北海道の空の下で

滋賀県から北海道へ引っ越してきました

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バッティングセンター

1ヶ月ほど前の話だが、家族でバッティングセンターへ行った。

子供たちの野球の練習のため時々行っているのだが、この日は子供たちだけでなく夫も打っていた。

軽快な音を響かせながらボールを飛ばしている姿を見て、『私もストレス解消のためやってみるか!』と思い立った。

学生の頃はテニスをしていた。年月は経ってしまったが同じような大きさの球だし大丈夫と軽く考えた。

一番低速のコーナーを選んで入った。

1球目・・・空振り。
「あれ?おかしいな」

2級目・・・空振り。
「むむむ。かすりもしないぞ」

3級目・・・空振り。
「・・・」

後ろから長男の声がする。

「お母さんお金もったいない。いつも俺たちに後ろから叱ってる癖に自分は全然当たらへんやん」

ごもっとも・・・。

その後も降り続けたが、結局3球しか当たらなかった。

『もう子供に偉そうには言うまい』と心に誓う。

次男だけが私を慰めてくれた。

「お母さんがんばったな。ちょっとだけ当たったな。」と。

そう言えば、次男は最初から最後までバックネットにしがみつき、「お母さん!がんばれー!」と声をかけてくれていた。

母の面目は潰れたが、次男が優しかったのでちょっと嬉しかった。

そう言えば、最初後ろで一緒に見ていた夫と長男は、終わった頃には近くに居なかったような・・・。

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次男の悩み

赤ちゃんをお風呂に入れると大抵次男も一緒に入ってくる。

そして、せっせと妹の世話をする。

体が冷えないようにタオルをかぶせたり、体を洗ったり頭を洗ったり・・・。

一通り洗い終わって3人で湯船に入っていると次男が「お母さん、僕悩んでる」と言った。

「どうしたん?」と聞くと「僕、全然料理できひんから」と言った。

「何で、急に料理なん?」と聞くと「僕も結婚して赤ちゃんできたら、お嫁さんは赤ちゃんのお世話で大変でしょ。だから僕がお料理しないといけないと思うんやけど、目玉焼きしかできひんから・・・」と言った。

「そうか。それは困ったなあ。じゃあ、結婚するまでにお母さんがいろんなお料理教えてあげるから」と言うと次男は「友達と遊んだり、ゲームしたりもしたいから毎日は無理ね」と言った。

毎日一緒に居て、赤ちゃんのお世話の大変さを実感しているようだ。

何だか、お風呂に入って心まで温まった会話だった。

有り難い夕飯

昨夜の夕飯は、鮭のフライ・南瓜の煮つけ・もちむぎ麺・柿・・・だった。

この鮭のフライは斜め向かいのお家からいただいた。
ご主人が釣って来たらしい。鮭丸ごと一匹もらった。
我が家には出刃包丁がなく、普通の包丁でさばいた。
これが、結構大変な作業で、硬い骨を切るのに体重をかけて刃こぼれを気にしながら頑張った。
頭をとって鰭をとって3枚におろす。
半分は塩焼き用に、半分はフライ用にし、頭は縦半分に切って中骨と共に塩焼きしてフレークにした。
買った物とは違い、かなりのボリュームでおいしかった。

南瓜は昨日親戚のおじさんが持ってきてくれた物だ。
柿は一昨日隣のおばさんからいただいた。
もちむぎ麺は主人の母から送られてきた物。

よく考えれば、全部頂き物だ。

『何と言う有り難い事だろう・・・』
しみじみと感じる。
そして子供たちに「今日の夕飯は全部貰った物だよ。感謝して食べてね。」と言った。

北海道へ来て、たくさんの人に支えられて居る事を改めて感じた夕飯だった。

離乳食

赤ん坊の離乳食が始まった。
恐る恐る重湯を一口やってみた。
顔をしかめて、べろ〜っと吐き出してしまった。
もう一度、口の中へ入れてみる。
今度はぺチャぺチャと味わっていた。
あまりおいしくなさそうだ。

次の日はジャガイモ粥にしてみた。
「ん?これはいけるかも」みたいな顔をした。
結構食べた。

嬉しくなったので、その次の日はサツマイモ粥にした。
またまたよく食べた。
更に私の持つスプーンをガシッと握って取り上げ、スプーンをガジガジかじっていた。
味がしなくなったら放り投げた。
よく食べるからと調子に乗ってやったら翌日下痢してしまった。
・・・むずかしい。

でも、すっごく面白い。

マラソン大会

滋賀の方では、学校の秋の行事と言えば『運動会』だが、こちらでは『マラソン大会』だ。
運動会は6月にあるからだ。

先日、息子達のマラソン大会があった。
日にちは別だ。
先にあったのは次男。
「僕、もしかしたら1位になれるかもしれん。練習で2位やったし!」と目をキラキラ輝かせ、大きな目標を持ってレースに臨んだ。
2年生なので学校の周りをグルリと一周だ。
もちろん、私はベビーカーを押して応援に行った。
「よーい!どん!」「がんばれぇぇぇ!!」チアガール並に黄色い声援を送る。
6位で校門から出た。
間もなく見えなくなり、帰ってきた時には3位争いのデットヒートを繰り広げていた。
本人は必死だが、応援するこちらも目のめりになる。
「あっ!!」
次男は転んでしまった・・・・。
でも、すぐに起き上がり再びダッシュした。

4位。よくやったなあと感激する。
その晩、家族みんなで褒めちぎってやった。
嬉しそうな次男を見て安心した。


お次は長男。
「僕、去年15位やったし、今年は14位を目指すわ」
とショボい目標を持って学校へ行った。

再び、ベビーカーを押して応援だ!
長男は4年生なので近くの大きな公園の中を一周だ。

長男は11位で帰ってきた。
去年はダラダラを後ろを振り返りながら帰ってきたのに、今年はしっかり前を見て真剣に走っていた。
おー。成長したなあ・・・
「目標突破おめでとう!」
得意げに順意表を見せに来た長男に声をかける。

今年のマラソン大会は、なかなか見ごたえがありおもしろかった。
来年も楽しみだ。

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