房2年の私でも分かる」と指摘した。 その上で「原発の危険性を言う人は、危険をあおっていると、世の中は叩く傾向にあるようで、これは何かおかしい流れだと思う」と述べる。藤波は3月17日付記事「出血は止まるのか…」でも「電気が足らなくなるから、原子力が必要なんだじゃなく、火力と水力だけで、やっていける生活を一人ひとりが、やればいいんです」と原発を批判した。この記事に対し、ブログのコメント欄だけでなく、事務所にまで抗議・意見のメールが来たという。藤波は「どんだけ、原発をかばうんだよぉ」と嘆いている。 記事にはテレビで「そのうち、『放射能を跳ね返す!! スーパー健康法』とか『放射能にも負けない!! 体質改善・げんき体力づくり』特集とかやりだすんじゃないでスカ」と芸能活動でメディアの体質を知っている人物ならではの皮肉もある。原発推進派を「少量の麻薬は能率を上げるための必要悪」と正当化する麻薬中毒者に重ねるなど比喩も鋭い。 しかも、藤波の優れたところは自分のポジションを理解した上で原発を批判していることである。「ラブ&ピース がんばろう日本! みたいなことだけ言ってた方が、アイドルとしては活動しやすいのかもしれない」と書いている。それでも「人にどう言われようが、叩かれようが、はっきりと、自分はこう思っているんだって言うことを言いたい」と断言する。 この記事はツイッターなどで拡散され、「反原発のジャンヌ・ダルク」などと称賛されている。「官房長官やら東大出の御用学者なんかより、アイドルのほうが的確な意見をのべている」とのツイートにソフトバンクグループ創業者の孫正義が「同意」を表明してリツイートした。『ソフィーの世界』の翻訳者として知られる池田香代子も「なんとクールな頭脳とあたたかい心」とツイートした。 (林田力) 14歳のときのオレより全然賢いですよ。 今のオレより立派な考えをもっていると思います。 それを、 バカだの、ブスだの、売名行為だの、 身分(ID/address)を明かさず罵っている輩も少なからずいますが... 彼女の言うことが100%正しいとは云わないけど、 中学生だもん、青臭くても健全な懐疑的精神だと思いますよ。 「芸能人は発言に気をつけろ」? むしろ、日本の芸能人は言わなきゃいけないコトを云わなさ過ぎだと思いますけどね。
カテゴリ : 《原子力》 《東北地方太平洋沖地震》 ***
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福島県の福島第一・第二原発の事故に関連して、主に原子物理学の見地から、正確な知識・情報を提供する記事を私のブログに掲載してきました。 放射線や原子力関連の私の記事は、予想以上に反響が大きく、皆様の参考になったようで幸いです。 今回は、マスコミですら勘違いしている、放射線・放射能・放射性物質・放射性同位体について、取り上げてみたいと思います。 マスコミの「放射能を浴びた」という報道表現は間違いです。正確には「放射線を浴びた」という表現となります。 「放射能」の正しい言葉の使い方としては、『この物質は強い「放射能(=放射線を出す能力)」を持っている』といった表現となります。 次に、原発のニュースでしばしば報道される「放射性物質」についてですが、これは「放射能(放射線を出す能力)」を有する物質を指します。 ちなみに、TVでもレポーターが勘違いしていましたが、「放射能」は放射線を出す「能力」のことであり、「物質」ではありません。 このあたりは、マスコミ自体も誤解しているケースが多いので報道には注意が必要です。 (日本のマスコミは、理系人材があまりにも少ないので、誤解が多いのも致し方ないのですが) そして、ここからが本題。 「放射性物質」とは、そもそも何ぞや?という疑問をお持ちの方も多いかと思います。 ここでキーワードになるのが、「元素(原子)」と「放射性同位体」という言葉です。 元素(原子)というと、学生時代に「水兵リーベ、僕の船...」という語呂合わせで、覚えた方も多いのではないでしょうか(笑)。 元素(原子)は、1990年代後半から新発見が相次ぎ、現在では118種類の元素が確認されています。 (※118種類の元素には、IUPAC(国際純正・応用化学連合)未承認の元素も含みます) 現在、確認されているのは、「原子番号1:水素」から「原子番号118:ウンウンオクチウム」までの118種類。 ちなみに原子番号113〜118は、正式な元素名がつけられていないため、暫定的に『ラテン語の「数字」+接尾辞の「イウム(ium)」』を元素名にしています。 