震災・原発

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許されない現状

東日本大震災で東京での政治や行政については批判して来たが、現地の救援、支援活動に関しては正確な
情報が入らなかったので発言を控えて来た。しかし昨夜、毎日新聞社と時事通信社が大変、残念な事実を
報じた。
 
政府の被災者生活支援特別対策本部は岩手、宮城、福島の3県内の全1,047避難所を対象に実施した実態
調査の結果を公表した。回答があったのは323カ所、30.9%に留まった。
震災発生以来1度も入浴出来ていない避難所         16カ所
 (週に数回以上出来る避難所 201カ所、週に1回程度出来る避難所 106カ所)
温かい食事が全く取れない避難所                 7カ所
 (温かい物を毎日食べられる避難所 約6割≒194カ所)
水道と電気、ガスが全て使えない避難所             4カ所
・替えの下着が無い、有っても洗濯出来ない避難所        151カ所
・プライバシーを守る間仕切りがない避難所              91カ所
・トイレの数が不充分で汲み取りなども行われていない避難所    4カ所
回答が無い約7割の避難所は被害の大きい沿岸部の市町村に有り、更に厳しい実態も想定されている。
 
回答が寄せられなかった避難所も寄せた避難所と同じ割合での状態に有るとすると、
・入浴出来ない避難所                           52カ所
・温かい食事が取れない避難所                     23カ所
・水道と電気、ガスが使えない避難所                  13カ所
にもなる。一避難所にどの位の数の方々が避難しているかは不明だが、震災から1ヵ月以上が経過しているにも
関わらず、この状況は如何な物だろう。劣悪な回答をした避難所は重複していると思われるが、ライフラインが
未だ整備されていない避難所が、避難所として適切だとは思えず、風呂やトイレ、洗濯の問題は衛生面で
適切とは言えない。また替えの下着が無いという事は支援物資が届いていない事を意味する。食事にしても
健康や体力を保つのに、温かい食事が取れないと言うのは明らかに妨げとなるだろうし、温かい食事も
カップ麺のレベルでは期待出来ないだろう。ライフラインの復旧を待つよりも避難所を各種設備が揃っている
内陸部に移動させた方が良いのではないだろうか。おそらく被災者は各々の市町村内の避難所に避難している
のだろう。他市町村に移るには県なり国なりの手配と支援が必要だ。無論、避難民の中には自分の街を離れる
のを嫌がる方も居るだろう。ならばバスを仕立てて内陸部の温泉旅館やスーパー銭湯に向かい、入浴と温かい
食事を提供するのも一つの手に違いない。これらの配慮と調整が全く出来ていない事を非常に残念に思う。
週末になる度に菅総理や各閣僚が被災地入りをしているが、一体、何を見聞きしているのだろうか。
 
今回の調査は県や市町村を通じて被災者の生活状況等を避難所責任者らに文書で回答して貰ったものだが、
そもそも国から派遣された職員が全避難所に常駐していない事が問題だろう。平時に地方自治を尊重し、県や
市町村を優先するのは分かるが、今は非常時、地方自治体より強大な力を持つ国が率先して対処して
行かなければならない。情報は上がって来るのではなく取りに行く、その発想が無ければ対応は後手、後手に
回るだろう。要所、要所に人員を配置し、情報を入手し、物流を管理し、状況認識を地方自治体と共有する。
この基本が出来ない限り、事は円滑には進まない。
 
東京でエコタウン等と寝惚けた構想を語っている状況ではない。まず被災者の衣食住を確保する為の救援、
支援を行う、その原点すら出来ていないのに、復興を口にするのは早い。

転載元転載元: 憂国烈士

チェルノブイリ事故との比較

平成23年4月15日

チェルノブイリ事故の健康に対する影響は、20年目にWHO, IAEAなど8つの国際機関と被害を受けた3共和国が合同で発表し、25年目の今年は国連科学委員会がまとめを発表した。これらの国際機関の発表と福島原発事故を比較する。

 1.原発内で被ばくした方

  • チェルノブイリでは、134名の急性放射線傷害が確認され、3週間以内に28名が亡くなっている。その後現在までに19名が亡くなっているが、放射線被ばくとの関係は認められない。
  • 福島では、原発作業者に急性放射線傷害はゼロ、あるいは、足の皮膚障害が1名。

