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5月22日18時40分配信 時事通信
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で日米両政府は22日、外務・防衛担当の実務者協議で大筋合意に達した。政府筋が明らかにした。代替施設の建設地をキャンプ・シュワブ沿岸部がある同県名護市辺野古周辺とする一方、具体的な工法などについては継続協議とする内容とみられる。
普天間が辺野古移設で大筋合意されたらしい。
この普天間について、政府は日本は十分議論を尽くしたのだろうか?
日本の安全保障は戦後65年、ほぼアメリカに丸投げ状態であった。
その状態を見直し、再構築する良い機会であったにも拘らず、その機会を日本はフイにしてしまった。
政権交代とは政策を見直す一つの契機である。
日本の民主党政権は事実上、その契機を放棄し、従来の日米同盟、安全保障の丸投げ政策を継続する事を明言してしまった。
日本人の総てとは言わないが、所感で3、4割が、長期的視野に基づいた安保の再定義を求めていると思っていたが、その民意に対し、民主党政権は0回答したわけだ。
日本の安全保障を考えると、私など、そのあまりの体たらくに強い危機感を覚えてしまう。
ここ二十年来、日米安保は日米同盟は本質的な質の転換を求めれている事に日本人は気付いているのだろうか?
理由はベルリンの壁崩壊した事で日米共通の敵が消滅してしまったからだ。
故に同盟の再定義が本質的に必要なハズなのに、その絶好の機会を日本はスルーしつつある。
日本の転落はベルリンの壁崩壊と時期を同じくしている。
その意味を考えると、安保の再定義は日本再生の一助にもなると私は考える。
(何気にポスト冷戦を見越し、アメリカは強すぎた日本の経済力のそぎ落としを行っており、その象徴がプラザ合意であり、日米構造協議であり、日本株式会社の解体である。
20年以上前、日本のマスコミは政府が先頭になって他国に自国の産業を売り込むのを盛んに詰っていたが、今はやらない事を詰っている。正直、何だかなぁである。)
アメリカは日本の事を真の同盟国と見なしていないし、日本も、また、アメリカの事を都合よく利用しようとしている。
所詮、Win_Lose。
これを改めるなら、Win_Winに持ってゆく努力をすべきだ。
アメリカは日本を自国のアジア権益を守る手先、ないし忠実な犬と思っているのは、先の日米交渉窓口のアメリカ側政府高官によるルーピー発言で明白だろう。
彼らに日本人に対する強い侮蔑感があるからこそ、そんな屈辱的な発言をしても平気だし、同時に対日交渉窓口を日本は変更させる事も出来ない。
要は日本は属国だから日本の政治指導者をバカにしても構わないと思っているのだろう。
そして、この意識は、そんなバカな指導者を選んだ日本人に対する侮蔑にも聞こえる。
外交の世界(人間関係の世界でも)であり得ない事が起き、その屈辱的な行為に遺憾の意も表明できず、耐えるしかない日本。
小国にも意地、プライドがあるが、日本にはそれさえもないのだろうか。。。
悔しくてしょうがない。
この状態の放置は、次の侮蔑発言を呼び込み、日本が益々、軽視される事になると思うのだが・・・
一方で日本はアメリカを都合のよい時だけ利用する、ある種、ピースボート的な安保政策を行っている。
自衛隊の海外派遣は反対するくせに、自分はちゃっかり守ってもらっている。
そんな不条理をアメリカ人は許さないだろう。
その心情は非常に共感出来る。
強大な敵、ソ連の存在は、日本への攻撃=アメリカへの攻撃であり、アメリカへの攻撃=日本への攻撃でもあった。
で、あるからこそ、冷戦まで日米安保は有効に機能していたのである。(バカにはされていたが。。。)
が、今の世界情勢は日本への攻撃=アメリカへの攻撃ではなく、逆もまたそうである。
あり得ない想定かもしれないが、もし、アメリカが日本を攻撃する意志のない組織・国から攻撃された時、日本はアメリカの為に参戦するだろうか?
逆に日本がアメリカを攻撃する意志のない組織・国から攻撃された時、アメリカは日本の為に協力してくれるだろうか?
アメリカの考え方は割合、明快だろう。
韓国が竹島を実効支配した際や北朝鮮への武力制裁をニクソン大統領が検討した事例等をを鑑みれば、自ずと答えも出ようモノだ。
特に、北朝鮮への武力制裁は日本にとって非常に影響の強いモノであったのにも関わらず、通告は作戦開始30分前で構わないとの扱いだったわけだから、日本人はもっと危機感を持って良いと思う。
この状態はルーピー発言でわかるように今も変わらないと感じる。
日本とアメリカはホボ同じ価値観、法治主義国で、民主主義国家だ
だからこそ、同盟を再定義し、真の友人関係になって欲しと、私は切に願うのである。
対ロ同盟だった日英同盟は、その対象であったロシアを失う事で、その同盟の意義を見失い、消滅する事になった。
これは、結果的に後の戦争の誘因にもなり、もし、日英同盟が継続していれば、あそこまで惨めな戦争結果にはならなかったと感じている。
日米安保は、過去の日英同盟であり、この同盟の決裂は、日本にって第二の戦争を誘発する事態になりかねないと思う事がある。
冷戦終結後の日米安保の存在理由の希薄化は、日本の存在、生存に対する危険信号だと強く感じる。
目先の事に囚われず、腰を添えた交渉こそを期待していたのだが。。。
雨降って地固まる。
同盟が深化する際、互いにそれぞれの立場を説明する以上、当然、多少のもめ事は付き物である。
そのもめ事を日本はキライ、表面的に繕う道を選択してしまった。