【ラテン語の数字】 1:ウン、2:ビ、3:トリ、4:クアド、5:ペント、6:ヘキス、7:セプト、8:オクト、9:エン、0:ニル 例えば、原子番号113の元素は、ウンウントリウム(Ununtrium)といった具合です。 (日本語で例えれば、「いちいちさん番」と言っているようなもの(笑)) 余談ですが、「原子番号113:ウンウントリウム」の元素(原子)は、日本の理化学研究所が発見したもので、発見国である「日本(Japan)」にちなんで「ジャポニウム(予定元素記号Jp)」が正式元素名の候補に挙がっています。 ちなみに、国名や大陸名が元素名になっている例としては、 ・原子番号21:スカンジウム(スカンジナビア:スウェーデンとノルウェーの古名) ・原子番号31:ガリウム(ガリア:フランスの古名) ・原子番号32:ゲルマニウム(ゲルマン:ドイツの古名) ・原子番号44:ルテニウム(ルテニア:ロシアの古名) ・原子番号63:ユウロピウム(ヨーロッパ大陸) ・原子番号84:ポロニウム(ポーランド) ・原子番号87:フランシウム(フランス) ・原子番号95:アメリシウム(アメリカ大陸) などがあります。 話が横道にそれましたが、これら118種類の元素(原子)は、同じ原子番号(陽子の数)でも、原子核(陽子+中性子)に含まれる中性子の数が異なるものがあり、中性子の数によって、 ・放射線を放出せず、状態が変化しない「安定同位体」 ・放射線を出して、他の元素(原子)や安定同位体に変化する「放射性同位体」 と呼ばれる2種類の同位体があります。 (※ウランのように放射性同位体しかない元素(原子)もあります) 安定同位体は陽子と中性子のバランスが安定しているのに対し、放射性同位体はバランスが不安定になっています。 結論から先に言うと、ニュース報道で流れる「放射性物質」とは、この「放射性同位体の元素(原子)」を含む物質を指します。 放射性同位体は、原子炉や原爆の核燃料である「ウラン」や「プルトニウム」だけでなく、人体にとって身近な元素(原子)のほとんどに存在します。 例えば、「原子番号1:水素」の場合、原子核を構成する陽子は1個だけですが、中性子の数は1個・2個・3個と数が異なる水素原子が3種類あり、それぞれ軽水素、重水素(デューテリウム)、三重水素(トリチウム)と呼ばれます。 この3種類のうち、 軽水素(陽子1+中性子1)と重水素(陽子1+中性子2)は、安定同位体。 三重水素(陽子1+中性子3)は放射性同位体(=放射線を出す)です。 人体の材料であるタンパク質は、水素・炭素・窒素・酸素・リンの原子(元素)が集まってできた複雑な高分子化合物ですが、これら全ての原子(元素)にも、放射性同位体が存在します。 ただ、タンパク質を構成する水素・炭素・窒素・酸素・リンなどの原子(元素)は、ほとんど100%近くが安定同位体であり、放射性同位体は無いに等しいくらいの存在量です。 なので、通常は人体内の放射性同位体を心配する必要はありません。 しかし、厄介な存在の元素もあります。 その代表格が、今回の福島原発事故で一躍有名になった「セシウム」です。 「原子番号55:セシウム」も、自然界では、そのほとんど100%近くが安定同位体です。 しかし、原子炉や原爆の核燃料である「ウラン」に中性子をぶつけて、ウラン原子核の核分裂を起こすと、ヨウ素原子の放射性同位体(ヨウ素131、甲状腺ガンの元)や、キセノン原子の放射性同位体が発生し、さらにセシウム原子の放射性同位体(セシウム137)が発生します。(いわゆる放射性廃棄物) セシウムは、大気中に飛散しやすく、液体に溶けやすい性質があります。この性質により、セシウムの放射性同位体(セシウム137)は、広範囲に拡散することになります。 そして厄介なことに、セシウムの放射性同位体(セシウム137)が体内に入ると、血液の循環で腸や内臓に放射線(ガンマ線)を放出し、人体を内部から直接傷つけます。 さらに体内のミネラル分である「カリウム」と置き換わって筋肉に蓄積され、その間、放射線(ガンマ線)を放出し続けます。 これがいわゆる内部被爆(体内被曝)と呼ばれる極めて危険な状態です。 セシウム137は最終的には腎臓を経て体外に排出されますが、体内に取り込まれてから体外に排出されるまで100〜200日かかり、その間、体内の組織が直接、放射線(ガンマ線)に曝されます。 数式や化学式を使わずに、放射線・放射能・放射性物質・放射性同位体を説明するのは、ちょっと難しいのですが、この記事が皆様のお役に立てれば幸いです。
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