 2.事故後、清掃作業に従事した方

  • チェルノブイリでは、24万人の被ばく線量は平均100ミリシーベルトで、健康に影響はなかった。
  • 福島では、この部分はまだ該当者なし。

 3.周辺住民

  • チェルノブイリでは、高線量汚染地の27万人は50ミリシーベルト以上、低線量汚染地の500万人は10〜20ミリシーベルトの被ばく線量と計算されているが、健康には影響は認められない。例外は小児の甲状腺がんで、汚染された牛乳を無制限に飲用した子供の中で6000人が手術を受け、現在までに15名が亡くなっている。福島の牛乳に関しては、暫定基準300(乳児は100)ベクレル/キログラムを守って、100ベクレル/キログラムを超える牛乳は流通していないので、問題ない。
  • 福島の周辺住民の現在の被ばく線量は、20ミリシーベルト以下になっているので、放射線の影響は起こらない。

一般論としてIAEAは、「レベル7の放射能漏出があると、広範囲で確率的影響(発がん)のリスクが高まり、確定的影響(身体的障害)も起こり得る」としているが、各論を具体的に検証してみると、上記の通りで福島とチェルノブイリの差異は明らかである。

長瀧重信 長崎大学名誉教授
(元(財)放射線影響研究所理事長、国際被ばく医療協会名誉会長)
佐々木康人(社)日本アイソトープ協会 常務理事
(前 放射線医学総合研究所 理事長)


ソース: http://www.kantei.go.jp/saigai/senmonka_g3.html

p.s.
いちおうスナップショットも。
間違いなく、ニッポン国の首相官邸の公式ウェブページです



 
 
fusion師匠の所からの転載です。http://blogs.yahoo.co.jp/igproj_fusion/11900211.html
 
 
 
で、師匠の秀逸なコメント。
 
 
「チェルノブイリに比べりゃ大したことない」って言ってた政府が、いつのまにか「チェルノブイリも大したことなかった」ってなって、それでも論理破綻しない柳腰、ご立派!!(藁)
 
逆ギレだ―。
 
あっ、使われている数字は正しいですよ。
 
正しいけど、ザラッとした違和感を感じたら調べて見て下さい。
 

直観を大切にしよう

イメージ 1
 
みんなの正直な気持ちを聞きたいんだけど、最初に聞いた時に理由抜きで胡散臭く感じなかった
かな、例の原発安全神話。もっともらしい数字が並んでいて何となく煙に巻かれた感じはしたけれ
ども、危険から自分を守るために人間にそもそも生まれつき備わっている直観が、何となく腑に
落ちなくなかったか?原爆の親せきのようなものがそもそも何で安全なんだ。
 
私はそうだったね。ついでに言えば民主党のマニフェストも嘘っぽかったし、イエスが自分達一人
ひとりの罪の身代わりに死んだなどと言う大カルトも、マルクス主義の世界同時革命も、どんなに
イデオロギーを並び立てられても、というかイデオロギーを並びたてられれば並びたてられるほど
とうていますます信じられない。
 
今の科学技術は「直観を信じるな」と教える。「主観はたいてい気の迷いだ」とも。そしてこういう
教育を小学校の時から刷り込ませる。だから頭の良い人も悪い人も、ひたすら自分を否定して、
「客観」に生きようとする。だが果たして本当にそれでいいのだろうか。直観が納得しないものを
イデオロギーで教条的に納得させる方が、むしろ非人間的なのではないのだろうか。
 
ここまで直観を否定する教育のおかげで、人は感性を磨くことを怠るようになり、その結果どんな
「大本営発表」を無邪気に信じるようになった。一種の為政者による愚民政策だ。そして原発安全
神話も大本営発表の一つならば、消防局の放水突撃隊を賛美するのも一種のご都合主義の神格
化作業、大本営の作為の面がある。これらの例に直観の重要さを取り戻せる者は幸いだ。
 
もちろん直観が絶対真だなんて言うつもりはない。気の迷いのこともしばしばある。それでもなお、
「胡散臭い物、直観の腑に落ちない物は一度は疑ってみろ」と言いたい。そしてその場合、
原発安全神話を例にとると、著作者と一緒になって個々の事象の確率や論理体系をチェックし
てもネズミは出てこない。一緒にやる段階ですでに相手の土俵に乗っかっているからだ。
 
むしろ直観が発している警告は何か、それを深く瞑想しよう。分析行為でなくそう言う総合行為に
よってこそ、本当のウソが見抜ける。原発安全神話について言えば数値万能主義、つまりすべ
ては数字と確率で表現できると言う前提が間違っているのだ。この「信仰」はそもそも欧米の
キリスト教を起源とするもので、武士道を本懐とした昔の日本人ならだまされなかったものだ。
 
数字は便利だが、便利すぎて独り歩きする危険がある。我々日本人、あるいは東洋人は、数字に
できない物をこそ大切にしてきた。これからも大事にしよう。そして数字のマジック、うそを直感で
見抜けるように、感性を日々養おう。

