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フランクとサン=サーンスの投票に多くのコメントをいただき、心より感謝しております。 昨日は、フランク交響曲の記事を再掲載いたしましたが、今日は今年の2月に掲載いたしましたサン=サーンス交響曲第3番のレヴューを一部改編してアップいたします。 昨日は、シャルル・カミーユ・サン=サーンス(1835ー1921)の《交響曲第3番「オルガン付き」》をシャルル・デュトワ/モントリオール交響楽団(1982年LONDON)の演奏で鑑賞しました。 学生時代は、ジョルジュ・プレートル/パリ音楽院管弦楽団のLP(セラフィム)がお気に入りで、この曲を友人達といっしょに良く聴きましたが、最近はあまり聴いていませんでした。 先日、来週に楽友のKarl君がパリに出張することをお聞きして、フランクやビゼーに続いてフランスものを聴いてみようと思った次第です。 多くの交響曲がそうですが、この曲も「不安から確信へ」「苦悩から歓喜へ」というテーマが中心となっているように思います。 混沌とした雰囲気の管弦楽の主題に始まり、徐々に希望の光が見える主題へと変化して、終にはオルガンの奏でる壮麗で確信に満ちた主題ににより完結する、という流れの曲想であると思います。 この曲の雰囲気を色に例えると、全体の色調はブルー系で濃淡があり、オルガンを中心とした部分は雲間からさす光のような黄金色であると感じます。 デュトワ盤の演奏は大方の評価どおりに、この曲の特徴を存分に表現した名演であり、デジタル録音の演奏ではベストであると思います。 この曲に限らず、フランスものを初めて聴こうと言う時にデュトワ盤を選べば、間違いなくその曲のエスプリを楽しむことができると言えます。 |

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