問題の先送りは、将来における不安、日本にとっては別の悲劇をもたらす気がしてならない。
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安全保障
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現状、普天間問題の5月決着はホボ絶望的のようだ。
自ら問題解決の時期を区切った鳩山首相には当然のように責任があるのだが。。。
ところで普天間の基地機能、沖縄に、日本に必要なのだろうか?
この問いかけは、日本だけではない、アメリカも含む問いかけだ。
現在、問題になっている普天間の基地機能は敵前上陸、反攻を目的とした海兵隊(陸上戦力)の基地である。
が、一方で現代戦における陸上戦力の投入は、勝敗が決した後、占領作戦を行う時のみである。
第一次湾岸戦争の際、アメリカは最期まで陸上戦力を投入せず、空軍戦力のみでクウェートからイラクを追い払っていまった。
台湾や北朝鮮で有事が起きても陸上戦力の投入は戦局の最終局面だろう。
そんな陸上戦力の必要性を、沖縄にいる意味を、日本のマスコミは、有事の際の即時対応の為と報じているが本気なんだろうか?
戦局の最終局面、ホボ勝敗の決した戦局に投入する戦力の即時性を理由にされても違和感を感じるだけである。(まぁ、日本人が私も含む私達がバカなんだろう)
アメリカが所有する海兵隊戦力は都合4部隊あるが、事実として海外に展開する海兵隊は日本だけである。
他の3部隊は、総て本国アメリカだ。
有事が予想される地域に海兵隊がもし必要なら、日本以外に拠点があってもよさそうだが、ないのが事実である。
技術が発達した現代戦において、陸上戦力の戦力的意義、特に抑止力の意味は低くなる一方だ。
私などは、もう少し、根本に立ち返って普天間問題を議論しても良いのではないかと思うのだが。。。
冷戦時代、そのままにアメリカの戦力が残るのは日本だけである。
しかも、ホボ占領時代のままだ。
少なくても日米伴に、沖縄に駐留する必要性の低い陸上戦力については、交渉の余地があるように思える。
なぜ?駐留が前提で話をする必要があるのか、その意味が私にはまったくわからない。
なぜ、日本がアメリカの意味のない陸上戦力の為に3兆円弱ものカネを投入して代替の基地を辺野古に準備する必要があるのか?
なぜ、沖縄から一部撤収する海兵隊の為に2兆円もの国費を投入しなくてはならいのか?
鳩山首相も迂闊だが、前政権時代もカネで総てを解決しようとしており、私にとっては五十歩百歩である。
どうも外務官僚が裏で動いていたようだが、日本は未だアメリカの占領下にある事を実感してしまう。
何より首都近郊に大規模な外国の空軍基地と、首都の喉元に外国の駐留艦隊(世界最強)があるのは日本だけだ。
さて、彼らは何から何を守っているのだろう?
こんな状態で真の同盟関係、偽りの友情を謳うだから笑える状態だ。
おそらく我々日本人の感覚はマヒしてしまったのだ。
だから、外国の高官から自国の首相をルーピーと言われても日本人は怒らないでいられるのだろう。
むしろ誉め称えているのだから面白い。
別に日本人(2chとか)が自国の権力者をバカにするのは構わないのだが、外国の一般人や大衆紙でなく、外国の立場ある高官が我が国の指導者をバカにしたのである。
しかも対日交渉窓口の高官だ。
その意味を考えて欲しいのだが。。。
要は日本は、その程度の国としか見られていないのである。
しかも、日本は、その高官の更迭を要求しないのだから笑える。
だから、余計に侮られるし、日本の国民世論が外国の高官の意見を、発言を肯定しているのだから、どうしようない。
そもそも人間関係で、自分の事をバカにする人と人達と正常な関係を築く事が出来るだろうか?
おそらく無理だろう。
彼らが望むのはWin-Loseの関係だ。
その後押しを日本の世論は行っているのだから。。。
情けない。
鳩山首相は沖縄世論を焚きつけ、議論を盛り上げる事で本来、必要のない普天間の基地機能を日本から追い出そうとしていたようだが、今や日本の無知なマスコミと、自身の発信力不足で焼死しそうな状態だ。
今回の普天間の事態は彼の明晰な頭脳では理解できない事だったかもしれない。
理と正義において分は鳩山首相にあるのだが、理と正義だけだでは世の中は動かないのだろう。
どうも、どうしても辺野古の海を埋め立て、日本に意味のない海兵隊戦力を留めておきたい勢力が日本にいるようだ。
そして、その存在を鳩山首相は過少評価したのかもしれない。
アホらしい事だ。
個人的には、鳩山首相の発言、行動は日本の安全保障の根幹に関わる事であり、もう少し言葉を選び慎重に議論して欲しいと思うのだが、日本の世論は性急に答えを求め、鳩山首相も応えると発言してしまった。
これも日本の幼稚なマスメディアによるミスリードの結果なのだが、それに応える鳩山首相も幼稚なんだろう。
政権交代によってもたたらされた千載一遇の機会を、安保を見直す機会を逃した事を後悔する日は来るのだろうか。。。
気付かないかもしれないが・・・
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国民新党、社民党が普天間に絡み、移設案を提示した。 |

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2010年 2月10日号 |

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鳩山氏 |

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