転載元転載元: アナログでいこうよ

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前に、日本気象学会の学会員に向けたマヌケな声明について書いた。

その「マヌケのツボ」は、次のようなくだりであった。
防災対策の基本は、信頼できる単一の情報を提供し・・


本日は続編。
俎上にあげるのは、その上部団体であるところの日本学術会議の「緊急提言」だ。
これが出されたのは、気象学会の御託宣から約一週間後のことである。



東日本大震災に対応する第一次緊急提言

平成23 年3 月25 日
日本学術会議東日本大震災対策委員会

○ 未曾有の大震災を受けて、地震・津波、原子力関連等の問題について、速やかに専門家を招いた公聴会を開催する等、国会での審議を通じて、国民の心配、疑問に応えるとともに、事態に対する国民の理解を深め、適切な行動の基盤を早急に整える。同時に、日本の対応について、国外の信頼・理解を得ることに努める。

○ 今回の大震災には、従来レベルの国あるいは現地行政だけの対策・体制では、短期の救済支援から災害復興まで、広汎かつ持続的な協力・提携項目に対応できない。国の総合的支援政策を推進するとともに、特に、自治体間の水平的連携の考え方に立ち、「ペアリング支援」(別紙参照)を講じることにより、真に求められる個別具体的な行動アイテムを双方が協議して進めることが期待できる。そのために、国は早急に法的整備を進め、全国知事会、全国市長会、全国町村会とともに体制を構築する。

○ 国民が、原子力災害と状況(放射能、水・食料汚染)に対する理解と信頼を深め、適切な行動を取るために、政府の公式プレス発表に合わせて、科学的・技術的背景説明、国民が取るべき行動の詳細など、適切な専門家による補足説明を行う体制を早急に整備する。

○ 原発施設外の環境モニタリングとそのデータの評価について、かねてから日本学術会議が提言してきたように、一元的かつ継続的な体制を至急構築する。その際、広く海外の専門家・専門機関の参画を得て、国民への信頼感の醸成と海外への科学的情報発信に努める。

(以下省略)


またまた亡霊が出てまいりました。

一元的かつ継続的な体制を至急構築


どうも、最近の日本の指導層は「一」がお気に入りらしい。

一般論として、特に、今回のような国家の非常時には、リスクや負荷の分散は常識だろう。

かつて、敬愛する青山繁晴さんがどこかで指摘していたことだが、

米軍と自衛隊の合同軍事演習を丘の上から見学したとき、戦況の進展に伴って、米軍兵士たちは広域に展開して行ったのに対して、我が自衛隊員の諸君は次第に一箇所に集結して行った・・ これって、どう見ても、上官の指示を待っているようだった、と。軍事の素人の青山さんですら、こういうパターンは戦場においてはヤバい、と思われたそうな。

こういう画一的集団への憧憬というのは、日本人の抜き難い特性なんだろうか。
孤独をこよなく愛する小生には、理解できない。

そりゃぁまあ、あまりにも多様化が過ぎて、テンデンバラバラは困るけれど、かと言って、一夫一婦制と同様に、「貴方だけよ」も如何なものか?

いや、百歩譲って、頼る「貴方」が立派なかたならいいんですがね。

学術会議が想定している「一元化」を担う主体は誰なんだろう。

それが明示されていないけれども、たぶん、直接的には「原子力安全・保安院」のような官僚組織か、「原子力安全委員会」のような原子力の専門家組織なんだと思うけど、しかし、たとえば保安院の「西やん」のような人たちが、気象学、環境科学、地球科学の専門知識を持っているようには到底見えない。

言ってみれば、そういう素人集団に、もしかしたら数百万人の生命・健康に直結するデータを一元化して、いったい何をどうしようというのだろうか?


そもそも、今の民主党政府には、どうも旧ソ連帝国の「スターリニズム」の影がチラついているように、筆者には感じられる。

低レベル放射能の安全性を力説する御用学者たちは、かつてのルイセンコ学派を彷彿とさせる。

えっと、ルイセンコ -> 農業 からの連想ですけど・・

農家の戸別補償金の配布システムにしても、本来なら地方一括交付金のように、地方の行政・農政組織に委ねるべきなのに、なぜか農水省の地方出先機関の農政事務所を通じて行なうらしい。
(私、追記。小沢君が自民党の支持組織壊滅を目論んだ政策ですので。基本、民主党のマニフェストは自民党潰しになるようになっています。最も自民党も支持と引き換えに農業予算で美味しい思いをしていましたので、どっちもどっちです。
 
 

いかにも菅書記長閣下からの御下賜金であるぞよ、といわんばかりだ。
(本来ならば小沢将軍でした。)


「依らしむべし知らしむべからず」
有徳有能な統治者なら一理あるが、新左翼崩れ(powered by 与謝野; 藁)の無脳な方々が調子にのっておやりになると・・
旧ソ連と同じ結末が待っているかも。

そういえば、福島第一原発はチェルノブイリ相等だとか。
あな、おそろしやぁ〜
 
 
 
 
 
以上、
fusion師匠からの転載です。
 
 
 
 
 
 
以下、私のコメント。

情報の単一化を叫び、望む人々は識者、政府側だけでなく、プログの世界にもおります。

混迷を深めていた原発への想いとプログ情報
http://blogs.yahoo.co.jp/k99999five9/27502202.html
 
で記事にしましたが、
個人は個人で対応できない非常時に対し、本能的に一致団結しようとします。
 
その言に対し、私は一部肯定しますが、

問題は、その情報の発信元がしっかりとした指導者でないと思われた場合です。

さて、間違っているかもしれない可能性のある指示に対し私達は一致団結して突き進むべきなんでしょうか?
(戦前のような空気を思い起こします)

多種多様な情報は混乱を呼ぶ可能性は確かにあります。

ありますが、多種多様な情報を拒否する方が危ない時もあると感じます。
ならば、正しい情報で誤った情報を駆除するのが正しいやり方ではないかと思うのですが如何でしょうか?

何事もプラス、マイナスありますが、単一情報の欠点は間違った際の被害が単一であるが故に大きくなる事と、そして検証が入らない可能性に対する弊害を感じます。

原子力ムラが、自身の都合により安全基準を取り決め、津波に対し3mホドしか準備して無くても、それを想定外と嘯いた事実。

原子力行政に携わった人々は盛んに福島は安全、安全と連呼しましたが、それがレベル7になった事実。(レベル7には異論がありますが、彼等が決めた事。苦笑)

日本の単一情報とはそんなモンです。
どうしても疑いたくなります。
 
その疑うと言う直感を私達は何処かに置いてきたのかもしれません。
 


がんばるな日本

イメージ 1
 
今度の東日本大震災について、日本国内はもとより世界の各地から「がんばれ日本」の声援が
上がっています。それ自体はもちろんうれしいことです。
 
中には「日本は決して負けないだろう」とか「日本はもう雄々しく立ち上がった」と言った論調すら、
欧米の主としてキリスト教国・団体から見られますが、かような論調はイデオロギーが勝手に
独り歩きしていて好きではありません。キリスト教には弱い者をあえてほめることが美徳で
あると言う安っぽい隣人愛の不潔な癖があり、その実「弱者をほめている立派な自分」に酔って
いるだけだからです。
 
私はここであえて、「がんばるな日本」と言いたいです。なぜならばがんばる、すなわち馬車
馬のように働く、これまた欧米キリスト教流の、「人は神の奴隷だ、ただでこき使え」と言う
発想の延長だからです。
 
大震災前の日本全体の気脈を読みますと、実はこれが変に沸き立っていました。もちろん、
不況とか就職氷河期とか、表向きの日本は必ずしも沸き立っていませんでした。にもかかわ
らず気脈は相変わらず沸き立っていて、しかもそれは数十年前の高度成長期のころから基本
的に変わっていませんでした。一言で言えば表向きの日本と内なる日本の気脈は、特にここ
数年相当にかい離していました。
 
そこにドーンと東日本大震災、時を同じくして日本の気脈・水脈は深いところにどっと引いて行き
ました。今ではその流れる音すら聞こえないほど深いです。で、気脈が変わった、これは日本を
根本的に変えるチャンスであります。でももしここで頑張ってしまうと、その結果は良くて「復興」、
つまりまた元に戻るだけです。これではせっかく引いた気脈もまた元に戻ってしまうだけです。
 
今引いている気脈はいずれ早晩浮き上がってくるでしょう。でもその時の気脈の流れ方は
過去とは全く違うものになっていなければなりません。そのためには日本全体がガラッと
変わること、復興ではなく創造にならなければなりません。そのために関係者がやることは
無意味に馬車馬になることではなく、関係者一人ひとりが水脈を感じ取ってそれに自分を合わ
せることです。
 
どうか、力む前に瞑想して下さい。自分の内を清めて、体内の気脈を日本のそれと一体化して
下さい。今望まれている東日本の再生は、成功すれば日本全体のの再生になるのです。日本の
将来は一重に地方の多様な活性化にかかっています。いままでの一極集中はもはや弊害以外の
何物でもありません。地方が引っ張る多様な文化の集合体、これが近未来の日本の理想的なあり
かたです。

転載元転載元: アナログでいこうよ


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